第二章-➁
どうも作者です。投稿感覚が空いてしまい申し訳ない、少し現実の方で忙しくなってしまい中々書けませんでした。(その中に、新キャラづくりも混じってるんですが・・・)
投稿感覚については、毎日ではなく、少し空いたりするときもありますが、よろしくお願いします。(*- -)(*_ _)ペコリ
食堂について、僕たちは空いている席がないかを探し始めた。
「やっぱり人多くない?」
「まぁ、ちょうど昼飯時だしなぁ。どうする?教室に帰って食べるか?」
「う~ん、それもいいけど・・・ でも、蓮と彰は弁当持ってきてないんだよね?」
「私絶対ヤダよ!?コンビニで昼食買えてないし、昼ごはん食べないと私もたないんだけど!?」
「うるせぇって、わかったから。なら、空いている席探すのを手伝えって」
「わかってるわよ!」
そうやって空いている席がないかを探していると・・・
「あったよ、彰、蓮!」
丁度空いている窓際の席を見つけた。
「ナイス!翠波」
「ナイスだよ、翠波!しかも、あの場所なら昼食食べた後、昼の授業まで少し眠れる」
ふたりとも、喜んでいるようだ。それに、蓮に関しては昼食食べた後寝る気満々だし・・・
「蓮、結局お前寝るのかよ・・・」
彰も呆れているようだ。それはそうだろう、午前中の授業一度も(ヘイムダルが寝そうになるところをちょくちょく止めていたとはいえ)寝ていなかった蓮が結局寝るのだから。
「いいじゃない、昼の昼食後くらい。それに、午後はまたそれぞれの科に分かれての授業なんでしょ?多分私たちは座学じゃなくて、自分の契約神の権能をどれだけ扱えるかの訓練だと思うけれど・・・そっちはどうなんだろうね」
蓮は蓮で、「我果敢せず」って感じだし・・・ってそんなことより
「言いあっている場合じゃないよ。早く席をとらないと、他の人たちに取られてしまうよ」
「はぁ~、わかったよ。こいつが寝ることが今に始まったことじゃねぇしな。いってもしゃあないか・・」
彰は呆れたようにつぶやく。
「ちょっと、それどういう意味なの!?」
それを聞いていた蓮が彰に突っかかる。
「そのまんまの意味だよ!察しろこのバトルジャンキーバカ娘!!」
どうやら、この口げんかは終わらなさそうだ・・・・
とりあえず、口げんかも一段落し昼食を食べ始める。
「へぇ~ここの学食初めて食べたけど、中々うめぇな」
「そうだねーそれに値段も懐に優しいし、量もそれなりにある」
ふたりは、それぞれ自分の選んだ学食を食べている。どうやら、わりと学食が気に入ったみたいだ。
「二人とも、学食美味しそうだね。次は、僕も学食にしようかなぁ・・・」
そう言うと、二人から物凄い視線を感じる。
「いや・・・お前がそれ言っちゃダメだろ・・なぁ?」
「そうだよ、流石にそれは弁当を作ってくれた人に失礼だよ。しかもその弁当作ったのアリスちゃんじゃないでしょ?」
ピクッ
「えっ?そうなのか?俺はてっきり義妹のアリスちゃんが作ったんだと思ったんだけど、違うのか翠波?」
やっぱり、蓮は気づくよね・・・
「そうだよ、今日僕の弁当作ってくれたのはアリスじゃないよ。実は、僕の契約神の片方が作ってくれたんだ」
「マジかよ!?」
「やっぱり・・そうだと思った」
彰は物凄く驚いており、蓮は「知ってた」と言わんばかりの反応をした。
「というか、何で蓮は分かったんだよ?やっぱり、同じ神約者だからか?」
「確かに、神約者は同じ神約者の力を感じやすいけれど違うよ」
「単純に、翠波の契約神が誰か知っているから」
彰は、僕が双神約者であることを知っているけれどフレイヤやアルテミスにはまだ会っていない。それに、誰がどこで何を聴いているかわからないから、濁して言うことにした。
「ふーん、そうなのか。そういや俺は、まだ翠波の契約神に会ったことがねぇから、また会わせてくれよ」
「機会があれば必ず。それより、ご飯を食べなくていいの、冷めちゃうよ?」
「そうだな、ついつい箸を止めちまったぜ」
♢♢♢♢♢
昼食を済ませた僕たちは、教室に戻ってきた。
「ということで、私は昼寝するから」
そう言って、机に突っ伏して寝てしまった。
「マジで寝たよ・・・てかあれでテストの点数俺と変わんないの納得できねぇ・・・ しかも一教科に関しては、俺より点数上だぞ・・・? マジで納得いかねぇ・・・」
それはそうだろう。彰は真面目に授業を受けて学年上位、それに対して蓮は授業をしっかり受けていないにも関わらず、学年上位に食い込んでいる。彰が納得いかないのもわかる。
「まぁ、僕が蓮にノートを見せてあげているって言うのもあると思うよ?」
そう、蓮はあまりノートをとらないので僕が代わりにノートを見せている。
「絶対それだろ・・マジで翠波のノート見やすいんだよなぁ」
「それよりも話変わるけど、神約科の授業って本当に座学少ねぇのか?初日はいきなり模擬戦だったみたいだしよぉ」
「う~ん、多分だけど座学もあるんじゃない?自分の契約している神がどのような神で、どんな権能を使い、どのように戦うのか知っておかないと」
「でもそれって、その神と契約した時に情報が入ってくるものじゃねぇのか?」
「情報としては入ってくるんだけど、それをどう使い、どう生かすかは契約者次第だろ?それに、契約した時点で制限があるとはいえ契約者自身もその神の権能を使えるんだから、知っておいて損はないでしょ?」
そう、契約者は契約したもの権能を制限ありで自分自身も使うことが出来る。例えば、アルテミスと契約しているなら、アルテミスの眷属を呼ぶ権能を使用すれば、一体だけ呼ぶことが可能だ。これはフレイヤの『戦姫召喚』も同じことで、フレイヤのように無数に呼ぶのではなく一体だけ呼ぶことが出来る。
「そういう魔使科は、座学ばっかりって午前中に話してたよね?実際どうなの?」
「そうだなぁ、マジで座学ばっかだし、しかも自分の悪魔についての書かれた本を読み込むことが最初の課題だとよ」
「読み込むってどこまで?」
「内容を、ある程度覚えられるまで」
「うわぁ・・・ すごいスパルタだね」
「まだ神約科みたいに、いきなり模擬戦じゃないだけましだぜ」
「それは、否定できないなぁ・・」
「どっちも前途多難だな」
「だねぇ・・・」
はぁ~ これからの授業に期待と不安を感じながら話していると・・・
「むにゃむにゃ、ちょっと待って!それ私が大事に育てた肉!!」
蓮の寝言が聞こえてきた。それは、教室中に響きわたり
「「「「プッ、アッハッハッハ!!!」」」」
教室にいた生徒は、近くの人と顔を見合わせ、爆笑した。
「まぁでもこうやって笑えるんだったら、期待のが大きいかな」
「そりゃそうだ。ようやく自分の力を存分に発揮できるんだから、期待のが大きいに決まってるだろ」
「だね、お互い頑張ろっか」
「だな」
今ので、少し不安が吹き飛んだみたいだ。彰も清々しい顔をしている。
「それは、そうとそろそろあいつ起こさなくていいのか?」
時計を指さしてから、蓮を指さす。
「あっ」




