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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第二章 学園でのディスカッション
29/202

第二章ー⑫

黎芭さんを問いただした日から一週間がたった。あれから、『機関』からの依頼や黎芭さんへの直接の依頼は来ない。

「最近平和だねぇ~ なんか面白いこと(事件)起きないかなぁ~?」

学園へ向かっている最中の電車内で、蓮がぼやいた。


「何物騒なことを言ってんの、蓮?」


「だって、最近まともに戦闘してないんだよ~ それに授業では戦闘訓練あるけれど、いつもいつも不完全燃焼だし・・・」


「だからって、そんなことをぼやかれても・・・」

そんなことを話していると・・・


「あれ、翠波さん、蓮さん?」

誰かが、後ろから声をかけてきた。


「この声は・・・ エイナさん?」

「えっ?エイナちゃん?」

後ろを向くと、エイナさんがいた。


「同じ電車だったんだ~ いつもこの時間なの?」


「はい、でもまさかお二人と同じ電車だったなんて・・・ 世間って狭いですね」


「うん、ほんとに狭いね~ ところで、聞きたいんだけれどエイナちゃんの相方・・・楓ちゃんだっけ?あの子とは一緒じゃないんだね?てっきり、相方だから元々知り合いで仲いいのかと思ったんだけど・・・」


「彼女の家は学園に近いんですよ。だから、私とは別で登校しています。それと、楓ちゃんは昔からの幼馴染です」


「へぇ~そうなんだ~ まぁ、私たちも似たようなものだけどね」


「へぇ~翠波さんたちも幼馴染なんですか?」


「まぁ、そんな感じかな・・ っと話している間に学園前の駅に着いたよ」


「もう着いたんだ、時間がたつのは早いね~」

そう言って、僕たちは電車を降りて、改札を抜けて学園へ向かった。

♢♢♢♢♢

「それじゃ、またお昼に~!」

エイナさんとは教室が違うので、学園の玄関で別れた。


「蓮、今日の昼ごはんの時屋上へ来れる?」

翠波は、教室に向かう途中の廊下で蓮に話しかける。


「うん、行けるけど・・・どうしたの?」


「『あの件』について話があるんだ・・まぁ、とは言っても現状確認だけど・・・」


「おっけー私もちょうどしたいと思ってたところだし・・」


「よぉー!お二人さん、なんだぁ?朝っぱらから内緒話かぁ?」

話がひと段落着いたところに、彰が話しかけてきた。


「おはよう、彰。相変わらず朝からテンション高いわね、それ、どうにかなんない?」

彰の、テンションの高さに慣れているとはいえ蓮は嫌そうにしている。


「そんなん言われてもな・・・」

そう言われた彰は、困ったような顔をしている。


「まぁ、そんなこと言わずに・・・ ほら、もう少しでホームルームの時間だ。さっさと教室に入らないと」

彰を睨んでいる蓮を、落ち着かせると同時に教室へ入るように促す。


「はいはい、わかったよ」

「わりぃな、翠波。助かったぜ」

蓮はしぶしぶ、彰は翠波に手を合わせて感謝を述べる。そのまま、三人は教室へ入り自分の席に座った。

♢♢♢♢♢

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

「ん~ 授業が終わったー」

蓮は、授業中寝ていたのか体を伸ばしている。


「蓮、また寝ていたんだね・・・」ハァ・・・

翠波は、ため息をついた。


「それで、翠波行くんでしょ?屋上に・・・」

蓮は、『あの話』について知りたいとでもいうように言ってきた。


「うん、行こうか・・・ ごめん彰、、今日僕と蓮は屋上で昼ごはん食べるよ」

彰には一言言っておく。


「あいよー もし翠波たちに客が来れば俺が対応しとくからな」

ほんと、頼りになる友人だ。


「わかった、ありがとう。蓮、行くよ」

そう言って、屋上へ向かった。


「それで、この前のバイトの時に聞いたけど、ばらした理由がまさかお酒に酔っていたからなんてねぇ~ 黎芭さんうっかりしすぎじゃない?」

屋上についてからの第一声がまさかの黎芭さんへの苦情とは・・・ 相変わらずはっきりと言うなぁ~


「『執行者』については、ほんとはうっかりじゃなく学園内での協力者が必要だから話したらしいけど、僕の『双神約者』についてはほんとにうっかりばらしたらしいよ。これ、メティスさん情報」

一応、補足説明はしておく。このままだと黎芭さんが悪者になりかねないので・・・

【ありがとう、翠波君・・・ 今度何か使える古具あげるね】

急に、脳内に黎芭さんの声が!?


「なるほど、しかも黎芭さんの親友であり、協力者の詩菜さんが私たち神約科の担任で生徒会の顧問・・・と。情報量多すぎない!?」

あ、蓮の頭がパンクした。


「しかも、この前彰が言っていたけれど生徒会の人が今年の神約科の生徒二人に注目している人がいるんでしょ!? それ、うぬぼれかもしれないけど多分私たちの事じゃん!!」


「えっ?なんで?」

何言っているんだろう、蓮は?


「こいつ何言ってるんだ?みたいな顔をしない!! よく考えて?ほとんどの同級生が戦闘したことないのよ。あっても軽い模擬戦程度。私たちみたいな『依頼』で本当の戦闘を知っているのとは全然動きが違うの!それを、私たちは思いっきり『執行者』の時と同じように戦闘してしまった!!これがどういう意味か分かる!?」


「あっ!思いっきり怪しまれる」

蓮の言いたいことがわかってきた。


「そういうこと!! だから、黎芭さんは詩菜先生に話したのかー!」

蓮が、頭を抱えながらうがぁー!!と叫んでいる。

(怪しまれているなら、仕方ないとしてこれからどうする? 『執行者』をばらすわけにはいかないし、かといってこのまま隠し続けようにもいつかはばれる。いったいどうしたら・・・)

そんなことを考えていると、急に屋上のドアの方から、男の声が聞こえた。


「あんたらが、天華翠波と草川蓮だな?」

そこには、黒髪の男性が紅白の和服を着た黒髪の女性と共に立っていた。


はい、どうも作者です。

いやぁ、前回の最後に新キャラを出すと言っていましたが出てきたの最後だけでしたね。( TДT)ゴメンヨー

出そうにも、一応変なところで出すわけにはいかないし、かといって主役を打ち消すわけにもいかないので、こんな登場となりました。

次回は、その新キャラ視点になります。

【フレイヤ様の出番は・・・?】(╬▔皿▔)╯

ワルキューレ!? 前回はいなかったのに・・・ 何その剣? 来るなぁぁぁ Ω\ζ°)チーン

【作者が、切られちゃったのでこの辺で】(@^^)/~~~バイバ―イ

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