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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第二章 学園でのディスカッション
26/202

第二章ー➈

投稿間隔が空いて、申し訳ない。何分リアルが色々ありまして・・・

ということで、前回の買い物の裏側です。どうぞ!!


「あっ、おかえりなさい義兄さん、ホルスも」


「ただいま、アリス。服が少し汚れているけれどどうしたの?」

そう、アリスの服がまるで喧嘩後の姿のように汚れているのだ。


「大したことではありませんよ、少しフレイヤさんにお仕置きをしただけです」

いや、そんないい笑顔で言われても・・・ しかも、その手に持っている弓矢は何!?

すると、翠波の目線に気付いたのか自分の持つ弓矢について説明する。


「この弓矢は、アルテミスさんにもらいました。私でも当てられる特製の弓矢です」

しかも、アルテミスさんの加護が付与されているんですよと自慢する。


(いやいやいや!!何!?その確実にフレイヤを射抜きますよっていう殺意は!?これ、僕らが買い物に行っている間に何があったの!?)


「お嬢少し聞きたいのですが、よろしいですか?」


「どうしたの、ホルス?」


「私たちが買い物に行っている間、一体何があったのですか?」

(ホルスさん、グッジョブ!!)

隣を見ると、ワルキューレさんも親指をグッと立てて、いい笑顔だ。


「そうですね、玄関で立ち話もなんですから義兄さんの部屋で話しますね。私とアルテミスさんも夜ご飯を食べていないので、義兄さん達が買ってきてくれたご飯を食べながらになりますが・・・」


「構わないよ、それじゃあアルテミスを呼んできてくれるかな? フレイヤも」


「わかりました。それと、フレイヤさんは今日夕ご飯抜きです」

♢♢♢♢♢

「翠波様、おかえりなさい。ホルスとワルキューレも」

アルテミスがアリスと一緒に来た。


「ただいま、アルテミス。早速なんだけど、一体僕たちが買い物に行った後に何があったの?」


「簡単に言いますと、鬼ごっこです。しかも家の中で権能有りの」


「「えっ?」」

これには、思わず口をポカーンと開けてしまった。隣にいるワルキューレさんも声を出さないが、僕とホルスさんと同じ顔をしている。


「何してるの!?普段家では権能使わないでねって言ってるよね!?」

そう、基本的に家では権能を使うことは許していない。神の権能のひとつひとつが強力だからだ。


「私が許可しました。フレイヤさんには、いいお灸をすえられると思って」


「アリス!?」


「それに、しっかり威力などはしっかり押さえましたよ」


「当たり前だろう!抑えてくれないと、家が吹き飛んでいたよ!」

帰ってきて、家がありませんでしたなんてことになってたら、落ち込むどころか一周回って笑っちゃうよ。


「それで、その鬼ごっこの内容を知りたいのですが・・・」


「ごめんね、ホルス。そうですね、時間的には義兄さん達が買い物に行ってすぐのこと」

♢♢♢♢♢

翠波たちが、買い物に行ってすぐ

「あの不埒者を反省させてください!!」


「お任せください、アリス様!」

アルテミスが、自らの眷属を喚び出す準備をする


「今のうちに、逃げるわよ!ワルキューレ護衛をお願いね?」

フレイヤは召喚していたワルキューレに護衛を頼もうとしたが、何故かその場にいない。


「ワルキューレ、ワルキューレ!?どこにいるの!?」

いくら呼んでも、ワルキューレはフレイヤのそばに来ない。


「あらあら、ワルキューレさんが護衛に来ませんねフレイヤさん?」

ギギギ・・・ フレイヤが恐る恐る後ろを向くと、そこには自らの眷属を召喚し終えたアルテミスといい笑顔をしたアリスが立っていた。


「ヒィッ!」


「さぁ、覚悟はいいですかフレイヤさん?」


「さ、三十六計逃げるに如かずよ!」

そう言って、フレイヤは今出せる最高速で逃げ出した。


「待ちなさい!逃がさないわよ、フレイヤ!」

しかし、アルテミスの足は動かなかった。


「いったい何が・・・?これは、アルテミスさん!」

そこには、床からアルテミスとアリスの足にツタが巻かれていた。

フレイヤが逃げ出すときに、床に種をまいていたのだ。それを権能である『豊穣の呼び声』によって強制的に成長させて足止めしたのだ。


「いつの間に・・・ コメット!」

銀狼の名を呼ぶと、アリスとアルテミス二人分のツタを爪で切り裂く。


「きっと、フレイヤはどこかに隠れて別のワルキューレを呼ぶでしょう。その前に、見つけ出しましょう」


「わかりました、アルテミスさん。ですが、どこに隠れたのか正直見当がつきませんよ・・・」


「そんな時こそ、私の眷属は輝くのです! それと、これを渡しておきますね」

そう言って、アリスに白銀色の弓矢を渡す。


「これは?」


「私の加護を込めた、アリス様専用の弓矢です。よっぽどのことがない限り壊れず、百発百中ですよ」


「そんなものを・・・いいんですか?」


「構いませんよ。それに、前に一度翠波様から相談されていたのです」


「そうなんですか、わかりました大事に使います」


「よかった、ではフレイヤを追いかけましょうか!」


「はい!」


一方フレイヤは・・

「なんで、ワルキューレは私の護衛をほっぽりだすのよ・・・ まぁいないのなら仕方ないわ、新しい()を呼ぶだけよ」

そう言うと、フレイヤは床に手をかざしワルキューレを新たに呼び出そうとする。すると、近くに白銀色の矢が突き刺さる。


「しまった、もう見つかったの!?翠波君の部屋に行けば、私の勝ちなのよ・・・」

フレイヤは、召喚を諦め翠波の部屋に向かおうとする。

バウバウ!!


「アルテミス、眷属まで召喚しているの!?相変わらず、あの銀狼の鼻は利くわね・・・」


「見つけましたよ、フレイヤ!」


「アルテミス、何でそんなところに!? それじゃあ、私に矢を撃ったのは誰なの!?」

そう、アルテミスがフレイヤを追ってきていたのだ。


「気づかないんですか?フレイヤ。もう一人この家にいるでしょう?」

アルテミスは、得意げに話す。


「まさか、アリスちゃん!?でも、その銀狼で私を見つけたとはいえ、家の中よ!?遮蔽物の多いこんなところで、正確に撃てるわけがない!!」


「まだ、わかりませんか?アリス様が撃ったのはただの矢でなく・・・」


「まさか・・・ あなたの加護が付与されているの!?」


「ええ、そうよ。しかも私の加護の矢にさらにあなたの使ったツタを括り付けたの。その意味が分かるわよね、フレイヤ?」


「そう、私もう逃げられないのね・・・」

フレイヤは、ガクッと膝をつきうなだれた。


「ええ、そうですよフレイヤさん」


「ア、アリスちゃん・・・」

フレイヤは、ガクガク震えている。


「それでは、お仕置きの時間です。さぁ、楽しんでくださいね?」


「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

家中にフレイヤの叫び声が響きわたった。

♢♢♢♢♢

時は戻って、現在

「・・・・ということです」

アリスが鬼ごっこの詳細を話し終えた。


「これは、また壮絶な・・・」


「それで、そのお嬢の弓矢はそういうことだったのですね」


「はい、これで少しは戦闘の役に立てますよ!」

フンスと身体の前で腕を組む。


「それで・・ ひとつ質問していいかな? いつ僕が目覚めて、買い物に行ったと気づいたんだ?」

そう、アリスは帰って来た時に普通に「おかえりなさい」と言った。僕が目覚めたことを知っているのはホルスさんと何故か一緒に来たワルキューレさんのみだ。


「実は、フレイヤさんのお仕置きの後にリビングに戻ったらワルキューレさんの置き手紙がありまして、それで知りました」

ワルキューレさんいつの間に!?


「なるほど、それで知ったんだね。心配かけて、ごめんね? アリス、アルテミス」


「いいえ、無事目覚めたのでよかったです。さぁ、夕飯を食べましょう?」


「そうだね、それじゃあ・・・」

「「「「いただきます」」」」


「そういえば、フレイヤは今どこにいるの?」


「家の敷地に義母さんが作った小屋があるじゃないですか? そこに閉じ込めています、一晩だけですが・・」



「ここ、物凄く暗いわーーー! 誰か助けてー!」

フレイヤは、小屋の中で罰を受けていた。

はい、どうも作者です。ワルキューレさん薄情ですよねぇ、自分の主見捨てるなんて

(;'∀')【アリス様のお仕置きを食らいたくないからではなく、多分あの二人に勝てないと思ったから撤退して翠波様の買い物についていっただけ。あと、面白そうなことが怒ると思ったから】

いや、それでも戦姫か!?

( ー`дー´)キリッ【戦姫でも勝てないものはある!】

いや、かっこよく言ってもなさけないからね!?

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