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戦隊モノの青にされたけど俺以外は敵に寝返った件  作者: 観音寺 和
たった一人の戦隊ヒーローの冒険
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97/208

第97話 命名『アオマル』の件

『ワーイワーイ』


「おーい、シリウス」


『────ナニ?オトウサン』


「────なんかさ、色々不都合ありそうだから、シリウスやめてアオマルに名前変えても良いか?」


『─────オトウサンがツケテクレルオナマエなら、ボクなんでもウレシイヨ!』


───────おおぅ、なんと健気な子!


『─────ボクの名前はアオマルなの?』


「────そ、そうだな!アオマルってやっぱりお前のイメージにピッタリな気がするんだ」


………というか、虫食いリンゴマークのスマホユーザーの迷惑になるかもしれないから、という理由もちょっとはある。

────でも、『アオマル』が一番最初に思い付いた名前って事は大きい。

シリウスって付けてから、心の底でアオマルにしなかったことに後悔し始めていた。

────それに、最初から二番目って良くない。

──────向上心が大切。

頑張った結果は二番でもいいけど、最初から二番狙いなんて子供の教育にはいくない!………と主張してみる。


────結婚どころか誰かとお付き合いもしたことないのに、子供の教育方針を考える俺って………。


まぁ、いいさ、俺はAIと有機化合物だけがトモダチだからな。

────突然有機化合物とか出てきたけどなんの事だって?

─────いつもの事だ、聞き流せ。


『─────オトウサン、ボクオネガイガアルノ』


「────なんだ?言ってみろ。俺に出来ることならなんでもしてやるぞ。出来ない事はマナ・Bと楽しい仲間達に押し付けるが。例えば人類補完計画実行してくれとか」


「────突然無茶振り言わないでよ」


『─────オトウサン、ボクヒナタボッコがシタイナ』


「────そんな事ならこれからドライブでもいくか?助手席にマナ・B乗せて」


「────え、遠慮させてもらうよ。親子水入らずでどうぞ………」

───マナ・Bが後退り始めた。


「────じゃあ、仕事中だがパトロールと称してドライブ行ってくるな!」


「ブルー、行ってらっしゃい!────G-バースト団が来ない限りは大丈夫だよ。」


─────なんかさ、マナ・B嬉しそうじゃないか?

あれか、俺が居なくなることを喜んでるってことだな?


「マナ・B………死刑!」

俺はガ◯刑事っぽいポーズでマナ・Bに宣告した。


「────唐突に一般人が極刑言い渡さないで!」

「────じゃぁ、俺は総理大臣を目指す」

「────そ、総理大臣にも死刑を言い渡す権限無いから!」

「────ならいいや、今は生かしておいてやる」

「────な、なにその上からの生殺与奪の権利行使っぷり」


「───いいもーん、俺はアオマルと一緒に楽しくドライブするんだもーん」


「────なに?そのちょっといじけた感じ?俺に一緒に来て欲しかったの?」


「────いや、特に来て欲しかった訳ではない。マナ・Bはドライブ行く暇有ったら仕事しれ」


「────ぐぁ~、このやり取り精神的に疲れるよ!じゃぁ、俺は仕事に戻るから!司令にはパトロールって伝えとくよ!」

………そう言うとちょっと笑いながらマナ・Bは仕事に戻って行った。

───マナ・Bは俺らに構わずに早く仕事終わらせて幼稚園の先生をドライブにでも誘えよ。


────バタム。

「よ~し!出発だ!」

『ハイ、オトウサン!シートベルトツケテクダサイネ!』


「おう!日向ぼっこにいくぜ!アオマル!」

俺達は日向ぼっこするために地下駐車場から地上に出るスロープをゆっくりと登った。


──────外は雨だった。

意表をついて名前が変わりました(笑)


命名 アオマル。


はい、これが本当にブルーの愛車の名前になります。

今度こそ本当です。

(笑)

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