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魔界王女  作者: 水色奈月
★Chapter 1
4/29

Part 1-4 The flame which begins to smolder

230 East 21st Street Gramercy Manhattan,NYC 16:10


午後4:10 ニューヨーク市マンハッタン グラマシー区 西21番街230番地






「──ああ、わりィ。少佐、野暮用なんだ。代わりの警護をジェシカに任せたから、相手してやってくれェ。──いやァあ、そうじゃない。本当にヤボ(・・)な用なんだァ。ワインはまた次の警護の時に──」


 ゴトンと音がしてアン・プリストリは眼を強ばらせ窓の外から視線を外すとゆっくりと振り向き、見えてきたものに眉間にしわを刻んだまま右のまぶた痙攣けいれんさせた。


「!! こらァ! 触るな!」


 連れてきた子どもが丸椅子に立ち上がり手を伸ばしガンラックからSIG 553SBを引き下ろしていた。アンは慌てて駆け寄り右手で子どもから銃を取り上げるとセルラー(:米での携帯電話の俗称)を口に引き寄せ弁解した。


「わりィ! 少佐、手が放せねェから、またかけ直すゥ!」


 アンは早口の巻き舌でそう告げると通話終了のアイコンをタップし通話を切り、セルラーを握った手を腰に当て子どもを睨みつけた。


「部屋のもんにィ、触ンなァと言ったよなァ!」


「だってお姉ちゃん──ボクにその拳銃かしてよ」


 エステバンはそう言いながら、アンが取り上げた短機関銃にまた両手を伸ばした。


 アンはとっさにカービン銃を握った手を頭の上に振り上げ子どもから遠ざけた。


「こりゃァ、拳銃じゃねェ! 突撃銃だァ! お前みたいなガキがぶっ放したらァ、手めェの足を撃ち抜くわァ!」


 アンに言われ目の前の子どもは狭い丸椅子の上でまたガンラックに振り向くと別な火器に手を伸ばした。アンはとっさに短機関銃を片手でひっくり返しストック後部のバットプレートで子どもの後頭部を小突いた。


「だァ! 触るなァ!」


 頭を小突かれエステバンは首を縮めると半身振り返りアンに訴えた。


「だって、ママとエミリーを殺したあいつらを──」


 言いかけて丸椅子の上でバランスを崩しかかった子どもの襟首をアンは左手でつかみ上げた。彼女は片腕で子どもの顔が自分の前に来るように持ち上げるとしばらくにらみつけおもむろに口を開いた。


「おまえェ、それじゃァ警官を殺すんだァなァ!? 捕まって刑務所に入れられるんだからなァ。分かるか、坊主、ケイムショがァ? うちの真ん前は13分署なんだァ、三分で捕まるぞォ!」


 アンの顔の前で子どもがかぶり振った。


「悪い連中ばかりがァ、長い年月、放り込まれる場所だァ。おまえェみたいな坊主が入ると一日目で喰われちまうぞォ。骨までしゃぶりつくされるんだからなァ」


 エステバンの眼に動揺が滲み出したのでアンは子どもを床に下ろした。子どもが潤んだ眼で見上げてくるのでアンはたまらず眼を逸らしかかった。


「お姉ちゃんなら、ママとエミリーを殺したあいつらを倒せる?」


 眉間にしわを刻みアンは横様に子どもをにらみ下ろした。


「──厄介事はゴメンだぜェ」


「じゃあ、拳銃をかしてよ。ボク、自分であいつらを倒すから」


 アンはセルラーを額に押し当て天井を仰ぎ見ながらボヤいた。


「これだからァ、ガキは──」


 呟くなりアンは腰にカービン銃とセルラーを握った手を押し当て子どもを諭そうとした。


「いいかァ、銃を貸して坊主が誰かを殺したら、俺様も殺人幇助(ほうじょ)や共謀罪で刑務所に入れられるんだァ。分かるかァ? それに坊主、お前にゃあの大人らの一人にすら一発のブレットも撃ち込めねェよォ。銃を撃つのは難しいんだァ」


 一気に言い終えると目の前で瞳をうるませた子どもにかぶり振られアンは唇を歪ませた。彼女が腰を折り子どもに顔を近付けさらに口やかましく言いかけた時に呼び鈴のブザーが鳴りアンは顔を振り向けた。


「あァ? 誰だァ? 宗教の勧誘か?」


 アンはそうボヤき玄関へ行き掛かり半身子どもへ振り向いた。


「いいかァ! ぜってィにガンに触るんじゃねえぞォ。守れねェなら表に叩き出すからなァ!」


 エステバンが唇を真一文字に引き結んだのを見てアンがまた苦言を言いかけた時、しつこい様に呼び鈴が鳴らされ始めアンは苛つきながら玄関へ向かった。












 アンにワインボトルで殴り倒された第10分署の私服刑事三人のジミー・ガリクソンとリック・マクロード、ウィルス・パートらは道を差し挟んで建つ第13分署に出入りする制服警官らを気にしながら、ピオニエレー

ネ・ファミリーのアンディ・ガルシアが報せてきた住所の古びたベージュの建物に入ると五階まで階段で登りながら小声でどうするか話し合った。


「まさか、あのアマのヤサがこんなに簡単に見つかるとはな」


 ガリクソンがそう言うとマクロードが応えた。


「あんなメイドの格好をしてりゃ、目立つさ。乱暴だが結構イケた女だったしな。まあ、どこのお抱え使用人か知らねえけど、捜す手間が省けたぜ。逮捕する前にイタダイてもいいだろ」


 三人は目当ての部屋の前に立つと、顔を見合わせそれぞれがグロック17を引き抜きマクロードとウィルスが顔の前に両手で握った銃を立て構えドア際の左右の壁に身を隠しガリクソンがドアの前に立ち呼び鈴を鳴らした。


 中からは返事もなくガリクソンがマクロードの顔をうかがうと彼が顎を振りもう一度鳴らせと命じた。


 数回、しつこくガリクソンが呼び鈴のボタンを押し込んだその直後、いきなりドアが内に開かれ彼の前にあのメイド姿の女が顔を見せた。女はしかめっ面をしており彼をにらみつけた。だがガリクソンはそんな女の太々《ふてぶて》しい表情や目つきより、女の右手に下げたものへ視線を奪われた。


 サブマシンガンを右手に下げているのを目にして彼は顔を強ばらせた。


 ガリクソンが慌てて拳銃を上げかかった刹那、女が表情も変えずに握っているサブマシンガンを素早く回転させながら引き上げ、一瞬でその折り畳み式ストックの後部を彼のあごしたたかに打ち込んだ。


 ガリクソンは一瞬意識が飛びかかり、数歩後ずさると狭い廊下の反対の壁にもたれ掛かった。驚いたマクロードが銃を振り下ろしながらドアの内側へ振り向けようとした一瞬、いきなりそのドアが乱暴に閉じられた。


「くそッ! ふざけやがって!」


 片側にいたマクロードはそう吐き捨て、ドアノブの近辺に数発連射した。狭い廊下に大音響の発砲音が響き、三人は起きたことに驚いて飛び上がった。ドアを貫通したはずの数発の弾丸が跳弾し廊下に跳ね返り三人は咄嗟とっさに顔を上げた腕でかばい顔を背けた。男らは理解できずにドアを茫然と見つめているとガリクソンがあごをさすりながらマクロードとウィルスに警告した。


「あのアマ、サブマシンガンを──」


 ガリクソンに言われ、マクロードとウィルスは信じられないといった表情を一瞬浮かべ我に返ると、マクロードは二人を残しきびすを返し車にアサルトライフルを取りに駆け出した。


 簡単な仕事ほどこじらせると非序に厄介になる。彼はそう思いながら、階段を下りきった刹那、銃声で駆けつけた13分署の制服警官ら数人と建物出入り口で鉢合わせになり慌てて身分証をジャケットから引き抜き開いて突き出した。年(かさ)の警官がなぜ自分らの管轄で余所の刑事が何をしているのだといぶかしがった。それでもマクロードは口八丁で言い訳を並べ立て警官らを歩道へ押し出した。






 メイドのヤサの建物の入り口で部下のマクロードが制服警官らと押し問答しているのを車の後部座席で見ていたショーン・ブラッカム警部は舌打ちするなり大きく息を吸い込んで上着のポケットからDEAの偽物のバッジを取り出すなり車のドアを押し開いた。


「悪いな、君たち。これはうちの管轄だ。手を引いてくれ」


 ショーンはそう言いながらバッジをひけらかして歩み寄った。


「DEAだろうと街中で発砲したら所轄の管轄になる」


 年(かさ)の制服警官に反論され、ショーンは片目を細めその制服警官の胸に片手を振り上げネームプレートを指差した。


「カールス巡査、お前、どこの所属だ? DEAの管轄だと言っただろ。明日から年金暮らしを始めたいのか?」


 その脅しに警官らが顔を見合わせた。その不安げな面持ちをショーンは見抜きダメ押しをした。


「あの指名手配犯は凶悪だ。君達に人的損害を出してもらいたくない」


 ショーンの目の前で年(かさ)の警官が生唾を飲み込むと彼に告げた。


「じゃあ、我々のESSに任せてもらおう」


 言い切った警官の目の前でショーン・ブラッカム警部は悪態を吐いた。


"FUCK'ING! GODEM!"


(:このくそったれが!)














 閉じたドアの裏でアンは自分の足下を見つめブツブツと呟き続けていた。


「くそゥ──どうしてここを嗅ぎつけたんだァ?──あいつらが、このまま揉め続けたらァ──ケーブルテレビ局が嗅ぎつけ、ニュースにされちまうぞォ。そしたら──」


 彼女が右手に下げた553SBの銃身が小刻みに震えていた。


「少佐にバレて──ネチネチといぢくり回されるゥ!」


 いきなりアンが顔を上げるのを廊下の端から見ていたエステバンが驚いて肩をビクつかせた。


「弾幕張って逃げ切るぞォ!」


 吐き捨てながらアンはガン・クローゼットのあるリビングに早足で駆け込むとSIG 553SBを工作デスクに放り出しガンラックを見回して呟いた。


「左手は何にするゥ?」


 アンは右手の棚の中間を見つめ横へ向けた頭を止めるなり吐き捨てた。


「──お前さんだァ!」


 彼女は初め微かにしか聞き取れない小声で唄を口ずさみ始めていた。


「♪──今から教えてやるのさ。あんたにどれほどの思いをさせられてきたか──」


 唄いながら視線の先にあるケルテックのKSGー25へ手を伸ばしガンラックから引き抜くなり、銃身の下に二対のチューブラーマガジンが走るショットガンのトリガー・ガードに掛けた人差し指一つでそのショットガンを素早く回転させ一周したストックを難なく握りしめながら感触を確かめ、右手は引き出しを開き整頓された弾薬の中から十二番ゲージのスラッグ弾を選びかかりその上をさ迷った指がビーンバッグ弾のショットシェルを選び指の間に十二個挟み抜いた。


「♪──叫んで、偽り、血を流してきたのさ──」


 そうして次々にその弾薬をレシーバー後端のストック下のエジェクションポート(:排莢口)を兼ねたローディングポート(:装填口)から指を踊らせ装填し五秒かからずに終わると、さらに同じショットシェルを同様につかみだして装填し、フォアエンドを引き戻し一発をチューブラーマガジンからチャンバーに装填するとローディングポートにさらに一発のショットシェルを押し込んだ。そうして彼女は同じ散弾銃をもう三挺ラックからつかみ下ろしそれぞれに二十五発の特殊弾薬を装填し終わると上げた顔を巡らしニヤついて呟いた。


「右手はどれにするかァ?」


 そう言って間奏を鼻歌で綴り歌詞に繋いだ。


「♪──私はやっと目覚めたのかもしれない──」


 口ずさみながら彼女が棚からつかんだのはACOGスコープを装着した二挺のFN SCARーHだった。銃器を作業台に寝かせ置き、ショットシェルの入っていた引き出しとは別なものから空の三十弾装填マガジンを二十個以上取り出し、パッケージに入ったSTANAG2310を開くなり次々につまみ出し凄まじい速さでフルロードするとマガジンの底部を工作デスクに叩きつけそれを寝かし積み始めた。






 エステバンは女の人が黙々と銃の用意をする後ろ姿を見つめていた。


 もしかしたら、この人もママやエミリーを殺した人みたく悪い人なのかもしれないと思った。あれは人を殺せる道具なんだ。“私は永遠に堕ちてちてゆく”とか唄いながら銃を用意するなんてまともには思えなかった。それでも今は頼る人が、この変な女の人しかいなかった。さっき、ドアの外で銃声がしていた。きっとまたあの男たちが捕まえに来たのだ。それをこの女の人は自分の力で切り抜けようとしてる。ならこの人について行けば、あの悪い連中から逃げられるかもしれない。なんとか逃げて、武器を用意してママとエミリーの仇をとりに行くんだ。


 エステバンが見てる先で女の人は奇妙な服装の上に黒いベストを着込んだ。そのベストには周りに幾つもの短いベルトとその先に金属の潰れた円の金具がぶら下がっていた。


「♪──何もかも信じられない──自分さえ信じられない」


 女の人はご機嫌に唄いながら用意した銃を銃口を下にして次々にベストの周りのベルトの金具の一カ所を開きぶら下げ始めた。そうして六つの銃を身体の左右にぶら下げると、机の下から黒いバッグを取り出し、弾を入れていた金属の平たく長い小箱をバッグにガチャガチャと放り込み始めた。詰め込むだけ詰めると女の人はバッグを片手で易々とつかみ、まるでエステバンが見てたのを知っていたと言わんがばかりに振り向いて少年に声を掛けた。


「おい、坊主ゥ。お前がこのバッグを持って黙って俺についてこいィ。いいか、質問はなしだァ。ついてこれなかったらァ、お前さんは殺意をみなぎらしていたあの刑事どもに捕まりィ、でっけえ糞が溜まったドラム缶に放り込まれて、海に捨てられるるゥんだァ」


 エステバンはそんなの嫌だと思いかぶり振ると女の人が片手にぶら下げた黒いバッグへ両手を伸ばした。


"Listen,Son...Come with me if you want to live."


(:坊主、命が惜しけりゃ 付いて来な!)


 アンがそう告げるとバッグを両手で抱きしめたエステバンは答えた。


"Yeah,I know that."


(:うん、わかった)


 そう言うなり、彼女はコート掛けから黒く長いコートを手に取り振り上げ素早く袖に手を通した。その時だった。また呼び鈴がやかましく鳴らされ始めアン・プリストリはブロンドの長髪を振って顔を向けると引き結んだ唇の端を吊り上げ上目遣いになった。













☆付録解説☆

☆1【The flame which begins to smolder】くすぶり出す焔


☆2【SIG553SB】SIG SAUER/シグ・ザウェル(発音的にはザウワァーと聞こえます)社のカービン銃の一つです。銃器に関しての詳しい解説は専門サイトをご覧ください。わたくしが知りうる事を書き始めるとここでの字数制限に必ず抵触してしまいます(*^^*)


☆3【グロック19】Glock/グロック社のPolymer Frame Semiauto Handgunの一種です。装填したままの安全な携行と即応性でNYPDの標準携帯火器の一つとして選定されています。NYPDの規則の一つで誤射や過剰な銃器使用の防止観点から銃のHammerを起こさないという不文律があるのですが、この銃のようなHammerのないGunに関してはどのような解釈を取っているのでしょうか? 次に取材旅行に行ったときにはLE関係者に尋ねてみたいひとつです。この銃に関しましても詳しい解説は省かせて頂きます。


☆4【KSGー25】KEL-TEC/ケルテック社のショットガンの一種です。米でよく売れている同社のKSGの弾倉と銃身を延長し多弾倉化した製品で銃身下左右に銃身と同じ長さのチューブ状マガジンを持つショットガンです。今年の米での銃器展示会で発表された新型ですが、Chamberと合わせると25発も装填出来る特長があります。当初小説内でアンのコレクションにUTS-15というショットガンがありそれを彼女に使わせる予定でしたが、それは銃身上部左右に一本ずつチューブ状マガジンを持つ多弾倉化したもので、外観は二階建てのブルパップタイプ・アサルトライフルの様なショットガンです。給弾方式を切り替え出来、自動で左右から給弾できたり片側を撃ちきり自動でもう片側から給弾するなどモードを幾つか選択できますので便利だなぁと思いましたが、その分、機構も複雑でガンショップではジャンクだからやめた方がいいと店員に説明を受けました。


☆5【レシーバー】(/Receiver)。様々な意味がありますがこの場合、弾倉や薬室、ボルト、激発部品が収まる機構部を指します。Armsに分類される火器全般に同様の部分があります。


☆6【ストック】(/Stock)。日本語の銃床を指します。銃器後部の肩付けする為の部分で、これを含めTriggerに掛ける指から肩までの長さと合わないと正確な射撃が出来ないばかりか反動を上手に受け逃がす動作を行えず銃器が暴れ非常に危険です。


☆7【スラッグ弾】(/Slugshot)。ショットガンで使う熊撃ちなど大型動物との近接戦で大きな効果をあげる単弾。その単体の運動エネルギーからSWATではドアの機構部破砕に使う場合があります。


☆8【ビーンバッグ弾】(/Bean bag round)。小さな樹脂製の玉で満たされたナイロンバッグを弾体とする殺傷能力の低いショットガン用の特殊弾の一種です。


☆9【フォアエンド】(/Foreend)。銃器の前床や先台を指します。銃身下の装填・排莢操作の手動可動部品で、元はfore-endという二つの単語でした。先端の最終部分とう意味で使われていましたので米では人によりアサルトライフルのHandguardに同種の言葉を使う人もいます。


☆10【FN SCARーH】(SCAR/Special operations forces Combat Assault Rifle)。直訳すれば特殊部隊戦闘用自動小銃などの意味があります。ベルギーのFN社製特殊部隊向けのアサルトライフルの一種です。口径は後術の7.62x51mm軍用弾を使います。撃ち易いらしく一度撃ってみたいのですが、ショップに入荷するとその週には売れてしまいますので渡米している短期の間に実物を眼にしたことがありません。


☆11【DEA】(/Drug Enforcement Administration)。米麻薬取締り局の略称で法務局の一部門です。


☆12【ESU】(/Emergency Service Unit)。NYPDの緊急出動部隊の略称です。他州ではSWATに相当しますがESUは各種救助にも出動します。


☆13【STANAG2310】7.62x51mm軍用弾の同仕様NATO軍規格の呼称です。.308 Win(/Winchester)とChamber寸法、Specにわずかな違いはありますが互換性があります(Caseheadがプレッシャーで千切れはしないかと心配になるのですが)。この系統を使うアサルトライフルは何を撃っても肩が痛くなるので好きではないのですが、前述のSCAR-Hの市販モデルは女性でもコントロールし易いと聞いています。実包のサイズからしてM4A1で使うM855A1系とかなりの開きがあり、とても沢山撃てる弾薬とは思えませんし(鎖骨にヒビが入りそうです)苦手です。


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