表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

159/247

113話〜現状把握と不安{☆}

ハウベルトとラシェルは魔神の水晶が置かれていた場所で待機しながら今の状況を見ていた。

 その頃ハウベルトとラシェルは、魔神の水晶が置かれていた祭壇付近で待機していた。


「いったい何が起きているというのでしょうか?」


「ラシェル様。ここから状況を見る限り、儀式が失敗し本当の敵が現れたという事でしょう」


 そう言いハウベルトは辺りを見渡すと、テリオスとアリスティアが敵に囲まれているのが見え、


(テリオス王子が……ん?あの敵はまさか!?ゲネスなのか?何でアイツがここにいる)


「ハウベルト。急にどうされたのですか?怒っているように見えますが」


 そう言われハウベルトはラシェルの方に視線を向けた。


「今テリオス王子とアリスティアが戦っている敵は知っているヤツなんですよ。それも数々の罪を犯した重罪人」


「ちょっと待て下さい。もしそうだとしたら、何故、他の国々に知らせが来ていないのでしょうか?」


 そう言われハウベルトは一瞬、言葉に詰まったが、


「それは……申し訳ない。この事は自国の問題ゆえに自分から話すわけには、ただ、王かテリオス王子の許しがあれば別ですが」


「そうなのですね。では後でこの事は話して頂きます」


 ラシェルがそう言いハウベルトは頷きテリオスの方を向くと、


「ラシェル様。テリオス王子にあそこを任せるわけにはいきません」


「テリオス王子の事が、心配という事ですね」


「いえ、その逆です。それに、ここでテリオス王子に暴れられると厄介ですので」


 そう言われラシェルは不思議に思いながら、ハウベルトを見た後テリオスの方へと視線を向けた。


「まさか!あの噂は本当なのですか?」


「はい。普段はあんな感じなのですが。元々、何事にも熱くなるタイプらしく……」


「それでは、テリオス王子のもとに、早く向かわなければなりませんね」


「そうですね。それで、ラシェル様をここに1人おいていくわけにもいきませんので」


 ハウベルトは、何処が安全に移動でき、ラシェルを避難させるのに最適な場所なのかを考えながら、周辺を見回すと、


「ラシェル様は、ハクリュウ様たちの後を追い、ノエル様のもとに向かって下さい」


「ハウベルト、分かりました。そうさせて頂きます」


 そう言うとラシェルはハクリュウ達の後を追い、ハウベルトはテリオスのもとへと向かった。


(間に合えばいいが……)

読んでくれてありがとございますヽ(^o^)


『それにしても何ヶ月ぶりでしょう?更新が連続するのは』…by,ラシェル


『本当ですね。さっき作者が呟いてたのですが、寝ながら書いていたらしいですよ。なんでも、続き思いついたから急いで書くって言ってました』…by,ハウベルト


『……(((;°▽°))』…by,作者


と、いう事で……∩^ω^∩


読んでくれてありがとございます(*^▽^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ