表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜【第一幕】  作者: みけ猫 ミイミ
第2章〜集う者たち

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

40/247

33話〜ユウの疑問

大臣3人に囲まれてユウは。

 ここは名もなき城の中。ユウはオルドパルスに呼ばれ客室にいた。


 そこにはオルドパルスの他にゲランとカプリアも来ていた。


 そしてゲランがユウを見ながら、


「なるほど、あなた様が魔王様なのですね」


「ユウ様。あなた様が、どれ程に強いのか知りたいのだが、今は時ではないとオルドパルス殿が言うしのぉ」


「カプリア嬢。誠に申し訳ありませんが、これから儀式の準備をするにあたり色々とありまして」


「……やっぱり今いち理解出来ない。……何で魔王が必要なんだ?」


「はぁ、何度もユウ様にお話しましたが。この世界は前に召喚された勇者により3つの国に分けられたのです。それだけなら良かったのですが、今の法律に縛られ、これでは周りも皆おかしくなりかねない。いやもう既におかしくなってきている」


「……その法律って、今の王様じゃ変えられないのか?」


「変える事は可能なのですが、王が3人もいるとなると意見が割れてしまうのですよ」


「難しいとは思うけど……対処方は他にもあるんじゃないのか?……わざわざ、こんな事をしなくても?」


「オルドパルス殿。どうやら魔王となられるユウ様は、まだ自覚がないようじゃのぉ」


「これはどういう事なんだ?こんな事では、本当に上手くいくか疑問だな」


「まぁゲラン殿。落ち着いて下さい。ユウ様はまだ、こちらに来られて間もない。それに、まだ覚醒なされていないので、儀式が終わり覚醒し本来の力を手にすれば、徐々にお変わりになるはずです」


「……ん〜、覚醒するって事は……真の魔王になり、俺自身の考え方も何もかも変わるって事だよな」


「恐らくは、そうなると思います。そして水晶の予言によれば、明日が、その儀式を行うにあたり、最良の日であるとでております」


 オルドパルスがそう言うと、ユウは納得する事が出来なかったが、まだ様子を見る必要があると思いひとまず頷いた。そしてユウは、少し考えを纏めると言い自分の部屋に向かったのだった…。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ