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ドラゴンソード ~殺戮の剣~  作者: 椎名 千尋
8/12

第八話

 翌日、朝のアラームで気持ちよく起きた、隣で寝ていた紅葉も裸だ。

 

「どうだった?」

「気持ちよく寝れたよ」

「でしょ、朝ご飯にしましょう」

 

 服を着てリビングに座った、雨は止んで晴れていた。

 

「今日は何をするの?」

「半グレを全部潰して綺麗な街にしたい」

「いいわね」

「昨日新井と田山に全部なくせと言ったが、残ってたら潰すぞ」

「わかったわ」

 

 第三の目で繁華街を見た、キャバクラなどの大半が閉店しました、と張り紙を出している、あの二人の影響か俺の起こした事件がきっかけかはわからないがいい傾向だ、そんな中まだ三つ程ミーティングしてるグループを見つけた、半グレかはわからないので声を聞いた。

 

「八神って言う奴のおかげでほとんどのライバル店が消えた、俺達はこっそり続けるぞ」

 

 他の二つのグループも同じ内容を話していた、懲りない奴らだ。

 

「紅葉、後三つだけだ今から潰しに行く」

「わかったわ」

 

 一軒目にゲートを抜けて入った。

 

「聞こえていたぞ」

「誰だ、てめぇ」

「八神だ」

 

 全員が怯えている。

 

「こっそり続けるそうだな」

「いや、あれは冗談です解散します」

「信用ならん、簡単に片付けてやろう」

 

 店に炎を放った、男が一人ナイフで刺してきたが龍王の鱗で体が強化され、ナイフが折れた。

 

「ナイフが通じるとでも思ってたのか?」

 

 拳銃で撃って来たがこれも弾き返した。

 

「噂通りの化物だ」

「殺そうとしたな? 連帯責任で全員殺す」

「俺達は手を出していない、助けてくれ」

「じゃあその男を殺せ」

「お前ら俺がリーダーなんだぞ」

「リーダー、あんたには悪いが俺達は死にたくないんだ」

 

 リンチが始まった、木刀数本でリーダーを殴り殺した。

 

「これで許してくれるんだろう?」

「あぁ、俺は手を出さないがこの炎から助かれば見逃してやる」

「そんな出口がないのにどうしろと……」

 

 メンバーの数人に炎が引火し、暴れたので全員に炎が移った、スプリンクラーが作動しているがこれは俺が消すまで消えない炎だ。

 

 全員が絶叫し転げ回っている、すぐに動かなくなった、炎を消し死んでいるのを確かめると二軒目に行った、同じ様な感じで焼き殺し三軒目も同様に焼き殺した。

 

「これで半グレ集団がいなくなった、騒ぎになる前に帰ろう」

「はい」

 

 マンションに戻ると豆乳をワンパック飲み干した、紅葉も水を飲んでいる、俺と同じく炎で喉が乾いたんだろう。

 

 電話が鳴った、新井の番号だ。

 

「新井か?」

「えぇそうです、本当に半グレ集団を全部潰しましたね」

「情報が早いな、俺も聞きたい事がある」

「何でしょう?」

「あの三つのグループの親玉はそれぞれどこのヤクザだ?」

「三つ共長田会と言うところの者達です」

「どこに本部がある?」

「長田区です」

「ありがとよ」

「潰すのですか?」

「あぁ俺の忠告を聞かなかったからな」

「わかりました」

 

 電話が切れた。

 

「まだやるの?」

「もう一軒だけだ、すぐに終わる」

「まぁいいわ行きましょう」

 

 ゲートを抜け長田会に入った、大きな日本家屋の家が本部らしい、広間に何十人か集まっているようだ。

 

「八神だ、俺の忠告を無視したな」

「おっ、俺達は止めたんだ、あいつらが勝手にやった事なんだ」

「言い訳はいらない」

 ドラゴンソードで男を真っ二つに斬った。

「どうした、拳銃などで抵抗しないのか?」

「あなたに拳銃が通用しないのはすでに知ってます、抵抗はしませんのでどうかお許し下さい」

 

 六十歳程の男が土下座した組長だろう、回りの数十人も土下座した、見飽きた光景だ。

 

「あいつらを管理してたのは誰だ」

 

 二人が手を上げたので達磨斬撃を食らわせた、二人が血しぶきをあげ転がったが誰も土下座を止めず震えている。

 

「これで許してやる、組長名前は?」

「池田です」

「表向きの仕事は何をしている?」

「不動産の管理会社です」

「そっちに力を入れろ、ヤクザは縮小しろ」

「わかりました」

「俺達は帰る、監視しておくからな」

 

 マンションに戻った。

 

「これで終わりだ」

「やっとね」

「あぁ平和な街になればいいな」

「そうね、またお昼食べ損なったわ」

「俺はコロッケでいい」

「私もコロッケにするわ」

 

 暫くするとゲートが開いた。

 

「誰だ」

「優斗さん、八神一族の八神健児です」

「入れ」

 

 カップルが入ってきた、紅葉が。

 

「桜花、どうしたの」

「紅葉久しぶり、今日は報告があるの」

「お前ら知り合いか?」

「えぇ、友達の桜花よ」

「優斗さん何度かお見かけしましたが、話すのは初めてですね、おうかです桜花と書きます、健児も挨拶して」

「優斗さん健児です、新しく兵庫担当になりました、噂は聞いてますもうヤクザを何組もやっつけたそうですね」

「あぁもうかなりやる事は少ないがな、それよりお前らも二十歳になって京都から出て来たって事だよな?」

「そうです、これから一族同士よろしくお願いします」

「同じ歳なんだ普通に話してくれ」

「龍王に認められ、ドラゴンソードを持ってる優斗さんには失礼です」

「気にするな、お前らはいつからこっちに来たんだ?」

「たった今です、今から住む場所を探すところです」

「この近辺が便利でいいぞ」

「そうですか、では不動産屋でこの近辺のマンションを探します」

「俺達も付いて行ってやろうか?」

「是非お願いします」

「紅葉、あの不動産屋に連れて行ってやろうじゃないか」

「そうね、行きましょう」

 

 ゲートを抜け不動産屋に行った、店長が俺を覚えてたみたいで飛んで来た。

 

「八神さんでしたね? どうされました?」

「俺が住んでる付近でこいつらがマンションを探している、いい物件を探してくれ」

「ありがとうございます」

 

 店長がパソコンで調べている。

 

「隣とその隣も空きがありますが、見に行きますか?」

「あぁ見せてくれ」

 

 店長の案内でマンションを見て回った、桜花が一軒目に見たマンションを気に入ったので、健児もそこでいいと言った、俺達の隣の億ションだ。

 

「健児、後は自分らで出来るだろう?」

「優斗さんありがとうございます」

「店長、こいつらも八神だよろしく頼むよ」

「はい、わかりました」

「健児、落ち着いたらうちに来い、引っ越し祝いをしようじゃないか」

「はいありがとうございます、連絡します」

「俺達は先に帰るよ」

 

 玄関を出てマンションに戻った。

 

「あなたも健児と仲良くなればいいわね」

「同じ一族だ、仲良くするさ」

 

 晩飯を食い終わると紅葉がイソラテを淹れてくれた、同時にテレパシーが飛んできた。

 

『優斗さん紅葉さん、健児です』

『どうした?』

『明日の夕方には落ち着きそうです』

『そうかじゃあ準備をしておくが、何でもいいか?』

『はい構いません』

『わかった、十八時に来てくれ』

『わかりました、では失礼します』

 

 テレパシーが終わった。

 

「何がいいかしら?」

「ピザとフライドチキンと神戸コロッケとデザートを用意してやろう」

「わかったわ」

 

 翌日、紅葉がピザとフライドチキンを時間指定で配達を頼むと二人でコロッケやデザートを買いに行った。

 

 夕方までのんびりとして健児と桜花が来るのを待った、十八時ピッタリに二人がやって来た、ピザとフライドチキンも配達されたばかりだ。

 

「俺の好みで勝手に決めたがいいか?」

「俺もこれが食べたかったんです」

 

 ジュースで乾杯し四人で食べた、健児と桜花も満足してくれた様だ、神戸コロッケやデザートも美味いと言いながら食べた。

 

「家具や家電は揃えたのか?」

「はい、朝から大忙しで買って来ました」

「そうか俺達と同じパターンだな」

「桜花が張り切ってましたので」

「お前らも指輪をしてるが結婚したのか?」

「はい、京都で式を挙げてからこっちに来たんです」

「そうか、俺達はこっちに来てからだ」

「知ってます、ところでドラゴンソードを見せてくれませんか?」

「いいぞ」

 

 ドラゴンソードを出して見せてやった。

 

「カッコいい、触ってもいいですか?」

「火傷するなよ」

 

 健児がドラゴンソードに触れた。

 

「熱い、やはり俺には触れませんね」

「認められたのは俺だけだからな」

 

 紅葉と談笑していた桜花もドラゴンソードを眺めている。

 

「桜花も触ってみるか?」

「いえ、いいです見れただけで十分です」

「そうか」

 

 ドラゴンソードをしまった。

 

「優斗さん、優斗さん達にやったら駄目な事はありますか?」

「部屋を勝手に千里眼で覗くのだけは止めてくれ」

「わかりました」

 

 俺の携帯が鳴った、新井からだ。

 

「新井、どうした?」

「八神さんの隣のマンションに引っ越して来た八神さんも一族の方ですか?」

「相変わらず情報が早いな、そうだ一族の者だ手を出すなよ」

「わかってます、確認したかっただけです」

「そうか」

「では失礼します」

 

 電話が切れた。

 

「ヤクザですか?」

「あぁ俺が潰した新井組の新井だ」

「殺さなくていいのですか?」

「今は輸入代理店をやっている、放っておいて大丈夫だ」

「わかりました」

 

 それから一時間程話をし、二人が礼を言って帰りますと言った。

 

「お前らは気に入った、いつでも遊びに来てくれ、俺達も暇してるからな」

「ありがとうございます、また来ます」

 

 ゲートを抜け帰って行った。

 

「楽しい時間だったな」

「私も楽しかったわ、健児はあなたを恐れてるらしいわ」

「何でだ?」

「ヤクザ達のやっつけ方が残忍だかららしいわよ」

「あれは仕方ない、恐れる必要はないと言っておいてくれ」

「わかったわ」

「しかし今日一日でかなり打ち解けたと思うんだが」

「そうね、健児の表情も緩んでいたわ」

「だったらいい、味方が増えた」

「黒龍の事は話したの?」

「あぁ助太刀してくれるそうだ」

「危険じゃない?」

「俺もそう言ったんだがな」

「まぁいいわ、眠くなってきたわ」

「俺もだ寝よう」

 

 先に寝室に入り浄化の術で身を清め、裸になりベッドに入った、紅葉も裸になってベッドに横になった、俺に腕を回しべったりくっつくと紅葉は眠った、俺も目を閉じるとすぐに眠った。

 

 朝何か気持ちよくて目が覚めた、紅葉が俺の上に乗り腰を振っていた、珍しい事ではなかったので好きにさせていた、二日に一度は襲われる、紅葉は一旦抜くと続けてアナルに入れた潮を何度も吹いている、俺は気持ち良くてすぐに果てた、紅葉も満足したようだ。

 

「あなた、おはよう」

「おはよう、良かったか?」

「えぇ満足したわ」

 

 服を着て寝室を出て食事をし、ネットを徘徊した。

 

 紅葉も洗い物が終わったのか飲み物を持って俺の隣に座った。

 

「今日の予定は?」

「何もない」

「暫くゆっくり出来そうね」

「忙しかった分暇に感じる」

「元の生活に戻っただけよ」

「そうだな、あいつら遊びに来ないかな?」

「あら、あなたも同じこと考えてたのね」

「まぁ引っ越して来たとこだし忙しいだろうから、何日か経ったら誘ってみよう」

「そうね」

「朝から激しいのをされたから眠い」

「だって毎朝大きくなってるんだもの」

「男は朝は毎日ああなる、生理現象だ」

「ふーん、まぁいいわおかげで楽しめるし」

 

 紅葉が太ももをパンパンと叩いて。

 

「はいどうぞ」

 

 俺は太ももに頭を乗せ仮眠を取った、暫く寝て起きると先日の様に紅葉も寝ていた、起こさないようにゆっくり上体を起こし、イソラテを飲んだ。

 

 夏真っ盛りだ外に出るのは億劫だ、スマホゲームをして遊んだ。

 

 紅葉がもたれかかって来たのでゲームを止めて寝やすいようにしてやった、しかしすぐに起きてしまった、大きく腕を上げ伸びをしている、俺は紅葉の脇を舐めた。

 

「あなた、脇フェチだったの?」

「男はみんな綺麗な脇は好きだ」

 

 俺は興奮していた。

 

「好きにしていいわよ、あなた脇だけで興奮したの?」

「あぁ興奮する、もういい満足した」

「あなたがノースリーブが好きなのがわかったわ」

「今頃わかったのか?」

「だって知らなかったんだもの、他の女のも見てるの?」

「いや、お前のしか興味ない」

「だったらいいわ、女にはわからないフェチね」

「そうだろうな」

「またお昼食べ損ねたわね」

「俺は家でゴロゴロしてる時はいらない」

「わかったわ、晩ご飯を多めにするわ」

「それでいい」

 

 それから読書をして時間を潰した、晩飯を食べるとイソラテを飲みながらまたのんびりした、二十時頃にテレパシーが飛んできた。

 

『優斗さん、暴走族に囲まれました』

『何人くらいだ』

『百人はいます、まだ増え続けてます』

『面白そうだ、手伝ってやろう』

『お願いします』

 

 テレパシーが終わった。

 

「紅葉、健児と桜花を助けに行くぞ」

「何かあったの? 行くわ」

 

 瞬間移動で健児の前に行った、健児と桜花が驚いている。

 

「マンションからここまで瞬間移動したのですか?」

「あぁどこにでも行ける」

「流石ですね」

 

 フルフェイスのヘルメットを被った男が。

 

「お前どこから出てきた? まぁいいそこの男と一緒にボコボコにしてやる」

「何がきっかけだ?」

「その男がうるさいと言ってバイクを一台潰したんだ、弁償するか女を渡すか選べ」

「俺達が八神と知って言ってるのか?」

 

 男が黙った、ヘルメットで顔が隠れているが怯えているのはわかった。

 

「新井さん達を潰したくらいでいい気になるなよ、こっちは二百人そっちは四人だ、見逃してやってもいいぜ」

 

 強がってるが明らかに怯えている。

 

「お前がリーダーか? お前が見逃しても俺が見逃さん」

「なっ、何をするつもりだ」

「こうするんだ」

 

 俺は大声で爆ぜろと叫んだ、全てのバイクが爆発した、乗っていた男達も吹き飛び地面に倒れたり、服に火が引火している。

 

「たった一言で……お前がやったのか?」

「そうだ、蟻を踏み潰すより簡単だ」

 

 俺はドラゴンソードを出し男のヘルメットを斬った、男は震えていた。

 

「こっ、これでおあいこにしてもらえませんか? こっちの方が被害が大きいですし」

「駄目だ、悪は斬る」

 

 何も知らないバイクから降りていて助かった男達が襲って来た。

 

 リーダーが叫んだ。

 

「お前ら止めろ、相手は八神さんだ」

 

 だが聞こえてないようだ。

 

「健児、一人残らず再起不能にしろ」

「はい」

 

 健児も刀を出した。

 

「三人共しゃがめ」

 

 三人がしゃがんだ。

 

 男達が手の届くとこまで来た。

 

「八神流奥義大炎斬」

 

 くるりと回りながらドラゴンソードを一回転させた、男達の体が真っ二つに斬れ炎に包まれた。

 

「健児残りを片付けろ」

「はい」

 

 健児が瞬間移動しながら稲妻斬りを放っている、さっきの爆発で倒れた者にも容赦しなかった。

 

「どうだリーダー俺達を舐めるからこうなるんだ、死んで詫びろ」

「許して下さい」

 

 リーダーが走って逃げようとしたので達磨斬撃を食らわし炎を付けた、全身が焼けて行く。

 

 バイクの炎上を消防車が消している、その後ろにはパトカーが何台も停まっている。

 

「健児姿を消せ、お前ら二人もだ」

「はい」

「健児こっちへ戻って来い」

「はい」

「バイクの炎上のおかげで警察にも一般人にも姿を見られず済んだ、このまま帰るぞ」

「はい」

 

 ゲートを抜け俺のマンションに戻った。

 

「健児なかなかやるじゃないか、もっと弱いのかと思ってたぞ」

「優斗さんには敵いません」

「二百人を相手にするのは初めてだ」

「俺もです、なので助けに来て貰いました」

「お前ら二人でも余裕だぞ」

「いやちょっと厳しいです」

「はははっ、まぁいい楽しめた」

「優斗さんは強いから余裕があるんですよ」

「あれがお前の全力だとしてもかなり強いから自信を持てよ」

「そうですね、桜花にもいつも自信が足りないと言われてます」

「桜花、健児は強いじゃないか、もっと自信を持たせてやってくれ」

「はい、ありがとうございます」

 

 紅葉が全員に飲み物を持って来た、全員一気に飲み干した、落ち着くと二人は礼をいい帰って行った。

 

「健児って以前のあなたみたいね」

「そうか?」

「えぇよく似てるわ、これで自信が付いたはずよ」

「だったらいいが」

「桜花からテレパシーが飛んできたわ、テレビを見てだって」

「見てみよう」

 

 俺達は普段テレビをほとんど見ないが、珍しく見てみた。

 

 暴走族関西神戸連合が全滅と出ている、バイクは一台残らず破壊され、全員の死亡が確認されたとアナウンサーが言っている、警察も何が起きたのかわからないと言ってるそうだ、そりゃ視界が開けた時には俺達はいなかったからなと思いニュースに飽きた、紅葉も飽きたみたいでテレビを消した。

 

 二人で風呂に入り、上がるとアイスを買いにコンビニに行った、コンビニの前で不良がたむろして騒いでいる、無視して店内に入りアイスとデザートを何個か買い店を出ると不良が紅葉に声を掛けてきた。

 

「お姉さん俺達と楽しい事しようぜ」

「ガキの物では満足出来ないわ」

「何だとこら」

「お前ら学生だろ帰ってママのおっぱいでも吸っておけ」

 

 男が胸ぐらを掴んで来たので一瞬だけ剣を出し腕を斬り落とした、監視カメラにも映ってないはずだ。

 

「うわぁ、俺の腕が」

「お前らこの八神に逆らうつもりか?」

「ばっ、化物だ、すいません」

 

 全員走って逃げた、追う事はしなかったただのガキだ、紅葉も気にしてなかった。

 

 帰ってアイスを半分ずつ分けて食べた。

 

「もう眠いわ」

「俺もだ、寝よう」

 

 お互い服を脱いでベッドに入った、今日は俺が紅葉に抱きついて寝た。

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