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裏表のある勇者と旅してます  作者: 玉川露二


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ドラゴン倒し

「何様ですのあなた!レディの顔をその汚い手でむやみに触るんじゃないわよ!」


「レディア…!」


数分で国の一部を焼失させたドラゴンを引っぱたくなんて…!


「レディア、危ないから私の後ろにさがって、早く逃げて…!」


あわあわとレディアを私の後ろに引っ張ってそのまま逃がそうとするけれど、キッと睨みつけられ、その迫力に思わず気圧(けお)されて手を離す。


「言っておきますけどね、私はこのホテルの管理者であってエリーさんはお客様です!ホテルの管理者が暴漢に襲われてるお客様を見捨てて立ち去るようなことが出来ますか!」


「それは、俺がゲオルギオスドラゴンだとしてもか…?」


平手打ちされた怒りでピクピクと口を震わせ、目をギラギラを光らせながらヲコはレディアを睨みおろす。それでもレディアは腰に手を当て馬鹿にするようにヲコを睨みあげる。


「相手が誰であれ、お客様がいらっしゃる限り私は逃げませんことよ」


「自分が死んでもか!?」


その言葉と共にヲコが大きく口を開けた。口の周辺がドラゴンへと変化し、その喉の奥がわずかに光っているのが見える。


まさか炎を吐こうとしている!?まずいわ、こんな所で石すらも溶かす炎を吐かれたら被害はどれだけになるのか…!

とにかく阻止しないと!


手を伸ばして、とにかく炎を吐かせないため口の奥に向かってオルケーノプネブマを発動した。手に何か触れてる感覚がすると同時にヲコの口の中がドォンッと爆発して周りの窓ガラスはビリビリ震えてヲコの首はあり得ないぐらい後ろにのけ反る。


「ウ、ガアアアアアア!」


口と喉を押さえて苦しそうにのたうち回っているけれど、ヲコはまだ生きている。…それにしても今ぐらいの攻撃でも十分に効くのね、ゲオルギオスドラゴンは体の表面は強いってイメージだったけど。


…あ、でも今は体の表面じゃなくて大きく開いた口の中に攻撃したんだっけ。そう言えばミレイダも言っていたわ。


『外からの攻撃は何にも効きませんがね、内側からは効きますよ流石に』


…ということは?体の外側への攻撃はほとんど効かないけれど内側からの攻撃は効くってことよね?じゃあオルケーノプネブマを体内で発動させて…。

いやちょっと待って、体の中から爆発って、そんなことしたら物凄いグロテスクな光景が広がるじゃないの、ヲコは倒さないといけないけれど目の前でそんなグロいのは見たくない。


ああでもそんなこと思っている場合じゃないわ、今ここでやっつけないとこのホテルどころかこの町全体に被害が…!

やるしかない!しょうがないわ、グロテスクなものなんてウチサザイ国で散々見てきたんだから今更もう一回見たってなんてこと…!


手をヲコに向けると同時にゴッと突風が吹き抜けて、ヲコが吹っ飛んで行った。


でも私は魔法を使っていない。


その突風の正体は…リロイ。


リロイは背中にドラゴンの翼に牙を生やしヲコの首元を食い千切らんばかりに喰らいついている。


「ギィイイイイ!」


顔の半分が私の魔法で焼けただれて顔の骨と歯がむきだしになっているヲコは、癇癪(かんしゃく)を起こしたような呻き声をあげてリロイの頭を掴んで引き離そうとしている。それでもよく見るとヲコの首元はドラゴンの鱗に覆われているわ。

どうやら私の魔法はもろに受けたみたいだけれど、リロイの攻撃はすんでのところで防いだみたい。ともかく私もリロイに加勢しないと!


腕を上げるとヲコはリロイ越しに私をギロッと見てきて、焼きただれた口を大きく開けた。

するとリロイの体が一瞬大きく膨らんだかと思うと、ヲコの喉元に喰らいついたままボッと炎を吹く。


ヲコの顔が、上半身が炎に巻かれる。


耳をつんざくような絶叫が廊下中響き渡って、ヲコはあらん限りの力でリロイを突き飛ばしすと、近くの窓をぶち破って燃え盛りながら外に飛び出した。そのままフラフラと落下しそうな飛び方で遠くへ飛んで行く。


「追いかけなきゃ!リロイもついてきて!」


リロイを引き連れ追いかけようとすると、今の騒ぎでホテルの中にいた宿泊者たちが「何の騒ぎだ!?」と次々と廊下に飛び出してきて、廊下にいる私たちを発見すると、


「何、今の大きい音は何!?」


「何があったんですか!?」


「うわああ、壁が燃えてるぅー!」


って大騒ぎしている。


リロイの吹いた炎はヲコより後ろにもかなり流れていったみたいで、あっという間にヲコの後ろの壁は燃えて穴が開いていて、それも天井にまで炎が移って燃えだしているから慌ててリーヴァプネブマの力を使ってさっさと消火する。


消火し終えたからヲコを追いかけようと「じゃあリロイ…」と駆けだそうとすると、一人が私をジッと見て声をかけてきた。


「もしかして勇者御一行のエリー・マイさんじゃないの?」


ウッ。今のタイミングで声かけてくる?やめてよこっちは急いでんのよ。


曖昧(あいまい)に笑顔を残して去ろうとするけれど、勇者一行がいると分かると廊下に出てきた人々が野次馬の如く集まってくる。でも今は無事に消火が終わってよかったね、みたいな会話してる場合じゃないのよ。


「ごめんなさい!今急いでるから通して!」


「でも今何があったんですか?こんなことがあったんですからちょっとくらい説明してくれたって…」


こっちは急いでるって言ってるじゃないのとイラッとしていると、私の前にレディアがスッと割り入った。


「私はスペラービト商会の社長、レディア・グローナです。私はこのホテルの管理者であり今の現場を見ていましたのでエリーさんの代わりに私がご説明いたしますわ」


レディアは私にチラと目くばせをすると、お行きになって、とばかりにあごを動かす。


ホッとして私も目でありがとうと返してから、リロイを促し慌てて外に出た。


外にはホテル内でヲコが暴れかけたことすら気づいていない人たちが夜道をのん気に歩いて笑っている姿が目に入る。

この町が今どれだけの危険に晒されているかも知らないで、とかすかにイラつく感情が湧いたけれど、そんな事情も分からずのんびりしている人たちに気を取られている場合じゃない。


「ヲコはどっちに行ったか分かる?」


「あっちのに飛んで行った。…燃えたから水辺のほうにでも行ったか?」


「この周辺の水辺って…あっちに行けば水辺があるの?」


「分からん。だが空から見たら分かるぞ、飛ぶか」


「でも周りに人が…」


「知らん」


リロイは私を脇に抱えるとドンッとあっという間に空へ飛んでいって、町も見下ろせるぐらいの上空に滞空した。


さぶ…!ちょっと待って上空ってとこんなに寒かったっけ?ガウリスの背中に乗って飛んだ時はもっとゆるゆるとぬるい風が吹いている感じだったのに…。

あ、そっかあそこは砂漠地帯だったし、ここは冬だから風が冷たいんだわ。それにしたって耳も指先も鼻先もビリビリして痛い…!それでも水辺は、ヲコが逃げた水辺はどこ?


かじかむ手をこすり合わせてブルブル震えながらキョロキョロしていると、リロイが少し方角を変える。


「あっちに川があるぞ、行くか?」


行くか?と聞いてきたけれど、私の返事を待たずにリロイは川に向かってビュンと滑空する。

でもあまりに冷たい空気の中を猛スピードで突き進まれると、まるで私の体が一気に冷凍されていくような気分、身は切れるように痛いし寒いし…風の圧迫感で呼吸ができない…、あ、これ私ヤバい…。


思えば私が着ているものはいつもの良い装備じゃなくてただの布の服だもの、しかもホテルで履いていたスリッパもどこかで脱げちゃって裸足だし…その程度の装備でこんな寒い中を飛び回るとか自殺行為じゃないの…。


寒さと呼吸困難で意識が虚ろになっていく意識の中、フッと気づいた。

そういえば私、こういう寒さとか息苦しさを無効化できるイリニブラカーダが使えるんだわ。なんでいつもすぐ思い出せないかしら。


イリニブラカーダを私の周りに発動する。すると身が千切れそうな寒さはフッと和らいで息もできるようになった。


「ん、何かやったか」


私を抱えているリロイも空気の変化に気づいたみたい。


「寒かったから自然を無効化したの。イリニブラカーダっていう名前なのよ。これを使うと炎とか水とかの魔法を使えなくできるし、空気の薄さとか寒さも…」


「川だ」


質問に答えている途中だけれどリロイは言葉を遮って首を巡らせヲコを探している。私も言葉を止めて川があるらしい方向をみた。確かに川っぽいのは見える気がするけれど、それでも夜中で真っ暗だし明かりも少なくて、私の目じゃ本当に川があるのかもよく分からない…。


それでも何か動いているのがいないか目を凝らして見ていると、川みたいなシルエットが大きくうねって盛り上がったように見えた。

それは一気に私たちのいる場所をを突き抜け空へと伸び上がっていく…!


「ちょっと、あれ…!」


「ヲコだ」


ヲコは巨大なゲオルギオスドラゴンの姿に戻った。その首の位置は見る見るうちに私たちが見上げる程になり、翼をバンッと大きく広げる。


なんて巨大な羽なの、この町から見える星空全てを隠してしまうなんて…!え…、私、こんなただの布の服を着た状態で、こんな大きなヲコと戦わないといけないわけ…?


思わず絶望して見上げていると、焼けただれた口を大きく開けたヲコは夜空に向かって咆哮(ほうこう)した。


「ギアアアアアアアアアアア!」


あまりの音に耳を塞ぐ。その咆哮は四方へと広がって、町全体からの悲鳴が上空のここまで湧き立つように聞こえてくる。


やっつけないと、でもこんな巨体のヲコにさっきみたいな魔法が通じる?それよりこの大きさのヲコに魔法で攻撃をしたら町に被害が出るんじゃ、それはダメよ、でも町を破壊するぐらいの攻撃じゃないと魔法が効かないかも、でも町を破壊してはダメ、でもそれくらいじゃないとヲコは倒せないかも。


そんな考えが一瞬で脳内を駆け巡った。それも途中からは町を破壊してしまうけれどそれはダメ、でもそれくらいじゃないとヲコは倒せないの堂々巡り。


「…」


…ああ…ヲコと戦うの面倒くさくなってきた。もう何も見なかったことにして宿に帰りたい、そうだわ早く帰って寝よう。


喚くヲコを目の前にボンヤリそんなことを考えて、でもすぐさまハッと正気に戻って自分の頬をピシピシと叩く。


何を現実逃避しているの、こんな状況で宿に帰ったってヲコの炎で宿と一緒に焦土と化して死ぬだけじゃない!


焦土…そうよ私だって六割ぐらいの力で魔界のリージング州を焦土にしたんだもの、本気でヲコに向かってオルケーノプネブマを使って…それでも溶岩が周りに広がらないように町をイリニブラカーダで守って…ヲコがあの巨体を使って周りを破壊しそうだったら風で浮かびあがらせて…。


…いける?分からない、でもやらないとこの町も、私もサードたちも全員死ぬ!


「リロイ!私本気でヲコとこの辺り一帯に魔法を使うわ!」


「ん、おお」


まるでちょっと出かけてくるね、という言葉に対するみたいな軽い返事。


とにかく私はいつも押さえて使う魔法を…魔界でもちょっと本気出しちゃおっかな~程度だった自分の力を何もセーブせずに発動させた。


まず一番は町の守り。地上の町全体にイリニブラカーダをかける。いつもはこれを使うとふんわりと魔法がかかっていく感覚がするけれど、力をセーブしないと一気にバリッと魔法がかかった感覚がする。


今度はヲコに向かって手を向けた。


これで決めるわ、全力でヲコを倒す…!手が熱い、ビリビリと私の体にエネルギーが集まってくる…!


すると何か察したのかヲコの首が私たちのいる方向を見た。ギラギラと金色に光る二つの目が上から見据えてくる。


でもあなたが何かする前に私は魔法を放つわ!


力を込めて、体に集まったエネルギーを体から一気に放つ。するとヲコの体全体…鱗の隙間に真っ赤な光がスゥと浮かび上がった。


瞬間、ドォオンッとヲコの咆哮より高らかな爆発音、衝撃音が空全体に響いて渡る。


その衝撃でリロイに私も空中を少し後ろに飛ばされて、町からの恐怖におののく数々の悲鳴も今の爆発音で身がすくんだのか全体がシンと静かになって、その静けさの中を爆発音だけが遠くまでエコーになって響き続けていく。


間髪置かず爆発音と同等のヲコの絶叫が辺りに響き渡る。


全力で攻撃した、それでも体がバラバラになったわけじゃないし倒しきれてない。

ヲコの体は頭から尻尾まで溶岩のような輝く赤やオレンジ色に染まっていて、鱗の隙間と隙間、目、口、お腹も破れたのか至る所からドロドロと溶岩が流れ出て、苦しんでのたうちまわっている。


けど地上でのたうち回らせてはいけないわ。全力で風を吹き荒らして、地上からヲコを浮かび上がらせる。


ヲコは苦し紛れなのか口を大きく開けて私たちのいる方向にボッと炎を吹いてきた。


それでもヲコが炎を吹きそうなのを察知したのか、リロイは羽をもっと大きくして旋回してあっという間に逃げて、ヲコの吹いた炎は空へ一直線。雲をかき消し遥か上空までをオレンジ色に染めていく。


町にかけていたイリニブラカーダの範囲をもっと大きく広げる。地上だけじゃなくて空に、前に後ろにととにかく広範囲、ヲコの周囲以外全てに。


だってヲコの炎でこの辺りが異常に熱くなるかもしれないし、ヲコの体から流れる溶岩が町に落ちてしまったら危険…!


「エリー、ヲコの様子が変だ」


リロイの言葉にヲコを見ると、段々とヲコの体の動きがぎこちなくなってきている。

それに溶岩で煌々(こうこう)と輝いて眩しいぐらいだったヲコの体が、段々と鈍い色になってきているような…?


もう少し様子を見てみると、ヲコが体を動かすたびにゴリゴリと石をこすり合わせるような音がするのに気づいた。

そうか、ヲコの体を溶かした溶岩が冷えて固まって…内部から石化しつつあるんだわ。


そう気づくとどこか気が抜けた。


だって体が石でできているゴーレムとも戦ってきた私だもの、その倒し方は簡単。

ゴリゴリと体を解体して、その上で砂状の粒にしてしまえばいいだけ。


でもその前に気絶させたほうがいいかも、ゴリゴリと体を解体してる最中に暴れて目茶苦茶に炎を吐かれたら大変だから。気絶させるとしたら…やっぱりあれね。


両手を広げる。すると一つか二つ呼吸をする間に夜空が雲で覆われてゴロゴロと怪しい暗雲が広がり、雲間からカッと稲光が走る。


何だかんだでやっぱりこれが一番扱いやすいわ。雷。


私はヲコを見据えた。


見てらっしゃい、龍になったガウリスが落とすような雷の束をあなたに落として気絶させるわ。その後に体をゴリゴリと解体させて、砂状にして…それで終わり。

これは人を脅すために町を破壊して、関係のない女性を殺し続けた当然の報いよ!


指を上にあげると、指さした方向で雷が雲間からバチバチと飛び出す。息を吸い込み雷を一気に落とそうとすると、ゴリゴリと音と響かせヲコの目が私を見た。


さっきの内側からの爆発の衝撃のせいかその目に眼球はない。ただぽっかりと黒い穴が開いているだけ。そんな目から流れ出て固まった溶岩がまるで号泣しているかのように顔を伝って流れ出て固まっている。


その姿に思わず私の攻撃の手が止まった。


ヲコは倒さないといけない相手。それも面白半分で人を殺すような情け容赦もいらない完全な敵。

それでも今のヲコを見るとまるで「お前のしたことはこんなに残酷な攻撃方法だったんだぞ、泣くほど辛く苦しい」って言われているようで…私はなんてことをしてしまったのと罪悪感が湧いて…手を降ろそうと思っても、動かない。


「ぶっ殺してやる」


地の底から響くようなひしゃげたダミ声が聞こえて、ハッと我に返った。見ると石化して閉まらないヲコの口から、ヒーヒーと息が漏れる音とひしゃげたダミ声が響く。


「ぶっ殺してやる、見てろよ、死んでもてめえを、ぶっ殺してやる…!」


泣いているように見えたけれど、実際のヲコは憎しみでいっぱいだわ。それを聞いて罪悪感を無理やり振り払い、改めて攻撃と手を振り降ろそうとした瞬間、パッとヲコの巨体が消えた。


「え!?消えた!?転移魔法!?」


混乱して叫ぶとリロイが首を横に振る。


「我々は人間の魔法なんぞ使えん。恐らく人間よりも小さい動物に変化して逃げたようだ」


「人だけじゃなくて動物にも変化できるの!?」


「できる」


できるんだ、と感心したけれどそれよりも慌てて聞く。


「どこにいるのか見えない?」


「よほど小さいのに変化したようだ、どこに居るか我にも見えん」


「だったらどうするの、逃げられちゃう」


上空から辺りをグルグルと見渡すけれど、暗闇でも人間より目が効くはずのリロイが見えないって言っているんだから、私にだって見えるわけない。


「…逃げられた…」


倒せる絶好の機会だったのに、思わず躊躇(ちゅうちょ)したせいで…!

後悔しても、もうすべて遅い。

エリーとリロイがヲコと戦ってる時のアレン


アレン

「うわっ、ゲオルギオスドラゴン…!?ヲコ?ヲコなの?でっか。うあ、なんだ爆発うるっさ、うわ、まっぶし、うわ、あれ何溶岩?え?もしかしてエリー?うわ炎吹いた、え、何、どうなってるの、うわ、うわあああああ…何か喋ってる、うわあああああああ…消えたああああ」


アレンの近くにいた人

「…」←ドラゴンが現れたのに驚き逃げようとしたがアレンの緊張感のない独り言で逃げる気をなくし一緒にみてた

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