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短編集  作者: ヒロ
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星観

 私は星を観るのが好きだ。


 小さい頃に家族で行ったプラネタリウム。その時の記憶が今もずっと残っている程度には星を観るのが好きだ。


 星の名前はほとんど知らない。ベガとか、デネブとかそれくらい。星座も自分の誕生星座くらいしか覚えてない。それでも、私は星を観るのが好きだ。


 毎夜毎夜暗い夜空を眺めて溜息をつく程度には、星を観るのが好きだ。


 私が住んでいるところは都市とはとても言い難い程度の発展具合だというのに、夜空が暗い。だとしても、私は星を観るのが好きだ。


 毎夜毎夜、【人類が皆滅んで、文明の炎が何もかも消えて無くなってくれないかなぁ】などと考えるほどには、星を観るのが好きだ。


 別に人間が嫌いなわけじゃない。ただ、夜闇を明るく照らす文明の炎が邪魔で、心の底から消えて欲しいと思っているだけだ。


 私はきっと明日もそのまた明日もずっと先も、星を観るのが好きだろう。毎夜毎夜暗い夜空を眺めながら、文明の炎に対してずっと悪態をついていることだろう。


 今日は少し夜風が冷たい。だから、早めに引き上げる事にする。


 おやすみなさい。いつか、明るい夜空が見られるといいなぁ。

書き手は山羊座です。

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