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番外‥⑪〜決意

コウキはユウとクレイとリュウキの元に行く為に話し合っていた。

 コウキはギルドロビーでリュウキの事について聞いて歩いた。


 しかし、リュウキのリアに関しては誰も知らなかった。


(やっぱりリュウキさんの事は誰も知らないのかな?そういえばユウさんの方はどうだったんだろう)


 そう思っているとユウとクレイ・マルスがコウキの目の前に現れた。


「あっ、ユウさん。何か分かったんですか?それともしかして隣にいる方がさっき言ってた人ですか?」


「コウキ。ああ、俺のフレでクレイ・マルス。コイツはかなりの情報通だ。それとリュウキさんの住所知ってるらしい」


「クレイ・マルスや!よろしゅうな」


「コウキです。よろしくお願いします。ユウさんクレイさん連れてきたって事は、リュウキさんの所に今から行くんですか?」


「ああ、そのつもりだ。コウキはどうする?さっきクレイに聞いた話だと、何とか電車で行ける距離だから今から行くけど」


「どこなんですか?」


 そう言うとコウキに待ち合わせ場所を教えた。


 コウキは少し考えた後、


「ん〜思ってたよりも俺の家とその待ち合わせ場所は近いですね」


「そうなのか。どの位で行けそうだ?俺は、電車に乗ってそんなに掛からないで行けるが」


「俺は少し掛かりそうやなぁ。まぁ急いだら、もうちょい早よ着くと思うで」


「そうなんですね。そうだなぁ……ここなら、自転車で急げば早く着くと思うけど」


「そうか、そうなると行かないとな。……だが、はぁ、リアでコウキとクレイとリュウキさんに会うとなると……」


「ですね。ユウさん、無理なら俺とクレイさんとで行きますよ」


「そうだな。でもな……あ〜聞きたい事もあるし……人と会うのは苦手なんだよな。……ん〜コウキ。やっぱり俺も行く事にする」


「ユウ!お前そうやったんか?」


「クレイ。そういやお前には話してなかったな」


「なるほどねぇ。そうなると、かなり勇気がいるなぁ」


「ああ、そうだな。だけど、リュウキさんの所に行かないとな」


「はい。それで待ち合わせ場所はこの街の何処ですか?」


「待ち合わせは、駅前のコンビニでええやろ」


「この辺なら確かにそこが良いですね」


「その方がいいかもな。じゃ、何かあった時の為に、お互いDMで連絡取れるようにSNSのアカウントを交換しないか?」


 そう言うとユウとクレイはOKを出し、3人は互いにSNSのアカウントを交換した。


「急がんと早く着く電車に乗り遅れる。じゃまたな」


「あっ、俺もそろそろ行かないと。着替えてから行くので、少し遅れるかもしれません。じゃ、落ちますね」


「ああ、またな……」


 そう言うとコウキとクレイはログアウトした。


(はぁ、そうだった。着替えないとなぁ。やっぱ行くのやめればよかったかな)


 そう思いながらユウもログアウトしパソコンのスイッチを切った。


 そして、急いで着替えを探し着替えて荷物を持ち家を出た。


 その様子を叶恵は見ていた。


(ん?勇兄珍しいにゃ。今頃どこに行くのかにゃ。まぁいいか。それより秀兄大丈夫かにゃ?ずっと部屋にこもりっきりだけど)


 そう思いながら自分の部屋に入って行った。

読んでくれてありがとうございます(*^ω^*)

リアでコウキとユウとクレイ・マルスは会う事になるがどうなる。

では、次話もよろしくお願いしますヽ(^o^)

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