表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦隊モノの青にされたけど俺以外は敵に寝返った件  作者: 観音寺 和
たった一人の戦隊ヒーローの苦悩
47/208

第47話 撃退好ご期待の件

「────ゴンちゃん、この二人にプランCパターン2-1bだ」

『まかしとけ』

 俺のこそこそ声に合わせてゴンちゃんもこそこそ声で返事をした。

 なんと空気読めるAIなのでしょう!

 ────感心感心。

 ────日頃の俺との打ち合わせの成果だな。


 最近は司令室で誰にも相手をしてもらえず暇なときは、ゴンちゃんと色々な打ち合わせをしてきた。

 ────つまり、ほとんどの時間はゴンちゃんとの打ち合わせに費やしていたのだ!(ちなみに、残りはアイちゃんとの打ち合わせだ)


 ──────ボッチとか言うな、孤高の人と言え。


 だれも相手をしてくれないから、とうとうイタズラが系統毎に分類されて、内容を言わなくても系統の番号で伝わるようになってしまったぞ。


 ちなみに今回のは、「オレオレ詐偽」の「親から子へ」「呼び出し」だ。

 ちなみにスタンダードなオレオレ詐偽は「プランCパターン1-3a」だ。

「オレオレ詐偽」の「孫から祖父母へ」「金銭の要求」だ。


 要するに、何が言いたいかと言うと………

 こんなどうしようも無いことを考えるくらい暇だったのだ!

 人間暇をもて余すとロクな事をしないと証明してしまった。

 ───俺が暇を弄ぶと………では無いので注意。


 細かい内容はゴンちゃんのセンスにかかっているが、ちょっと二人がウザイので、この二人にゴンちゃんが電話をかける。


 ────ただ電話をかけるだけじゃない。

 仮にもゴンちゃんはAIだ。

 しかも超できる子なのだ。

 声はもちろん二人の親の声を再現してくれるはずだし、会話の内容はこのウザイ状況を回避できるギリギリのところを狙って調整してくるはずだ。

 ───それでいてやり過ぎない所を狙うのが我々の美学だ。


 ちょっとがっかりするとか、嫌な思いをするとか、その程度でいいのだ。

 今回は特に怨みがあるわけではないし、普段から接点のあるやつではない。

 トラウマを植え付ける必要はないから、本当にライトな感じだね。

 俺なりにオノマトペで表現すると────ペロンとする位。

 言ってる意味がわからないって?

 わからなくて良いよ。

 ────俺の感覚だからな。

 ペロンはペロンであって、ペロペロ~でもなく、ベロベロよりもライト感覚で、レベルは後に残らない爽やかな感じだ。


 今回はとりあえず、今のこのウザイ状況をなんとか出来たらいいのだ。


 そう!うちの親父の言葉に変換するなら、『エゲつないことせんと、ちょっとイケズなことやってテンションを下げたりゃええのんや』


 さて、ゴンちゃんのお手並み拝見。


 ────突然、二人同時にポケットのスマホが鳴り始める。

「────あれ?マナーにしてたはずなんだけどな────げ、親父だ、ぶちっとな────あれ?───あれ、おかしいな?────え?────」

 突然の父親の電話に驚きつつも着信を拒否しようとスマホを操作している。

 それがゴンちゃんの妨害で操作できないのだろう。


「あ、俺の方も………あ、パパ?どうしたの?」

 片方は突然の父親の電話に驚きつつも、こちらは素直に電話に出た。


 ─────でも、いい歳して『パパ』だって!

 口元に線の入った某国際救助隊を思いだしてしまったぜ。

 スマホを慌てながら操作している男と電話しながらパパ、パパと連呼する男。

 クスクスと周りから笑いが起きる。


 ────ゴンちゃん、 グッジョブ!!


 結論────俺に子供が生まれても大人になるまでスマホは持たせない、それから絶対パパとは呼ばせない。

 スマホの代わりは狼煙(のろし)、パパの代わりは父上だ!


 ────だが、俺に子供が生まれる要素は全くどこにも、全然これっぽっちも無いのであしからず。

 ────いくら単細胞とか罵られても、単為生殖はできないんだぞ。


 俺の知りうる限り単為生殖した人類は………


 ……………一人いた。


 ────でも、これ以上は誤解が怖いのでやめておこう。

思ったように笑いに結び付けられない回でございました。

あまりくどいと一話あたりの文字数が増えちゃって、私の狙いとする「ナニこれ!?超文字数すくなっ!?」から離れちゃうので、心の涙と文字数を天秤にかけました。


チャームポイントは「暇なときに思った以上にすぐ終わる、文字数の少なさ」なので。

きっと読者様もアホな話をじっくり読もうとか、読後感に浸りたいとかはないだろうとの私の考えでございます。

いつものように軽く読もうとしたら、

「やけに長い!もう読むのやめた!」

「長いのにつまらん!」

「読み終えたら出ようと思ったのに、ア◯ゾンの配達に間に合わなかった」

「郵便局の配達に間に合わなかった」

「ウー◯ーイ◯ツ───以下略」



そんなこんなで、ノリノリで書いてしまい、文字数3000文字超えてたりすると自責の念に苛まれ、夜なら酒に溺れ、ちゃぶ台を引っくり返し、昼ならエア出勤して公園のベンチで日が傾くまで時計の秒針を目で追い続ける日々………


────いくらなんでもそんな事はないですが。


今回笑う所がなかったら、次回に期待してください。

次回も笑う所がなかったら、その次に期待してください………


長~い目で、生温かく見守ってください。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ