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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第五章 暗き闇が蠢き 天空は狂う
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第五章ー⑱

今回から翠波の戦闘シーンになります。

この話で出てきた黒天使は(A)と(B)にしております。

まぁ、翠波がめんどくさいという理由でこうしたみたいですが・・・


場所は変わって、翠波の担当するポイントでは金属同士ぶつかり合う音が響いている。

「くッ・・そ・・・ いきなり攻撃を仕掛けてくるなんて!?」

いきなり攻撃を仕掛けてきた黒い天使の連撃を躱し、時には『トリシューラ・ニルヴァーナ』ではじきながら、反撃の糸口を探そうとしている。

チラッとドライの方に目をやってみると、ドライも黒い天使の連撃をいなしながら、反撃の糸口を探している。

(一度離脱して、何とか態勢を立て直さないと・・・ 不意打ちに近い状態で攻撃を受けたから・・・)

この状態からどうするか、考えていると・・・

目の前から、刃が迫ってきている。

「まずっ!?」

しゃがんで刃を躱すが、それを読んでいたのか蹴りを放ってきた。

ドッゴォ!!!

何とか腕をクロスさせて蹴りを防ぐが、蹴りの威力が高く防御の上から吹き飛ばされる。


翠波が吹き飛ばされたのを確認したドライが、翠波を助けに行こうともう一人の黒い天使の連撃を躱しながら吹き飛ばされたポイントまで飛ぼうと翼を広げるが、その隙をつかれて剣の連撃を受け、さらに蹴りをくらい翠波と同じ場所まで吹き飛ばされる。

それを確認した黒い天使たちは、この場から離れようとするが・・・

「焼き尽くせ!!『炎天烈火・紅』!!!」

翠波とドライが吹き飛ばされた場所から、赤い炎の刃が放たれ、彼らのいた地面に着弾し爆炎をあげる。

それと同時にドライが双刃剣の連結を解除し、飛翔して二刀流で襲い掛かる。

ガキィィン!!!!

ドライの剣を彼らの内の片方が受け止める。

「ドライ、下がって!!!『炎天烈火(えんてんれっか)赫陽(しゃくひ)』!!」

翠波がドライの後ろから飛び出し、『トリシューラ・ニルヴァーナ』に紅炎を纏わせ、それを複製。大量の炎の槍を作り出し、彼ら両方に向けて撃ちだす。

再び、彼らのいる場所が爆炎に包まれた。


♢♢♢♢♢

「とりあえず、態勢は何とか整えられたけど・・・ 傷大丈夫?」

ドライを見た感じ傷はないようだが・・・・

《流石に蹴りを受けた場所が痛みますね・・・・ ですが、機動力に関してはこちらが圧倒的に有利かと。それに、彼らにそこまでの力はないかと・・・》

「そうだね。僕も一撃受けたけれど、腕が少しジンジンするだけで折れた感じはないね」

そんなことを話しながら、警戒していると・・・・

バサァ!!

彼ら—黒い天使たちが翼を広げ、爆炎を吹き飛ばす。

「ピンピンしてるよねぇ・・・ ドライ、いける?」

その質問に答えるように、ドライは頷く。

「それじゃ・・ 行くよ!!!」

僕は『トリシューラ・ニルヴァーナ』を、ドライは双剣を構えて黒い天使たちに向かって駆けだした。


「せぇぇぇらぁぁぁあ!!!」

黒い天使の片割れ・・・(面倒くさいから黒天使(A)とでもしておく)を狙って『トリシューラ・ニルヴァーナ』を振るう。

それを剣で受け止め、はじくと同時にもう一人の黒い天使(黒天使(B))が銃弾を放ってくる。

(いつの間に、武器を変えた!?)

その銃弾を『トリシューラ・ニルヴァーナ』を手で回転させることで防ぎつつ後退する。と同時にドライが上空から両手の双剣を振り下ろす。

黒天使たちはそれを後ろに飛んで躱す。彼らのいた場所に双剣が振り下ろされ、地面にヒビが入る。

そして黒天使(B)がさっき後ろに飛んで躱したときに、上空に出ていたのか上空から銃弾を放ってくる。


「こっのお!!もう一度!!『炎天烈火・赫陽』!!!!」

もう一度炎を纏った『トリシューラ・ニルヴァーナ』を複製し、放たれた銃弾もろとも彼らを撃ち落とすために放つ。

ドゴオオオオオンンン!!!!!

銃弾と炎の槍がぶつかり合い、夜の空に赤い爆炎と轟音が発生する。

「ドライ、いま!!」

(この爆炎と轟音なら、こっちの状況は分からないはず!!なら・・・!!)

僕の意図をくみ取ったドライが、双剣の刀身に銀光を纏わせ翼を広げて、最大速度で爆炎の中へと、その先にいる敵に向かって飛翔する。

爆炎の中からドライが飛び出し、彼らの前へと現れる。

彼らは、まさか爆炎の中からドライが出てくるとは考えてはいなかったのだろう。反応が遅れ、確実にドライは不意を突く形になった。

《墜ちろ、どこまでも!!!『双銀華(シルヴァリィクロス)瞬鋭(ノーブル)』!!!》

両手の双剣が煌めき、黒天使たちに無数の斬撃を放つ。

それを防ぐことが出来ず黒天使たちは、翼を、全身に斬撃を受け地上へと落下していく。

彼らは地面に墜落しても意識を戻す気配はない。


僕は彼らが墜落した場所に、少しだけ近づく。

「どうやら、本当に気絶しているみたいだね・・・」

《お疲れ様です、翠波様》

ドライが降りてきて、僕に近づく。爆炎の中に突っ込んだうえに攻撃を放ったのだ、少しだけ服が黒くなっているのがわかる。

《このまま、捕縛して『HEAVEN』に戻り、『機関』に引き渡しますか?》

「多分それが一番いいだろうね。今回の『依頼』の原因の容疑者だしね・・・ それに打ち合ったからわかるけれど、この黒天使たちはどこかおかしい」

《ですね。まるで「ここにいるのにここにいない」どこか影のような存在だと感じました。けれども、存在感は普通の天使よりも少し上という感覚。ちぐはぐで気持ち悪いと感じました》

「お、おう・・ワルキューレの一人であるドライがそこまで言うなら、なおさら『機関』に引き渡さないとね。それじゃ・・・」

そう言って、黒天使たちを担ごうとするが・・・


ピクッ

《ッ!?翠波様下がって!!!》

ドライの叫び声を聞いて、とっさに離れると同時に、黒天使たちがいる場所から黒い光が放たれ、光の柱が立ち上る。

「いったい何が!?」

光から目を守りながら、彼らのいる場所に目を向けると・・・ そこには、二人だった黒天使が一人になり、機械の鎧を纏った黒天使が立っていた。


はいどうも作者です。今回『トリシューラ・ニルヴァーナ』の技が一つ増えております。

次の話でも、色々技が出ますんで、お楽しみに!!


《》←この書きかっこですが基本的に契約者が行う念話で使用されます。

基本的にワルキューレたちは念話で会話します。なので今回翠波との会話は、翠波は普通に口で話していますが、ワルキューレ・ドライは念話で話しております。


※最近ユニークPVが3000超えました!!皆さんありがとうございます!!これからも頑張って自分のペースで投稿しますので、よろしくお願いします!!


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