きみの黄泉路に花はない / 作者:味醂味林檎様
タイトル : きみの黄泉路に花はない
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作者:味醂味林檎様
主人公のアウル君を描きました(*´▽`*)
ナルシスイセンが一番好きなキャラですが、ロボットは難しくて挫折しています。
ハーピストルも可愛い。
さて、ではお話のご紹介を。
アウル君は、探偵アーロンに拾われ助手として日夜活動しています。
そんな彼の冒険譚……ですが、オートマタに魔族など様々な種族が暮らす世界ですので、中世ヨーロッパ風とは違います。
スチームパンクな感じですね。
この子は、両親に捨てられた過去と共に生きています。
生活難だった両親が手放したのにはわけがあり、腕から羽根のはえているアウル君を気味悪がったこともその一つです。
彼は、人型ですが一般的な容姿をしていませんでした。
勿論、両親ですら、腕に羽根などはえていませんでした。
深い傷を負っているアウル君ですが、結構ドライなので捨てられたことを「仕方がない」と理解してもいます。
両親は、幾らでも子供を作れる、自分の代わりは他にもいる……。
さて、オートマタ(自動人形)が暮らすこの世界で、アウル君が対峙する問題は彼らが引き起こしたものです。
様々な思考を持つ人形たちと攻防を繰り広げるアウル君。
最初に私が名前を出したナルシスイセンは、いわばラスボス。
タイトルからして不穏ですが……個性的な人形たちに注目して読むと面白いと思います。
この方はロボの絵が得意で、拝見するたびに感心します。
そんなロボ好きな作家さんが書かれた作品、とっても滑らかな彼らの生き方が、私は好きです。




