表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦隊モノの青にされたけど俺以外は敵に寝返った件  作者: 観音寺 和
たった一人の戦隊ヒーローの冒険
86/208

第86話 指名手配の件

久眠がパンダの上下逆のお面をつけ直す。


「────な、なぜパンダのお面!?ていうか、何故付け直す!?」


「────博士って女の人に貰ったんですけど、これ付けて驚かせって………」


────うおぅ、またあの博士か。

未知………いや、キチ博士め!いつか仕返ししてやる。


「───まぁ、いいや、怪我の具合はどうなんだ?金属バットで殴られただろ?」


「────それが、私金属バットでは殴られてないみたいなんです」


─────え?どういうこと??


「────あの人、あなたとの間に飛び出した私を見て、とっさに避けたみたいなんです。────あの人はバットで地面を叩いたみたいです」


「────え?じゃあ、く…みんさん、なんで意識失ってたの?」

ちょっとさり気なく名前を呼んだ。


「────わたし、勇気出して飛び出して、それでびっくりして気絶したみたいです。でも、おでこにちょっとたんこぶが出来てるので、もしかしたらあなたに勢いよくぶつかって脳震盪(のうしんとう)を起こした可能性もあるってお医者さんが言ってました」


「─────そ、そうか」

俺は足の力が抜けてその場にしゃがみこんだ。

ああ、金属バットで痛い思いはしなかったんだな………

─────よかった。


「────なんでそんな所に座りこんでるんです?」

久眠は相変わらずパンダのお面を付けて小首を傾げる。

────もしかしたらこのパンダのお面は、おでこのタンコブを隠してやろうって言う未知博士の配慮だったのか?

─────いや、考えすぎか?

まぁ、博士への仕返しは保留にしておいてやろう。


「────でもなんでアイツはバットの軌道を変えたんだ?」


「────バットは野球をするための物だって気づいたんじゃないでしょうか?」

「────それはないな」

「────ですよね。わたしもそう思います。でもわたし、他に思い付かなくて」


「────あぁ、思い付く必要はないさ。」

いつまでも座り込んでいられないな。

────ちょっくら他に挨拶に行ってくるか。

「脳震盪かも知れないんだし、横になって安静にしてな。────さっきの件は後で俺が答えを聞いといてやるよ」


「────は、はい。もうどこかに行かれるんですか?」


「────そうだな、急ぎじゃないが、ちょっくら隣に答え合わせに行ってくるわ」


そう言って俺は女性用のテントを出た。

出た後すぐに俺が隣の男性用のテントに入ろうとすると、テイラーも一緒に入ってきた。

こちらのテント中には何人か怪我人がいて、そいつらは全員拘束されていて、屈強な警備が一人に二人づつついている。


「────あの金属バット野郎はいるか?」


「────はい、こちらに!」


………………いた。

ストレッチャーに固定されている。

多分今回の一件で一番の重傷者じゃないか?

テイラーにがっつりやられてるはずだ。


「────よう、ホームラン王」


「────なにしに来た?」

金属バット野郎が顔をこっちに向ける。


「────ホームラン王にヒーローインタビューしに来ただけだ」


「────ふん、俺は前科二犯の指名手配犯だ。盗塁王の方が適当だな」

金属バット野郎が鼻で笑う。


「────ありがとよ」


「────なんだ?俺に殴られて頭がおかしくなったか?」


「────あの子に金属バットが当たらないように咄嗟に方向変えたんだって?」


「────変化球についていけなかっただけだ」


「────それでも礼を言っておくよ」


「────────お前は誘拐犯じゃなかったんだってな」────金属バット野郎がこっちを話見ないで話してきた。


────俺達が誘拐犯?言ってる事が意味がわからん。


「俺達が誘拐犯?────誘拐しようとしたのはそっちだろ?俺達はアイツを連れ去ろうとしたのを止めただけだ。俺達はただ車の免許を取りに教習所に通ってただけだぞ」


「────あの金持ちのボンボンにうまく俺達は乗せられていたんだな。」


「────?」


「────俺達は誘拐犯から女を取り返せって依頼されたんだ。取り返す対象の女を殴れるわけないだろ?────まぁ、俺は頼まれたって女は殴らねぇけどな」


「────そう言う裏話があったんだな。────でも、アンタが紳士でよかったよ」


「─────ふん、俺が紳士?悪魔を天使と見間違う位の見当違いだな」


「────知ってるか?キリスト教では悪魔は堕落した天使って事になってるんだぜ?天使が悪魔になれるんだ、悪魔が天使になったってバチは当たらねぇと思うんだけどな」


「────」


「────アンタ、ちなみにどんな悪いことやったんだ?」


「────食い逃げ」


「────は?」


「────食い逃げ。勤めてた会社が潰れて金がなかったんだ」


──────あ、凶悪犯じゃなかったのね。

指名手配って言うから、てっきり凶悪犯かと思った。



─────上げておいてなんですが、ちょっと会話部分のテンポが悪くて自分の中ではちょっと納得いっていないところがあります~。


ここはもしかしたらそのうち直すかもしれないです!

と言うか、直す可能性大、────いや、直す。


ここを通りすぎないと次に進みませんので、今のところ本筋とあまり関係ない部分の話なので上げてしまいます。


お目汚し失礼します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ