表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜【第一幕】  作者: みけ猫 ミイミ
第2章〜集う者たち

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/247

21話〜いざ革命派のアジトへ{改}

ハクリュウ達は革命派のアジトまであと少しの所まで来ていた。

 その頃ハクリュウ達は、ブラックレギオンの国境を越えていた。


「それにしても。この辺はやたらと岩とかが多いんだな」


「こっちの連中は、何故か、こういう地質を好むらしい」


「なるほど……。そういえば、アジトまで後どの位で着くんだ?」


「そろそろ着く。森が見えて来たからな」


「こちらでも、異世界の者が召喚されているとしたら、この国にも召喚魔導師が居るという事ですよね?」


「あっ!?」


 グロウディスは何かを思い出したように、


「悪い悪い。すまん、すっかり忘れていた」


「どうしたんだ?」


「何を、忘れていたのでしょうか?」


「そういえば……こっちの仲間の1人に、ブラックレギオンで最も優秀な召喚魔導師がいてな」


 少し間をおき、


「そいつが国がおかしくなってきている事に気づき、幼馴染の王直属の魔法騎士団長と共に、異世界の者を召喚しに行っていたんだった」


 申し訳なさそうな面持ちでハクリュウとシエルを見ながら、


「その事をすっかり忘れていた。本当に申し訳ない!」


 そう言うとグロウディスは軽く頭を下げた。




 その後、色々と話をしている内に、3人を乗せた荷馬車はクロック村ちかくの森に着いた。


 ハクリュウ達は荷馬車から降りアジトまで話しながら歩いた。


 グロウディスは、ふうっと息を吐き、


「さてと、そろそろアジトに着く頃だな。近道をしてきたつもりだったが、思ったより少し時間がかかってしまった」


「そうなのですね。それにしても、まさかこんな森の奥に、アジトがあるなんて思いもよりませんでした」


(色々と、ここまで来る間に聞いた話をまとめてみたけど……。

 俺はどうも、この国の成り立ちとかが納得いかない。

 ……というか、前に異世界から来た奴が、何でこんな規則を決めたのか。

 みんな仲良くは悪くはないとは思う。だけど、これだと無理が出て来るはず。俺なら……)


 そう考えているとシエルが心配そうにハクリュウを覗き込み、


「ハクリュウ様。どうなされましたか?」


「あっ!大丈夫。何でもないよ、ちょっと考え事をしてただけだから」


「そうなのですね。もし何かお困りの事がありましたら言って下さいね」


「そうだな……何かあったら相談するよ」


 そしてハクリュウ達は話をしながらしばらく歩いているとアジトが見えてきた。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)


『段々この世界の事が分かってきたけど……まだ分からない事がありすぎて頭が痛くなってきた』…by,ハクリュウ


『ハクリュウ様!?頭が痛いのですか?それは大変です。すぐに治療しなくては』…by,シエル


『ハッ!シ、シエル……。あ、え〜と。魔法使って治療するほど酷くないから』…by,ハクリュウ


『そうなのですか?それなら良いのですが……。無理だけはなさらないでくださいね』…by,シエル


『ああ、分かった。……てか何で、分からなくて頭が痛いだけなのに、そんなに心配するんだ?』…by,ハクリュウ


『……そういえばそうですね。何故でしょうか?』…by,シエル


『……俺に聞かれても( ˘•_•˘ ).。oஇ……』…by,ハクリュウ


と、いう事で……∩^ω^∩


次話はノエルが登場するが、またここで急展開します。


では、次話をお楽しみにね(*^▽^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ