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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第六章 風は凪いで 夜が迫る
106/203

第六章ー➁

最新話です。

最近PV数が増えてきて嬉しい限りです。自分自身のモチベーションにもつながります。

読者の方々、本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、よろしくお願いします!!

僕がある程度話して、アルテミスとヘイムダルさんが解説を入れながらこの前の依頼について話す。

生徒会の面々は、口をはさむことなく話を聞いていた。

僕らが話し終えて一息つくと、昼休み終了のチャイムが鳴った。

「すいません、会長・・ この後授業ですので、この後は放課後にでも・・・」

出ていこうとする僕たちを会長が引き留める。

「いんや、大丈夫だ。お前らの担任と神約科担当の詩菜先生には生徒会の仕事として授業を休んでもいいことにしてもらっている」

そんなこと出来るんだ・・・・

「というか、生徒会にそこまでの権限ってあるんだ?」

蓮が疑問に思ったらしい。それもそうだ、普通の学校じゃ生徒会の一存で役員の授業を休めることはないはずだ・・・

「ええ。とはいってもほとんど使われることの無かった権限ですし、後日簡単な補修はありますが・・・」

「ふ~んそうなんだ・・・ って補修あるの!?」

「当たり前だろ。まぁ、その話はあとだ。話をつづけろ」

「ええ、わかりました」

そう言って、僕らは座りなおし会長たちと話し合う。


「話をまとめると?学園(うち)の魔使者数名が何者かによって襲撃にあったから、調査してほしいと『機関』から『依頼』を受け、そのポイントに向かえば、謎の黒い天使、謎の人型の影、謎の設置型の古具から現れた魔獣と戦闘し退けたと・・・・」

「ええ、そうなりますね。しかもそれぞれが別々のポイントで戦闘を行いました」

副会長がいつの間に持ってきたのか、ホワイトボードに要点をまとめてくれている。

いや、本当にいつの間に持ってたのだろうか・・・ さっきまでなかったはずなのに・・・


「別々のポイントでだと?」

岡林先輩がそこに疑問を持ったのか、質問してくる。

「うん、そうだよ。何故かそれぞれ襲われた生徒は別々のポイントで襲撃を受けていたの、だからそれぞれが散開して戦闘を行ったって感じになるね。私とヘイムダル、アルテミスさんはそのすべてのポイントが見える高い場所に言って、観ていたよ」

その疑問に蓮が答える。

「別々のポイントで襲われた理由などは、わからないのか?」

「それは、流石にわからないね。私たち『執行者』も当時の状況を聞くことが出来てないし・・・」

「そうか・・・」


「次、質問いいか?」

飛鳥先輩からも質問がくる。

「何で今回狙われたのが、魔使者だけなんだ?他の契約者だって狙われる可能性はあっただろうに・・・」

「そこは僕や蓮、黎芭さん三人の憶測になりますけど・・・ いいですか?」

生徒会の全員がうなずいたので、話し始める。

「一つは、自分たちの力を試すにはちょうど良かった」

「どういう意味だ?」

飛鳥先輩が訝し気に聞いてくる。

「岡林先輩に聞きたいのですが、魔使者はよく夜中に外出したりしますか?」

「ああ、むしろ悪魔は夜型の方が多いからな。夜中に散歩したりしているぞ。それが何か問題か?」

「いえ、問題ではありませんが・・・ 多分その習性を狙ったんだと考えられます」

「そうか!!夜中に外出ということは、基本的に契約者とその契約悪魔のみ。そして夜中の事もありほとんど人はいない。そういうことだな?」

「ええ、先輩の言う通りです。周りに人がいないということは助けも呼べず、目撃者もいない。つまり自分たちの力を試す実験体にちょうどいいんです」

「うん?でもそれっておかしくねぇか?だったら何で契約悪魔を狙うんじゃなくて、契約者本人に攻撃するんだよ。普通は契約悪魔を倒した方が力を試せるだろうが」

蒼架会長が、この憶測に疑問を投げかけてくる。


「会長の疑問通り、僕らもその疑問が出てきたのでもう一つの憶測に至りました」

「標的は魔使者ではなく、また学園の生徒でもない。本来の標的は他にあると・・・」

そう、本来の標的は他にいる。これに関しては、僕ら三人の共通見解でもある。むしろこっちの方が確実に『敵』の本命の標的だと思っている。

「魔使者でもなく、学園の生徒でもないとすると・・・」

「もしかして!?」

その話を聞いて何かを考えていた彩副会長が気づいたのか、僕たちの方に視線を向けてくる。

「ええ、僕たち『執行者』そして、『無窮の戦書』その二つでしょう」


「標的がお前ら・・・だと?まだ後者はあり得るが、いやあり得ねぇが・・・ とりあえず前者の方だ。なぜ断言できる?」

全員が驚愕の表情になり、時間が止まったような錯覚を受けるが、いち早く会長が復帰し質問してくる。

「断言ではないですよ、あくまで憶測です。それと理由ですが、最近起きている暴走事件を全て解決しているのが僕たち『執行者』ということ、それに僕たちはそれ以外にも契約者関連の仕事などはこなしていますから確実と言っていいほどに目を付けられました」

「なるほど・・・ 確かに『表』ではあなたたちを聞きませんが、『裏』ではもしかしてあなたたち有名なのですか?」

副会長が聞いてくる。

「この憶測を考えたときに、黎芭さんに『裏』について調べてもらったんですが、どうやら僕らはそこそこ名が売れているみたいなんです。まぁ、『機関』の『依頼』を結構な数受けて解決していますから、仕方ないと言えば仕方ないんですが・・・」

「なるほどな、『依頼』の中身によるが『機関』という契約者にとってなじみのある『機関』からの『依頼』を解決し、さらに知られていないが草川が『機関』の解析文官に呼ばれ、共に調査をしている。確かに暴走や襲撃をおこなう『敵』にとっちゃお前らは邪魔ものだろうな・・・」

「ええ、ですからこちらの方が確実な理由かと・・・・」

そう。多分狙われるのは僕たち『執行者』だろう。特に今回の事件で僕たちの方に照準を定めてくるだろう・・・


「なるほどな・・・」

「どうします?会長・・・ 生徒会の方で何か対策を立てますか?」

「だな。魔使者にはなるべく夜中に出歩かないように生徒会から連絡を出すしかねぇか・・・」

「ですね・・・ ハァ・・・」

今の話を聞いて、会長と副会長が対策を立てる。

「まぁ、今回の『依頼』の内容は分かった。次だ、今回戦った奴らについて聞かせてほしい。お前らの協力者として俺たちは協力している。だからこれから戦うである敵の特徴を教えろ、いいな?」

「わかりました。まずは・・・」

そう言って会長たちに今回戦闘した敵について話し始めた。

はいどうも作者です。

最近暑いやら、寒いやら訳の分からない気温が続きますね。

マジでどっちかにしろよ感半端ないです。

というわけで本編ですが、まぁ生徒会の面々との話し合いですね。生徒会はそこそこ学園内で影響力がありますので、授業を休ませるのは普通にできます。特に今回は緊急案件ですから、仕方ないです。

そして明かされる『敵』の狙い。まぁ、『執行者』は狙われますよね。だって暴走契約者全部『執行者』によって戦闘不能にされていますから、原因からしたら邪魔ものですからね・・・

と言う訳で次回も話し合いが続きます。

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