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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第三章 豊穣と銀月は輝く
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第三章ー➁

はい、今回は生徒会の面々が黎芭さんへの自己紹介です。

ティータイムをして30分が過ぎたころ・・・

「やっとまとめ作業が終わったよ~ メティス~なんか食べ物ない~?」

と目をこすりながら、黎芭さんが裏の部屋から出てきた。


「黎芭!?おぬし、なんという恰好をしているのじゃ!!」

メティスさんの声に反応して、目を向けると・・・


「う、う~んどうしたのメティス? この格好何かおかしい?」

そこには、上はワイシャツ一枚を羽織っただけであり、下はズボンをはいていなかった。


「れ、黎芭、早く服を着よぉ!!!!」

メティスさんの怒号がお店の中に響いた。

ちなみに、僕や蒼架会長、康矢先輩の名誉のために言っておくと、その時の黎芭さんの恰好はじっくりとは見ていなかった。一瞬だけ見たけど・・・・////


♢♢♢♢♢

黎芭さんが身だしなみを整えてきて、ようやく話が出来る状態になった。

「いやぁ、ごめんね。昨日蓮ちゃんからうちに来ることは聞いてはいたんだけど、まさか情報のまとめがここまで時間がかかるなんてね~」

「全くじゃ・・・この時間に来るから、早く終わらせるために妾も手伝うといったのに・・・」

「その節は、ほんとにごめんね? でも、しっかりとした資料が出来たよ!!」


その話に、詩菜先生が加わる。

「黎芭、すまないがそろそろ私たちも話に入っても構わないか?」


「いいけど・・・ 約一ヶ月ぶりだね?詩菜ちゃん!」


「ああ、そうだな。それで、本題なんだが・・・」


「うん、そうだね。とりあえず翠波君と蓮ちゃん、詩菜ちゃんは私の方に来てもらうとして・・・ そこの四人が今回『執行者』に関わろうとしている四人だね?」


「ああ、そうだ。四人とも生徒会でな、実力は私が認める」

先生が認めている四人が生徒会って、過剰戦力なんじゃ・・・


「ふ~ん、そうなんだぁ。詩菜ちゃんが認めているなら・・・・ 一応自己紹介してくれるかな?」

黎芭さんの目が鋭くなった・・・ 本気で「見定め」るつもりだ・・・・


「では、まずは私から。雲明 彩です。彼らのひとつ上で生徒会副会長をしています。契天者で契約天使は・・・」

そこまで言って、手を床にかざす。床にケルビムの召喚陣が顕れ、そこからケルビムが顕れる。

「ケルビムと申します、以後お見知りおきを・・・」

そう言って、頭を下げる。


「次はあたしだな。飛鳥 真央だ。彩とは同い年で、生徒会書記をしている。同じく契天者で契約天使は・・・」

真央先輩も同じように手をかざす。床にアザゼルの召喚陣が顕れ、アザゼルが顕れる。

「アザゼルだ、よろしく頼むぜ!!」

軽い調子で手を挙げる。


「へぇ、堕天使と契約している子がいるなんて面白いね・・・ しかも、トップクラスのアザゼルとなんて・・・」

「じゃな、めったにおらんからの堕天使と契約している者なんて。それに、アザゼルじゃ中々こちらにとって利になりそうとは思わんか・・・?」

「だね・・・ けど、あとその前のケルビムと契約している子も中々いいね・・・」

黎芭さんは人を見定めるときは、一切感情がなくなり、ただ『執行者』にとって利になることを第一として見定める。初めてこの状態を見たときは、物凄く驚いた。


(やっぱり、この状態になったね・・)こそっ

(だね。まぁ、当然と言えば当然だけど・・・)


「次は自分だな。岡林 康矢だ。自分も彼女たちと同級生で、生徒会会計をしている。自分は魔使者で契約悪魔は・・・」

最初の二人と同じように手をかざすと、床に狼の顔に周りに炎と二本の槍が交差している紋章の召喚陣が顕れる。そこから・・・

「マ・・マルコシアスです・・・ よ、よろしく」

人見知りだからか、先輩の背後に素早く隠れて、挨拶をする。


「マルコシアスか、中々いい悪魔と契約しているようだね彼」

「じゃな、彼奴は中々良い悪魔じゃそ。契約には必ず従うとされている、それに契約者がよいのかここまでしっかりと悪魔が人型になっておる者は中々いないぞ」


「最後は、俺だな。紗久羅 蒼架だ。他の三人と同級生で、生徒会長をしている。俺は神約者だ。契約神は・・・」

会長も、手をかざし召喚詠唱を唱える。

『天閉ざせし岩戸開きし時 地上を照らせし晄が降臨する』天照!!

「汝が天照じゃ、よろしく頼むぞ・・・」

天照さんが召喚された。


「まさか、日本神話の主神と契約している神約者がいるなんてね・・・ 翠波君が双神約者ということを除いたら、戦力としてはこの中でピカイチね・・・」

「うむ、しかし戦闘経験はたぶん翠波のが多いじゃろうな・・・」

「でも、多分模擬戦や学園内での戦闘での戦闘はあるだろうから・・・」

「そうじゃったな・・・」


♢♢♢♢♢

生徒会四人の自己紹介が終わり、黎芭さんとメティスさんの「見定め」も終了した。

「四人とも、自己紹介ありがとうね~」


「それで、どうだ黎芭?彼らは、『執行者』の協力者として」

詩菜先生が、黎芭さんに問う。


「うん、いいんじゃないかな。合格、申し分ないよ」

「特に、後方支援が増えたのは大きいね」

そう、今まで後方支援がアルテミスのみだったのだ。それが、この四人の加入によってアルテミスにかかる負担が減った。これは、喜ばしいことである。


「俺らは、あんたたちのお眼鏡にかなったってことでいいのかね?」

蒼架会長が黎芭さんに聞く。


「うん、そうだよ。改めて、ようこそ古具屋『HEAVEN』そして『執行者』の本部へ!!」

そう、黎芭さんは笑顔で答えた。

はい、どうも作者です。いやーまさか黎芭さんへの顔合わせだけで終わるとは・・・

そして、黎芭さんの新しい一面。実は、黎芭さん『執行者』関連の時はほぼ感情を消して人を「見定め」ています。まぁ、ある意味裏仕事に近いことをやっていますので仕方ないと言えば仕方ないですね・・・

【最初にあれを見たときは、本当に同一人物?って思ったからねー】」(*´Д`)

でしょっ? 実はそういう時は作者が大好きなんですよ。

【あんたの趣味ですか!!】

でも、わかるでしょ!? 普段ポヤポヤしている人があるシチュエーションでキリッってなるの!!

【いや、そんなん聞いてないわよ!!!】(╯°□°)╯︵ ┻━┻

へぶぅ!!!

【ふぅ~ あっ、作者が埋まったのでここまでで~す。ではまた次回!!】( ´Д`)ノ~バイバイ

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