表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

107/247

番外‥⑭〜もう一つの疑問

リュウキは草壁の後ろにいる2人が気になり。

そして、リュウキは自分の事を話し始めた。

 リュウキは草壁の後ろにいる2人が気になり、


「草壁、後ろの2人は誰だ?」


「あっ、リュウキさん。ごめんなさい急にアバターが動かなくなって心配で、何かあったのかと思ってきちゃいました」


 そう言うと勇聖は光を見た後リュウキを見て頷いた。


「ん?って事は、お前達はコウキとユウって事か?」


「はい、そうです」


 光がそう言うと勇聖は頷いた。


「ん〜、どっちがどっちだ?てかお前、何で喋らない?」


 そう言うと勇聖を見た。


「……え、えっと………」


 そう言うと勇聖は目を逸らした。


「ん〜、見た感じだと喋らない方がコウキか?」


 そう言うと勇聖は違うとばかりに首を横に大きく何度も振った。


「あ〜えっと。俺がコウキです」


「じゃ、こいつがユウなのか?」


 そう言うと勇聖は大きく頷いた。


「なるほどな。シュウが言ってた事は嘘じゃなかったって事か」


 そう言うと勇聖はシュウが言ってた事が気になり、


「あ、えっと……そ、その……シュウは……な…何て……」


「ん〜そうだな……喋らないから何を考えているか分からないし、どうしていいか分からんて言ってたが」


 そう言われ勇聖は深く溜息をついた。


「立ち話もなんだし、3人とも中に入れ」


 そう言うとリュウキは中に入って行き、光達はその後を追った。


 そして、パソコンのある部屋に来ると、


「前より物が増えとんちゃうか?前に来た時は、こんなになかったと思うけどな」


「ん?ああ、色々欲しいのを買ってたら捨てるのも売るのも勿体なくてそのままなんだ」


「………な、なるほど」


「それはそうと、心配掛けてすまなかった。普段飲み慣れない苦手な酒を飲みながら、ゲームにログインしてたらいつの間にか寝ていたみたいだ」


「そうみたいですね。でも、酔って寝てただけで良かったです」


 光がそう言うと勇聖と草壁は頷いた。


「草壁。あの事は言ってないよな!」


「さあ、どうやろな。……なんてな。てか、言う訳ないやろ。俺はディオンと違って、口は堅い方なんや」


「そうだったな。確かに、そうじゃなければ、俺はお前に、あの事を頼まなかったしな。それで俺に聞きたい事があるんじゃないのか?」


 そう言うと勇聖と光と草壁は頷き、


「リュウキさん。この7日間何があったんですか?」


「7日間か……なるほどな。かなり時間経過に差があるみたいだな……」


「それはどういう事なんや?」


「…………?」


「これを話して、お前達が信じてくれるかどうかだがな……」


「ん〜、その話の前に……ここに来て、もう一つ気になる事が出来たんですが?」


「ん?気になる事ってなんだ?」


「あ〜えっと……単刀直入に聞きますが。リュウキさんてハーフなんですか?」


「ああ、なるほどな。この顔で、この口調だから違和感があるんだろうな。お前が言う通りハーフだ。因みにこの髪は染めてる。顔だちのせいか、どうも自分で黒髪が気になってな……」


「そうだったんですね。あっ、そうだった俺は、白城 光です」


「あっ、そうだな……俺は、白野 龍騎(しろの りゅうき)だ」


「…………え、えっと……」


「……ん?」


「あ〜そうそう……ユウさんは、灰麻 勇聖さんです」


「……なるほどな。さっきから見てたが、ユウは重度のコミュ障みたいだな。だが、シュウはそれを知ってるのか?」


 そう言うと勇聖は頷いた。


「そっか。だが、シュウは何故その事を知ってて、お前にそこまで冷たくするんだ?」


 そう言うと勇聖は下を向いてしまった。


「そうだな。まぁ今はこの話は後にして……さて、本題に入るとするか。お前達は、俺とシュウや他の奴らに何があったのか知りたいんだろう?」


 そう言われ草壁と勇聖と光は頷き、龍騎は何があったのかを話し出した。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

リュウキはハーフだった。

そしてこの7日間リュウキ達に何があったのか?

では、次話もよろしくお願いしますo(^o^)o

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ