表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜【第一幕】  作者: みけ猫 ミイミ
第3章〜新たなる脅威…

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/247

52話〜ユリナ女王様になる

ユリナは聖なる力を使おうとするが。

そして何故か女王様プレイをしてしまい。

 場所は移り、ここはユリナ達がいる部屋。ユリナはエマと戦っていた。


 そして、聖なる力を使おうと思い左手を掲げたが、何も起きなかった。


「えっ?なんなのこれって……なんの反応もないんだけど」


「左手を上にあげて、何がしたいわけ?」


「ユリナ様。おかしい何故何も起きない」


「アリスティアさん。ん〜、どうしてなのかな?仕方ない!力が使えないなら、今使えるの使うしかないか」


 ユリナは急いで使えそうなスキルと武器を探し始めた。


 そして、ユリナはメニュー画面を開き探しているとある事に気づいた。


(これってどうなってるの?少しずつだけど、まるで私の本当のキャラからデータがそのまま送られてきてるみたいに……でも、今はこの事を考えてる余裕ないし、多分考えても頭が痛くなるだけだから、戦いに集中しよっと)


 そう思っているとエマが攻撃を仕掛けてきた。


 ユリナは慌てて避け1番使い慣れている鞭を咄嗟に取り出しエマ目掛け攻撃をした。


 エマはその攻撃をかわし、炎を纏った数枚の魔法のカードをユリナ目掛け投げつけた。ユリナは魔法のカードをかわしながら鞭で弾き、すかさず鞭の連続攻撃を繰り出しエマを追い詰めた。


 エマは鞭の連続攻撃を避けながら、数本のダーツを取り出しユリナ目掛け放った。


 ユリナは自分に向かってくるその数本のダーツの動きを瞬時に見極め避けていたが、その内の1本だけ避けきれず右肩に刺さってしまった。


「い、痛!流石に思い通りとはいかないかぁ。仕方ない!ここで使うのはいやだけど、あのスキル使うか」


 ユリナは鞭を両手で持ち上にあげると、


 《鞭スキル 女王様の連続乱れ撃ち!!》


 鞭が薔薇の鞭に変化した。鞭をしならせながら、エマ目掛け斜めに交差させ連続で攻撃をしていき、エマはその攻撃を避けようとするが、鞭の動きが余りにも速く目で捉える事ができずマジシャンのスキル【マジカルサーチ】を使い動きを感知していたが、それでもかわすのがやっとだった。


「ちょっ、何なのよこの攻撃は!」


 エマがそう言うと、ユリナは得意気になってしまい、いつもの調子で攻撃をしながら、


「オホホホホホ!さあ、私を女王様とお呼び!!そして、私の下僕となりなさい!」


 ユリナがそう言っていると、何故かそこに違う部屋でシグマと戦っていたはずのハクリュウが入って来ていて、その光景をポカンとした表情で口を開け呆然とみていた。


 そして、ハクリュウは我に返り、


「ユリナ!?お前まさか……」


 そしてシグマもハクリュウを追ってここにきていた。


「ちょっ、ちょっと待て!なんだこの光景は?ププッ。こ、こりゃいい!エマが、エマが……おもしれぇ傑作だぜ。ワハハハハッ……」


 そう言いながらシグマは右手で壁をドンドンと叩き腹を抱え大笑いした。


「クッ!シグマ笑うなぁ〜。クソォッ!」


 ユリナは目の前にハクリュウがいる事に気づき我に返り慌てて攻撃をやめた。


「あ〜えぇとねぇ。これはね」


「ユリナ。まさかとは思うけど」


「あ〜だからね。これは……」


「なるほど。そっか、そういう事か」


「はい!何が?」


 ユリナはそう言われハクリュウが何を言いたいか分からず聞き返した。


「いやな。その鞭スキル使うと誰でもそうなるのかと納得しただけなんだけど。ユリナお前は、もうその鞭スキル使うなよな」


 そう言うとユリナはホッとしたが、ハクリュウのあまりの鈍さに呆れた。


(はぁ、ここまでお兄ちゃんが、鈍いとは思わなかったよ。まぁ、そのおかげで気づかれずに済んだけどね)


 そう思っているとエマとシグマがいきなり攻撃を仕掛けてきた。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ