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旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜【第一幕】  作者: みけ猫 ミイミ
第2章〜集う者たち

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32話〜いざ辺境の地へ{改}

ユリナとアキも加わり辺境の地へと荷馬車を走らせていた。

 ここは荷馬車の中。ハクリュウ達は、あれから宿屋でグロウディスを待った後、街を後にし辺境の地へと向かった。


 そしてディアナが御者として操り荷馬車を走らせていた。


「……なるほどな。シエルがハクリュウを召喚した後、扉を閉じなかった為、そこからハクリュウの妹のユリナが、ここに来てしまったというわけか」


「申し訳ありません。私の不注意でこんな事に……」


「ん?まあ、仕方ない。話によれば、シエルは召喚魔導師でも、さほど異世界の事について知らなかった」


 そう言いながらグロウディスは下を向き考え、


「んー、そうなると、予想外の事が起こりそうな気がするんだが?」


「何が起こるって?これ以上、何も起こってほしくない。まさか、妹まで巻き込む事になるなんて。でも、この場合どうなるんだ?」


「何がだ?」


「いや、ユリナはイレギュラーになるわけだよな?」


「ああ、確かにそうなる」


「本来の言い伝え通りなら、異世界の勇者はノエルとクロノアと俺で、異世界の魔王がユウさんだとして」


 一呼吸おき、


「もしオルドパルスが、その言い伝え通り動いているのであれば、ユリナは未知の存在となる」


「確かに、そうだね。この場合どうなるんだろう?ユリナちゃんは……」


 クロノアはユリナを心配そうに見ていた。


「ハクリュウが言うように、ユリナがここにいること自体イレギュラーなのだろう。前例がない以上なんとも言えん。このまま様子を見るしかないだろう」


「うん、そうだね。私も様子みる事にする」


 ユリナがそう言うとアキが眠そうに、


「ふぁ〜、僕は暇つぶしという事で、それに面白そうだしね!」


「そういえば、アキって何者なわけ?」


「クロノア。僕は、ただ旅をして歩いている幼気な、か弱い女です」


「……か弱い幼気な女って、どこがだよ〜!!」


「え〜、ハクリュウ。どこがって、僕自身、全部に決まってるでしょう?」


「はぁ〜、まぁいいや。それで、目的も何も持たず旅をしているって……やっぱり、か弱くないよな!」


 ハクリュウは呆れた顔になった。


「そういえば、アキって、どこの国の人なの?」


 クロノアがそう聞くと、


「あっ、えっと……まぁ、いいじゃない。僕がどこの誰だろうと」


 そう言い誤魔化した。


「まぁ言えない事は誰にでもある。それに、この状況だと、もしもの事を考えて人は多い方がいいのかもしれんな」


「そうそう、そういう事。それじゃ、改めてよろしくね!」


 そして皆もよろしくと言い、今から行く辺境の地の事を話し始め、荷馬車は辺境の地へと向かっていた。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)


『いよいよ、それらしくなってきたな!』…by,ハクリュウ


『それらしくなってきたじゃないわよ!私はねぇ。この後どうなっちゃうのかって、すごく不安なんだからね』…by,クロノア


『クロノア。……いや、お前なら大丈夫だ!』…by、ハクリュウ


『何で大丈夫なわけ?意味が分からないんだけど』…by,クロノア


『だってお前ってさ!猛獣……ハッ!!Σ(ll゜Д゜ノ)ノ』…by,ハクリュウ


『(^_^ꐦ)……ハクリュウ〜!!……キィー٩(๑•̀皿•́๑) ۶ーッ!……!?』…by,クロノア


『……ε=ε=┏(゜ロ゜;)┛クルナァ!』…by,ハクリュウ


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

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