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カナンとドラゴン

 雪うさぎ(白ヶ音雪×月城うさぎ)様主催の【Dragon萌え企画】参加作品です。

 ある朝、カナンが仕掛けた罠を見に行くと、小型のドラゴンが掛かっていた。


「ドラゴンじゃ食べられないな」


 ドラゴンの肉は固くて不味いし、鱗は硬過ぎて加工できない。それに、小型のドラゴンは人間や家畜を襲わないから討伐対象でもない。

 だから、捕まえても何の得にもならないのだ。


「ほら、お行き」


 カナンはドラゴンを罠から救い出して放した。

 ドラゴンは躊躇うようにカナンを見た後、すぐに駆け去って行った。


「他の罠はどうかな」


 そう呟いて、カナンは山の中を歩き出した。


 その姿を、遠くからさっきのドラゴンが見ていたことには気付かなかった。


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