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裏表のある勇者と旅してます  作者: 玉川露二


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ナディムの話

ミスマルの隣にナディムがいた…!?


驚いているとミスマルは続けた。


「建国日のパレードを見ただろう?旅人と国王の演劇の。宮殿の下に自ら人柱となり埋められたその旅人こそがこのナディムだ」


「っええ!?」


驚いていると、スゥ、とミスマルの隣に半透明の人影が現れる。


するとアレンは驚いて、


「ッギャアアア!お化け!エリー!」


ってしがみついてくるけど私も急に透き通った人が出てきたから驚いて、


「お化け!本物のお化けギャー!」


って叫びながらアレンにしがみつく…!


するとミスマルはふぁっふぁっふぁっと笑いながら、


「この人はナディムだ、お化けじゃない」


って優しく声をかけてきた。サードは私たちの絶叫が耳に響いたのかうるさそうに耳を押さえつつ半透明のお化け…じゃない、ナディムに視線を動かす。


「何がどうなってんのか、最初から説明してもらおうか。本当にお前ナディムなのか?インラス一行の?」


「ああそうだよ、僕はナディム・ファン・エレム・ボンバート。インラスに連れ回された被害者の一人」


ナディムは簡単に自己紹介してきて、お化けじゃないようだからジッと半透明のナディムを見た。

浅黒い肌、深緑色の長い髪を三つ編みにした赤い瞳の男性。…この人が、ナディム。インラス一行の一人、魔族なのにそれでも聖歌をよく歌っていて聖職者にしがみついたエピソードのある人。


…落ち着きのある大人っていう雰囲気だわ。特に瞳の奥が静かで、透き通っている。ガウリスやミスマルと同じ純粋に何かを信仰している、そんな目…。


するとミスマルはナディムを紹介するように背中に手を添えて、


「不思議なことに建国日に生まれた王族の者にはナディムの姿が見えて声も聞こえるようだ。ナディムは思慮深い者だから子供のころからナディムと会話した子も同じように思慮深くなるのだろう、そうした所から建国日に生まれた者は歴史に名を残すような子が多く輩出されるようなったようだ。

ミスマルとしての私も物心つくころからナディムとよく会話してるがな、まぁ今の所ミスマルは口やかましく説教してくる従者がいつもいるぐらいにしか思っていないな」


ふぁっふぁっふぁっと笑うミスマルの横でナディムも軽く笑って、


「僕としてはここまで聞き分けのない王家の子は初めてだよ。そんなミスマルと…いや、別人か?こうやって対等に話せるとは驚きだね」


「ってか何でナディムそんなお化けみたいな感じなの…」


アレンはまだ脅え気味で私にしがみつきながらナディムに聞く。


「さぁ…気づいたらこうなっていた。多分土に埋められて数ヶ月かそれくらいで死んだと思うけど、その後は少しの間こうやって皆の目に留まるようにもできる」


「ヒッ…やっぱお化け…」


アレンがまた引き気味になる。けどサードは「んん?」と変な顔になった。


「ってことはお前、六千年前に埋められて死んでそんな幽霊みたいな存在になってずっとここにいたってことか」


「そう、ギャラバヤ都にずっといる」


そう頷くナディムの体にヌッと半透明の二本の腕がまとわりつく。


「ナディムめっちゃ久しぶり、俺な、俺な、海で美味そうな魚追いかけて深く潜ったら息できなくて死んでな、それでな」


「…ん!?」


黒髪を無造作に肩まで伸ばした体格のいい男の人が急に現れてナディムにウロチョロまとわりついて喋っているけれど…その表情、その喋り方、その落ち着きのなさ…!


「リビウス!?」


思わず立ち上がると、リビウスは「え?」と私を見て、バッチリ目が合った。


やっぱり、リビウスだわ。この常軌を逸したような瞳孔の開いた目と笑い方はリビウスよ。

私と目が合ったリビウスは、あれ?という顔をして、私に手をブンブン振っている。


「えっ、俺見える?もしかしてエリー俺見える?」


「見えるけど…どうして?」


するとナディムの反対側から筋肉質の半透明の腕がヌッと伸びて、茶髪で顔に傷のある男の人がナディムの首を腕で軽く絞めつけながら現れる。


この不愉快そうな目つきの悪さ…。


「マイレージ…!」


「っへー、もしかしてこの状態のナディムの傍に居ると俺らの姿見えて声も聞こえんのか?おもしれー」


首を締めたままグラグラ揺らすマイレージの腕をナディムは軽く押さえ、


「やめてくれ」


とストップをかけるけれど、マイレージとリビウスは嫌がるナディムをみると「ウェーイ」と言いながら思いっきりしがみつくやら、頭にグリグリと拳を押しつけるやらと楽しそうにしているわ。


ナディムは迷惑そうな顔で二人の手を振りほどいて離れると、リンカがバッと立ち上がってナディムに向かって頭を下げた。


「あ、あの、あの!」


ナディムの目がリンカに向く。リンカはどこか緊張しているように、あっあっ、と挙動不審になったけれど、


「わ、私、元々魔界のスウィーンダ州王家に使える大臣の家の者なの。でも大臣の家の生まれでも力が弱くて、それに魔界での生活が合わないし、それより神様がとっても好きで、今は神様の元に身を寄せているの」


その言葉にとても興味を惹かれたのか、ナディムは真っすぐリンカを見て言葉を待つ。


「あなたは魔族なのに神様を称える歌をよく歌ってたって聞いたわ。だからどうして神様のことが好きになったのか聞きたいなって思って、私も神様が好きだから…。あっ…。それは後でもいいけど…」


話している途中で俺らの話が先だっていうサードの殺気を感じたのか、リンカは早めに話を切り上げてそろそろと椅子に座り直す。

するとナディムは昔を懐かしむような顔になってハハ、と笑う。


「僕も魔界が嫌いだったよ。僕の家は貴族だったが僕だけ格段に力が弱くてね。兄たちによく言われていたんだ『お前は我ら四兄弟の中で最も最弱。我らボンバート四兄弟の面汚しよ』って。幼いころから兄弟どころか両親、祖父母、使用人たち全員に居ない者として扱われた。

…まあせっかくだ、こんな話は後にも先にもすることもないだろうから聞いてもらおうか、ついでにインラスにどれだけ酷い目に遭わせられたのかも」


* * *


僕は魔界での力こそが全てで弱い者には存在価値もないって生活がほとほと嫌になって、人間界にきたんだ。


そうして誰にも引き止められず迎えも来ずで人間界でどれほど過ごしたかな。教会の前を通りがかったらヒュムヌスという神父にこれからミサが始まるからあなたもいかが、と誘われたんだ。神父なのに魔族をミサに誘うなんて、とんだ無能で愚かな聖職者だと思ったよ。


それでもあまりにやることがなくて暇でさ、それなら今まで魔族だからとスルーしてきたものに関わってみるのも一興かもしれないと参加してみた。ミサがどんなものか少しは気になっていたしね。


…魔族がミサに参加して気持ち悪くならなかったのかって?

いや別に。普通に教会に入れたし、神父の説教も普通に聞いていたよ。特に気分が悪くなることもなくミサは進んで、最後に讃美歌が歌われたんだ。


そう、僕はあの讃美歌に心を奪われた。


透き通った少年少女の声、男性の力強くも柔らかく包み込むような優しい響き、女性の高く高くどこまでも遠くに通り抜ける声…。


あれほどの歌を聞いたことがなかった、気付いたら涙があふれて止まらなかったくらい僕は感動したんだ。


だからミサが終わってからすぐヒュムヌス神父にこの讃美歌は毎日やっているのかって聞いたけどミサの時だけと言われてね。毎日聞けないのかと肩を落としたらヒュムヌス神父が言うんだ。


「歌の練習はほぼ毎日やっています。興味がおありなら参加してみますか?」


もちろん僕は頷いた。住むところはヒュムヌス神父が教会の物置を空けて融通してくれたから、そのままその教会に住んで神父の身の回りの手伝いをすることになったよ。


でも不思議だったなぁ、魔族なのに神関係のものに触れても何にもならなかったからさ。

それに聖水を作る手伝いをしてくれないかってヒュムヌス神父に言われて、魔族の僕が手を出したら人に害が出るものが出来上がるんじゃないかって心配していたら広く評判になるくらい質のいいものが出来て…。


…え?そこの…リンカも神関係のものに触れても何ともならない?じゃあ僕は君と同じく神に関わってもどうにもならない特異体質だってことなのか。…だから魔族としての力が弱いのかも?へえ、死んでからそんなことが分かるなんてね。

ふんふん…別の世界では魔族やそれに近い存在が改心して神や人を守る役目に徹することもあって、だからリンカは神の役に立ちたいと神の元で修行中…。


ん?その讃美歌で神が好きになったのか?

まあそうだね、コーラス隊の皆はいい人たちだったし、とくにネネの言葉が一番心に響いたからかな。彼女はこう言ったんだ。


「讃美歌は神と天使の歌声なのよ。私たちは神と天使の歌声を人間界に届ける代表なの」


…あの言葉で、魔族の僕をあんなに感動させる声をもつ神や天使に興味を持った。

もし魔族の僕でも神や天使のような声を出して人を感動させられたなら…人間界で暇を持て余すだけの僕の生き方はもっと輝くんじゃないかって考えたんだ。


そうして大体の讃美歌をそらで歌えるようになって正式にコーラス隊の一人になったころだ、インラス、マイレージ、リビウス、ベルーノが揃ってやって来たのは。


あの時は…何だっけ?インラスが百人近い吸血鬼が巣くう城へ乗り込むために聖水を求めていたんだっけ?

はぁ…とんだ誤算だったよ。讃美歌にめぐり合わせてくれたヒュムヌス神父の役に立つならとコツコツ作っていた聖水で百人の吸血鬼よりも性質(たち)の悪い極悪人を呼び寄せてしまったんだから。


僕らコーラス隊はとびきりの歌でインラスたちをもてなしたね。

歌ってる時の皆の表情は覚えているよ。インラスは微笑みながら黙って耳を傾けていて、マイレージは興味無さそうに頬杖をついてて、リビウスは落ち着きなくキョロキョロあちこちを見続けて、ベルーノだけは歌に感動してジッと耳をすませてた。


地獄の日々の始まりはそこからだった、もてなしが終わってコーラス隊が帰った後だ。


インラスに聖水をあるだけ求められて、ヒュムヌス神父と二人で用意してお代を求めたらインラスが「これ他の教会のと比べて高すぎるんじゃないの?」ってケチをつけてきて…。


…ぼったくっていたのかだって?

そんなわけないだろう、確かに他の教会の聖水と比べて値段は少し高めに設定していたのはその通りだ。

だけど効能は神聖な儀式を専門に行う他国の神官ですらわざわざ購入していくぐらいのものだったし、値段を少し高めに設定したことで余分に儲けたお金は貧困層への救済のための資金に回していた。寄付ありきの値段設定だったんだ。


…でも僕は魔族だから、最初からインラスの狂気をはらんだ本性は感じとっていた。こいつとは深く関わってはいけない、長く関わってはいけない、そんな気配がずっとインラスから漂っていた。


だからまだ機嫌のいいうちにさっさと追い払おうとヒュムヌス神父を説得したよ。

勇者御一行は人を助けるために聖水を所望しているのだから他の所と同じ値段で、むしろ半額、いいや人のためになるのだから無料で全てお譲りしたほうがいいって。


ヒュムヌス神父も僕の言葉にそれはその通りだと頷いた。


…でも人のできた神父でも人間だ。ほんの一瞬「御高名の勇者インラスなのにお金を出し惜しみするとは」という失望の念をチラつかせた。


言葉には出していないが、そのほんの一瞬のヒュムヌス神父の眉と視線の動きをインラスは敏感に察してイラついたのが分かった。同時に内面がザワ、と揺れ目つきが変わった。

鳥肌が立ったよ、インラスの顔が魔界でよく見ていた顔になったんだ、弱い物をこれからいたぶる、という強者の顔に…。


「失望した?」


そのインラスの言葉にヒュムヌス神父は驚き「いいえ」と首を横に振ったが奴はヒュムヌス神父に指を突きつけた。


「そうかきっとお前は吸血鬼の仲間の魔族だ。だから聖水を私に渡すのが嫌でそんな顔をしたんだ」


…とんでもない言いがかりだ。でもインラスは躊躇(ちゅうちょ)せずヒュムヌス神父を切ろうと聖剣を抜いた。


僕は勇者に訳の分からない言いがかりをつけられ戸惑いながら死に向かっているヒュムヌス神父を転移魔法で町の遠くに飛ばした。

その代わりにすぐ後ろにいた僕の体に聖剣がかすったよ。


…痛かったなぁ。人間界の刃物は刺さってもチリッとする程度なのに、聖剣はかすっただけで血が噴水のように噴き出して…。

そうしたら膝をつく僕の目の前にしゃがんだインラスは僕の傷口をマジマジと見て言ったよ。


「君、まさか魔族だったりする?斬った時の感触が今まで斬り殺してきた魔族と同じだったけど」


…ああ終わったと思った。勇者に魔族だとバレたんだ、僕はこのまま殺されると思ったが…奴は聖剣を鞘にしまうとニッコリ微笑んで手を差し伸べてきた。


「魔族とかそういうのは私は気にしない。私は君に仲間になってほしいな、一緒に行こうよ」


…何言ってるんだこいつって思ったね。


なんの罪もない神父に言いがかりをつけて殺そうとする奴の仲間になんて誰がなるものかって言い返して睨みつけたら、インラスは僕の傷口に爪を突き立てて、ほの暗い目で続けたよ。


「言っておくけど選択肢はイエスの一つしか認めない。これから先君が私に逆らったら即座にこの町の人々を殺す。

さっき逃がした神父も見つけ出して殺す、コーラス隊もその家族もその親戚いとこに至るまで全員を片っ端から殺す。これから君が服従するのはこの僕だ、僕を神だと思って服従するように。いいね?」


奴の目は本気だった。


だからそれだけは許してくれと懇願して、僕は血を流したままインラスに引きずられるように町から出た。

…それからは家族から下働きの者までに無視されていた魔界での暮らしのほうがマシだったと思える毎日の連続だったな。


インラスは人々を苦しめるモンスターに魔族やドラゴンを殺し、魔王を、そして魔王の配下として参戦していた僕の親兄弟もあっさり殺した。まあ親兄弟を殺されたのに関しては何の感情もなかったけどね。兄の一人にお前は魔界一の裏切り者だって唾を吐かれた程度だ。


でもインラスは人を助ける以上に人を殺していた。それもインラスの悪行はリビウスがやったと言い張って…。

…インラスは自分は正しいことをしていると疑っていなかった。自分は根っからの正義で、周りからのバッシングを受けるのは正しくないから自分の代わりにリビウスが受けるのが当然と思っていた。…本当に最悪な奴だった。


リビウスはいつでも傷ついた顔で死ぬ人々を見ていたね。でもインラスを恐れて何も言わず何も反抗せずいつでもインラスの悪事をかぶっていた。


マイレージはたまに言葉で反抗したけれど、それでも完全に反抗はしなかった。実力で組み伏せられたあげく、大事な人たちを盾にされて逆らえなかったんだろう、分かるよ、僕もそうだったから。


ベルーノは…全て諦めていたね。もう何がどうなってもいいとばかりにいつも死人のような暗い目をしていた。


…それでも僕はインラスのお気に入りだっただろって?

何を言っているんだマイレージ、そんなこと言われもちっとも嬉しくないよ。あんな男に気に入られても良いことなんて一つもなかった。

ただ僕は魔族だったからインラスの感情の揺れも分かってた。だから奴の怒りや殺意が皆に向かないよう間に入って声をかけていたからインラスも僕には友好的だっただけだ。


ん…いや待てよ?思えば僕が神を好いている話を少ししたら嬉しそうな顔をして、それから僕への対応もある程度緩くなったような…。

……もしかしたらだけどインラスは神への信仰心はあったのかもしれない。マイレージもリビウスもベルーノも神への信仰心がなくてダメだとインラスは一度ぼやいていた。


…まあね、あんな殺人狂の信心深さなんてたかが知れてる。


でも僕には望みがあった。神はインラスみたいな悪い人間を許すわけがない、いつか神の鉄槌が奴に下るに違いないって。

早く、早くこの男の悪行を見つけて鉄槌を下してくれって毎日讃美歌を歌いながら祈っていた。


…でも神の鉄槌は全然訪れなかったな。


讃美歌を歌う者は神と天使の代表だってネネは言った。もし僕が本当に神や天使の代表だったら今すぐあの男に鉄槌を下せるのに、神よ、天使よ、なぜあなた方はあの男を捨ておきたまうのかっていつも天に向かって歌っていた。


そうしているうちに人々の絶望の顔で死ぬ表情が脳裏に焼き付いて消えなくなってきて、段々と心が虚ろになって記憶も飛ぶようになって…。正直、何がどうなってインラスが死んだのかもよく覚えていないんだ。


インラスがドラゴンの毒で死んだってマイレージから聞かされた時にはすぐに信じられなかったな。


…その後?皆と一人ずつ別れた後は、僕は見かける教会、神殿、聖堂、寺院に必ず立ち寄ってインラスと一緒にいたせいで人々を殺める結果になった過去を悔いて懺悔し続けてた。


それからこの国に来たあとは…今日のパレードを見ただろう?あの通りだよ。

讃美歌?系統でお勧め映画…「天使にラブソングを、2」


歌…グレゴリアン。以下グレゴリアンで特に好きな曲。YouTubeにあるので興味ある人はぜひ↓


「Gregorian-Viva La Vida」

「Gregorian-Boulevard of Broken Dreams」

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