表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜【第一幕】  作者: みけ猫 ミイミ
第3章〜新たなる脅威…

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

54/247

47話〜3人の配下の者達

オルドパルスはライロスに警備を強化と各配置につき勇者達の足止めをするように指示を出した。ライロスはシグマとエマにその事を伝えにいき。

 オルドパルスはユウの部屋に行くと、ユウと儀式の事の確認と打ち合わせをし、その後自分の部屋に戻って来ていた。


 そしてオルドパルスの部屋にオレンジ色の髪の男が入ってきた。


 この男はライロス・エッジといい、オルドパルスの配下でありながらもったいないくらいのルックス。


 いつもクールかつ物事を冷静に判断し行動に移す。自分のペースを乱されるのを最も嫌い、いつも自分とは正反対の性格の仲間の行動に対し苛立ちを覚えている。そして、オルドパルスの命令に忠実に動く最も優秀な配下である。


 ライロスは片方の膝をつくと、


「オルドパルス様。お呼びですか?」


「ライロス。勇者達の動きはどうだ?」


「はい、すでに城内に侵入しているようです。それとカプリア様の行動が気になります」


「なるほど。では手を打たねばならないな」


「では、今以上に、警備を強化しシグマとエマにも各配置につくよう通達したいと思います」


「うむ。今は、それがベストだろう」


「それでは、失礼します」


 ライロスはオルドパルスに一礼をし、その場を離れた。


 そしてオルドパルスは、それを確認すると儀式が始まる時間までの間少し対策を練り直す事にした。



 ここはライロス達が待機している部屋の中。そこにはシグマ・ラクスとエマ・リアスがライロスが来るのを待っていた。



 シグマは、オルドパルスの配下の1人でライロスとエマとチームを組み行動している。ただ、ライロスは自分とは正反対の性格のシグマの行動に対し苛立ちを募らせている。


 真紅の髪に前髪を数本垂らし髪が乱れるのを嫌い前髪も全部後ろで軽く束ねている。



 そして、エマもまたライロスの頭を悩ませる仲間の1人。女性なのだが、現在男より男らしいある女性に恋をしている。


 宝石のように透き通り光るライトグリーンの髪を、ひらひらと蝶が羽ばたくように揺れるリボンでツインテールを束ねている。



 すると、しばらくしてライロスは戻って来た。


「シグマ、エマ。いよいよ、仕事だ」


「やっと、勇者とやりあえるってわけか」


「ねぇ。ここに来ているのは勇者だけじゃないのよね?」


「恐らくは、各国の上位クラスの連中も来てる可能性はある。それとだが、俺が確認した限りではアリスティアとシャナと何故かアキリシア様が、ここに来ている」


「マジか!アキリシア様がここにいる。どうにかこっちに引き込めないのか?」


「そういえば、お前はアキリシア様びいきだったな」


「ああ、あの飾りっ気がないところがなんとも言えない」


「あのね、シグマ。あれのどこがいいわけ?あ〜、でもここに、アリスティア様が来てるのね。だけど、敵同士だなんて」


「エマ。お前の方が変だろう!あいつの、どこがいいんだよ。それに、アリスティアは女だぞ!!」


「ふふ、それぐらい分かっているわ。でもね、アリスティア様は、その辺の男とは比べ物にならないくらいとても素敵な人ですわ」



 この時城内のどこかに隠れているアリスティアに、とてつもなく嫌な悪寒がはしった。


(な、なんなんだ!この妙な寒気は?違う意味で、凄く嫌な予感がするんだが)



 ライロスはオルドパルスの指示を2人に伝えた。そして、ライロス達3人はその場を離れ各自持ち場に向かったのだった。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

今回ちょっと苦労した…疲れた…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ