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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第二章 学園でのディスカッション
30/202

第二章ー⑬

今回は、前回の最後に出た男の視点をお送りします。


時は少し戻って・・・昼休みに入り、翠波たちが屋上へ向かっている頃、生徒会室では、三人の男女が話していた。

「今から、天華翠波と草川蓮を生徒会に勧誘しに行ってくるわ」


「はい?何言っているんですか、会長?」

藍色の髪を白色のリボンでツインテールにした女性、生徒会副会長である雲明彩(うみょう あや)が問う。


「そろそろ、いい頃合いだと思ってな。ちょうど神約科に慣れてきたころだろう?だから今勧誘しようと思ってな・・・お前はどう思う?天照」

黒髪で頭頂部の髪が一本はねている会長と呼ばれた男、紗久羅蒼架(さくら そうか)は後ろにいる自信の契約神『天照』に聞く


(われ)はあなたの思うままに・・・ しいて言うなら、彼の者らを勧誘することは生徒会にとって良きことかと・・・ 彼らは強い、ゆえにその力を思うままに振るわせるのではなく学園の為、ひいては世界のために振るわせるべきであると汝は進言する」

『天照』と呼ばれた女性は、男の意見に賛成し、さらに勧誘するメリットを示した。


「ありがとうな、天照。今日家に帰ったら、一緒に床に就こうな?」

そう言いながら、男は天照の顎をクイッと持ち上げ、口づけをした。


「こ、これ蒼架急に接吻をする出ない。そういうことは、家に帰ってから・・・」

天照は、頬を赤らめながら口づけされたことに怒るが、まんざらでもないのかどこか嬉しそうだ。


「会長、そういうことは天照様もおっしゃったように家に帰ってからにしてください」ハァ

彩は見慣れたのか、ため息を吐いてうんざりしている。


「ははっ、悪かったよ。それで、勧誘しに行ってくるけど・・・いいよな?」

蒼架は、彩に確認する。


「構いませんよ、それに詩菜先生から許可ももらっていますので・・・ 他の役員からも了承は得ていますので・・・ 彼等の教室の場所は知っていますね?」

「ただし、勧誘は会長と天照様のお二人で行ってくださいね!!いいですか!?」


「わかってるよ・・・」

呆れたように蒼架が答える。彩が、何故声を荒げたかというと・・・ 蒼架の身長は低いのだ。故に一人でいると蒼架を知らない人は皆迷い込んだ小学生かと勘違いしてしまい、蒼架をめちゃくちゃいじったりする。すると、天照がどこからともなく顕現し、権能を使いそうになる。それを知っているから蒼架を一人にせず、天照が顕現し蒼架についていくのだ。(無論、それだけではないが・・・)


「それでは、行こうかの蒼架・・・」


「ああ、それじゃあ行ってくるわ。生徒会の留守を頼むわな、副会長。それに、『ケルビム』」パタン

そう彩に言って、生徒会室を出ていった。


「はぁ、相変わらずですねあの二人は。そうよね、ケルビム?」

蒼架が部屋を出ると同時に、彩は虚空に呼びかける。すると、煌めく金色をした長髪の女性が顕現する。その背中には、三対六枚の白翼がある。


「ええ、ほんとに相変わらずあの二人は仲がいいというか、見ているこっちの気も知らないで・・・」

ケルビムと呼ばれた天使は、やれやれと言ってように呆れた表情をしている。


「というかいつも思うのだけれど・・・ あの二人って何も知らない人が見ると、なんというか、その、事案よね・・・・?」

ケルビムが多分彩も思っていたであろうことを、彩に伝える。


「そうなのよねぇ・・・ 私たち生徒会や、会長の同級生は見慣れているから疑問に思わないんだけれど・・・ これから勧誘しに行く二人からしたら完全に天照様が犯罪者に見えるわよねぇ・・・」

彩も、同じことを思っていたのか二人してため息を吐く。どうやら、この二人は似た者契約者らしい。

♢♢♢♢♢

蒼架は、翠波たちが所属している教室の前にやってきた。

「この教室だよなにあの二人がいるんだよな?天照」

蒼架は天照に確認する。


「うむ、情報通りじゃぞ蒼架。では、早速中に入って、確認しようかの」

「だな、しつれいするぞー」ガラッ


「この教室に、天華翠波と草川蓮はいねぇかぁ?少し話があるんだが・・・」

蒼架が教室の入り口から、ドアを開け質問する。すると・・


「翠波と蓮ならいませんよ、二人は今屋上にいます。それより、あんたら二人は、一体どこの所属ですか?」

教室にいた一人の男ー彰が答えた。


「ああ、すまねぇ。俺は黄華学園生徒会会長紗久羅蒼架、こっちは契約神の天照だ」

蒼架が自分の所属を明かすと、彰は

「なるほど、会長でしたか・・・ あの二人に何か用ですか?」


「ああ、あの二人を生徒会に勧誘しようと思ってな・・・ そういえば、お前屋上にいるって言ってたよな?」


「ええ、まぁ・・・」


「屋上に行くぞ、天照」

「了承したぞ、蒼架」


「急に来て、すまねぇな。情報ありがとよ」ピシャン!

ドアを閉めて、二人は屋上に向かった。


屋上のドアの前に行くと、男女の話し声が聞こえてきた。

『この前・・・ が話してたけど・・・ 生徒会・・・ 注目・・・私・・・』


『こいつ・・・・ 言っているんだ?・・・顔をしない!! 私たち・・・・『依頼』・・・『執行者』・・・・』


『あっ!思い・・・怪しま・・・』


『そういうこと!!・・・ 詩菜先生・・・』

どうやら、何か話している様子だ。


「どうやら、何か秘密の会話をしているようだな。『執行者』『依頼』どういう意味だ?」


「それに、顧問である詩菜の名前も出て来たぞ・・・ これは確かめるしかないのぉ・・」


「天華翠波と草川蓮には何か隠していることがあるってことか・・・」


「じゃのう・・・ では、行くか?」


「ああ、今ならあいつらの秘密も知っちまったし、なんか訳ありっぽいしな・・」

ガチャ


「あんたらが、天華翠波と草川蓮だな?」



はい、どうも作者です。

今回から生徒会メンバーの二人とその契約神、契約天使が登場しました。正直、会長は強いです。いろんな意味で・・・

天照は、まぁ・・・絵面的にはその・・ケルビムも言っている通りすこ~し事案です・・・

まぁ、そんな話は置いといて、生徒会に勧誘された翠波たちその勧誘を受けるのか、受けないのかどうなるのでしょうか?まぁ、秘密聞かれちゃってますし・・・ねぇ

それでは、また次回(@^^)/~~~


|ω・`)ノ ヤァ ワルキューレ!? なんで、今回はいないと思ったのに!!

【残念でした、翠波様の出番がなくても私は、ここ(後書き)に存在するのだぁ!!】

うそぉ!? や、やばい・・・ さらば!( o=^•ェ•)o 

【にがさん!!】(╯▔皿▔)╯

それでは、皆さんまた次回ぃぃぃぃ~

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