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裏表のある勇者と旅してます  作者: 玉川露二


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銀髪ロング巻き毛の人

「…あ?」


ミレルを危険な目に遭わせたサタラナゴートが逃げていく中、行く手を阻まれ抱きつかれ意味が分からないことを言われたせいで気が立っているのか、普段のケッリルから想像のつかないガラの悪い声が出た。


銀髪の人はニコニコ笑ってケッリルと自分を指差し、


「じぃじだよ、お前のじぃじ。お前が十歳のころチエナばぁばと一緒に天界に帰ったじぃじ❤」


ケッリルは少し目を瞬かせて…でもすぐ首を横に振って、


「お爺さんはそんな見た目じゃない、いいからどいてくれ、あいつが逃げてしまう」


押しのけズンズン進むケッリルの横を銀髪の人は豊かな銀髪を揺らしながら並んで、


「僕はチエナばぁばに一目惚れしてどうしても一緒になりたかったから姿を変えてたんだ、ほれ、これが君のよく知るじぃじの姿だろう?」


というとその姿がスルスルと変化していって、銀髪の人はあっという間にケッリルがもっと渋くなったような姿に変わる。その姿にケッリルはギョッと足を止めた。


「お爺さん…!?え?本当に?…いや違う、お爺さんは私が十歳の頃死んだ…」


って混乱している。


「死んでないよ。チエナばぁばと天界に帰っただけだ。なんてったって僕は神だからね☆」


そういいながら髪の毛をブワッサァ…とかきあげる仕草をしているけれど、今は髪の毛が短いから空中をスカァ…と手が通り抜けるだけ。


「…」


呆然とするケッリル、同じように何が何だか分からない私たち…。っていうか今あの銀髪だった人、自分のこと神とか言った?それよりケッリルのお爺さんとか見た目が変化したのとか一体何なの、一体何者なのよあの人…?


そんな混乱の空間を破ったのはサード。


「そんな者に関わっている場合ではありません、奴がさっきの…恐らく転移の呪文を唱え始めています、止めなければ!」


すると渋いケッリルの見た目の人はシュンと銀髪の美人な姿に戻ると、


「ん、そうか再会を喜んでいる場合ではなかったんだね」


というとケッリルを見ながらふふん、と腕を組む。


「せっかくだ。ケッリルにじぃじの凄い所を見せようかな」


そう言いながら銀髪の人は髪の毛を大きくかき上げてこちらにバチコン☆とウィンクをした。


「君たちも味わいなさい、じぃじの…愛と美の神である僕のちょっとばかしの本気をね!」


愛と美の…神…?え?じゃあやっぱり女の人…?


そう思っていると、ブワッと目の前が、周囲がピンクの霧に覆われた。


驚いて見回して銀髪の人に目を向けると…あれ?銀髪の人ってあんなに素敵な人だったっけ?何だかその後ろに花が咲き乱れているような錯覚が見える…。


思わずポーと見ていると、ふふ、と微笑み返されて、胸がドキュンッと射抜かれた感覚がして「ウッ」と膝をついた。


ああ…ダメ、ケッリルに触れられて見つめられた時と同じ感覚…!でも…目を逸らしたくない、ずっと銀髪の人と永遠に見つめ合っていたい。


顔を上げると銀髪の人と目が合う。ああ、なんて素敵な人なの、好き、好き、大好き。あの優しい眼差しに微笑みは私だけに向けられている、他の誰でもなく私にだけ…!


と、銀髪の人の視線が私から逸れていく。私以外の誰を見るのとその視線を先回りして追いかけていくと、銀髪の人と目が合ったアレンが、


「ウッ」


と顔を真っ赤にして胸を押さえ崩れ落ち、銀髪の人と目が合ったガウリスは、


「…なんて美しい…」


と膝をついて手を組み深く頭を下げて崇拝し始め、銀髪の人と目が合ったサードは…お酒に酔ったようなクラクラした足取りで頭を抱え、大きく首を横に振り回しながら「あいつは男だ…!男だ…!」って唸っている。


見るとパフェとプリンもキュンキュン鳴きながら銀髪の人に激しく尻尾を振ってくっついて懐いているじゃない。


「はいはい、ちょっと離れてね」


銀髪の人がそう言いながら二匹の鼻面元を撫でると、ピスピス鼻を鳴らしながら二匹は尻尾を激しく振りつつ素直にその場にお座りした。


「そこのサタラナゴートくん、戻っておいで。抱きしめてあげよう」


銀髪の人は遠くにいるサタラナゴートに声をかけるけど…その言葉に胸がズキ…と痛む。

だって、私じゃなくてあんなモンスターを抱きしめるなんて…酷い、ここに私がいるのに…!私の目の前で他の人を抱きしめるだなんて酷い…!


思わず泣きそうになって口元を両手で押さえると、アレンが顔を真っ赤にしながら、


「違うだろ!あんな奴より俺を抱きしめればいいじゃん!」


ってプンスカしながら立ち上がる。そんなアレンの言葉にはショックを受けるより怒りが湧いた。


「何を言ってるの、あの人に抱きしめられるのは私よ、私だけ!アレンには渡さないんだから!」


するとアレンは、えっ、と驚いたように私を見てから、キッと睨んでくる。


「ダメ!いくら俺でもあの人はエリーに譲らねぇぞ!」


「私だってアレンに渡さない!」


アレンは何も言わないけど、その目は絶対にそれは許さないって言ってる。なんて…なんて憎らしいアレンなの!?


二人で睨みあっていると銀髪の人は微笑みながら、


「喧嘩はダメだよ、仲良くね」


とウィンクしてきた。そのウィンクにドキューン☆と胸を激しく射抜かれ、ふにゃふにゃと力が抜けていく。ああもう…好き…!


すると遠くにいたサタラナゴートがフラフラと近寄ってきて、乙女のような顔でもじもじと指と足を動かしている。


「だ…抱きしめてくれるの…?あなたみたいな素敵な方が魔界で下等と見下されてるモンスターの僕を…?」


「もちろん。おいで」


腕を広げるとサタラナゴートは吸い寄せられるように銀髪の人の腕の内にもたれかかる。


「いやー!」

「やめてー!」


私とアレンからは悲痛な悲鳴が上がるけれど、銀髪の人はサタラナゴートを抱きしめながら囁いた。


「君にお願いがあるんだ。君のかけた魔術を解いてくれないか?そうしてくれたら僕の孫とそのお友達が助かるんだけどね?」


その囁きにビクンビクンと体を跳ねさせながら、


「あひぃいん…あなたの言う通りにしますぅん…」


ってサタラナゴートは言うと、ブツブツと何かを呟く。

その呪文を呟き終わるとその手の中に光が現れてポワッと空中に浮かんでいくと、そのままパッと消えた。


「あなたの言う通り解放しましたぁ、あはぁあん…あとは少しずつ時間をかけて元の年齢に戻りますぅん…」


ウットリと銀髪の人の胸に頭をもたれているけど…いつまで引っ付いてんのよ、いい加減離れなさいよ、何様のつもり…!?


サタラナゴートを魔法でぶっ飛ばしたいけど、その近くに銀髪の人もいるから魔法が使えない。


銀髪の人はサタラナゴートの頭をよしよしとなでながら慈愛に満ちた声で、


「ありがとう。でもいいかい?これからは人間を食べてはいけないよ、騙してもいけない。君を嫌い攻撃する人間が現れるかもしれない。それでも君は決して攻撃してはいけない。どんなに辛いことがあっても愛をもって接するんだ。魔界にいても、人間界にいても。…できるかな?」


「あふぁああ…!あなたの言う通りに…!」


魔界の生き物だというのにサタラナゴートは銀髪の人を崇拝するように両手を合わせてキラキラ見上げている。

銀髪の人はそっとサタラナゴートから離れて優しく言う。


「さあ、それなら心のままにいきなさい。僕は君と離れることになってもいつでも君を愛しているよ」


サタラナゴートは「はわっ」と口を押さえながら、


「僕も…愛しています…!」


二人の会話に心が張り裂けそうになる。そして体がプルプル震えて涙があふれ出てきた。

だって、銀髪の人が、サタラナゴートのこと愛してるって…!どうして?どうして私じゃなくてサタラナゴートに愛の言葉を囁くの…?どうして…。


悲しくてヒック、ヒック、としゃくりあげているうちにサタラナゴートは幸せそうなポワーンとした顔で銀髪の人から離れて、フラフラとした足取りで去っていった。


そうしてサタラナゴートが見えなくなるころ、目の前のモヤのかかったような状態が段々と消えていく。


視界がクリアになってくるとさっきまで感じていた恋し過ぎて胸が張り裂けそうだった感情が一切なくなって、ものすごく冷静になる。


「…私何でこんなに泣いちゃったのかしら」


必死に手で涙をぬぐいながら皆をチラチラと見ると、私を睨みつけていたアレンは私と目が合うとどこか気まずそうに目を逸らして、ガウリスはポカンとした顔でモソモソと立ち上がって、サードはものすごく気疲れが起きたような顔でゲンナリと雪に突き刺した聖剣に寄りかかっている。


銀髪の人はクルリと振り返って、


「これが神のちょっとばかしの本気の愛だ☆どうだ逆らえなかっただろう!この世で一番強いのは力でもなんでもない、愛なんだよ!愛があれば何事も力なんて使わなくても丸く収まるんだ☆」


バチコン☆とウィンクをしながら銀髪の人…神?は言う。なんか良いこと言っているのにその口調の軽さのせいで全然心に響いてこない。


全員が銀髪の人を見ていて、その視線に気づいたのか銀髪の人は顔つきを改め、そしてブワッサァ…と髪の毛をかき上げて手の平を裏返して人さし指をこちらに向ける。


「僕が何者か気になるみたいだね!」


「そりゃそうだ」


さっきまで銀髪の人に熱を上げていたとは思えないほど冷静にアレンが突っ込む。銀髪巻き毛の人はバチコン☆とウィンクをしてケッリルの隣に並んで肩に手を回した。


「何度も言っている通り、僕はケッリルのじぃじだよ!そして僕は愛と美の神でもある。名はレーシカ、世にも珍しい愛と美を司る男神さ☆大体愛と美は女神が担うものだが、僕は男だぞ!

僕はケッリルのばぁばのチエナに一目ぼれして、どうしても伴侶(はんりょ)になりたかったからその当時女性を騒がせていた男の姿に変身して口説き落として人間として過ごしてたんだ☆

この姿のままだったらすぐに僕だとバレて他の神にすぐ引き離されると思ったからね。でもまさかその男に変身した姿がそのまま遺伝するとは思わなかったがなあ!」


アッハッハッと言いながら笑う銀髪の人…レーシカの言葉にケッリルは困惑の顔ながらそっと聞く。


「それじゃあ、本当にお爺さんなんですか…?」


「個人的にじぃじ呼びが好きだな!じぃじ❤ほら、じぃじ❤」


「…それは幼いころまでしか言ってない…」


レーシカは頬に手を当てウットリと空を見上げる。


「じぃじおいで、ってケッリルに言われた時にはもうメロメロだったなぁ。僕がいつも『ケッリルおいで』って言ってたからそれを真似して『じぃじおいで』だって、エヘヘヘヘ」


メロメロの表情になっているレーシカがそう言っているとケッリルは恥ずかしそうに、


「だからそれは五歳ぐらいまでしか言ってないです…!」


って反抗するように言い返してる。するとレーシカはハッと安全な場所でまだ気絶しているミレルを見て、


「ああミレル…可愛い僕のひ孫。会いたかったよ、無事でよかった」


と抱き上げるとミレルの頬に頬を寄せる。その様子を見たアレンはレーシカに聞いた。


「じゃあ孫のケッリルとひ孫のミレルが大変なことになってるからレーシカが助けに来たってこと?」


レーシカはミレルを可愛がりながらアレンに目を移す。


「まあそういう所だが、頼まれたんだ。ここいらの神の使いの者にね」


「神の使いの者?」


サードが聞き返すとレーシカは説明する。


「その使いの者の主は冬の神。その神の治める地域では古来より人間が冬の神に舞を捧げ、その舞で喜ばせた評価で冬に降らせる雪の量を決めていた。だが今は優勝を取るために踊るような奴らばかりで面白くないと思っていたら、勝ち負けなんて関係なく素晴らしい踊りを披露した二人が居た。それがミレルとケッリルだったと」


するとピンときたガウリスが呟く。


「あの祭りですか、お二人が飛び入り参加した…」


レーシカは頷く。


「自分を喜ばせたケッリルとミレルが魔界の者によって妙なことになっていると冬の神は気づいた。だが彼が人間界に直接来たら冬の厳しさが酷くなり人間界が荒れてしまう。

そこで彼の使いの者がケッリルとミレルを手早く助けられそうな者をと探して、二人と血のつながっている僕にたどり着いたってわけさ☆」


「あなた、本当に神様なのね?」


何度も聞いていたけれどどうにも納得できなかったことを改めて聞くと、レーシカはバチコン☆とウィンクをしてくる。


「そう、世にも珍しい男の愛と美の神だ☆僕の手にかかれば女性でも男性でもメロメロにしてしまうぞ☆」


…じゃあさっきのピンクのモヤがかったあれがメロメロの状態ってわけ…。


さっきのことを思い出すとものすごく恥ずかしくなってきて目を逸らした。するとその先にいたサードが気持ち悪そうにレーシカを見ていて、レーシカはおかしそうに笑う。


「そんな顔をするんじゃない!大丈夫、先ほどみたいなことをするのはよっぽどの時だけだ、なんてったって愛のコントロールはただの支配になってしまうからね!」


何か神っぽい深いことを言ってるけど、口調が軽いからやっぱり心に響いてこない。


「でもケッリルも無事に家庭を持てて良かった良かった。僕の魅力を少し与えた甲斐があったね」


ケッリルがグリンとレーシカを見て、レーシカは「(。・ω・)ん?」とケッリルを見ている。


「今、なんて…?」


「ケッリルは子供のころから引っ込み思案で人とろくに喋らないし外にも出ない子だったから、あのままじゃずっと家に居ついて独身のまま終わると思って女の子から注目を受けるように私の魅力を少し与えたんだ☆ああ、与えたのは男の魅力だけだから寿命は普通の人間と同じだぞ!」


「どうして…」


「だってお前の話す女の子はばぁばと母さんの二人だけでじぃじ心配だったんだもん☆」


バチコン☆とウィンクするレーシカをケッリルは呆然と見ている。


それじゃあケッリルが女の人を次々と落としていく魅力の原因というか要因を作ったのは祖父のレーシカが愛と美の神で、その魅力を分けられたからってわけ。これは確かに精霊のリヴェルでもケッリルの魅力に太刀打ちできなかったわけだわ…。


「レーシカ様、そろそろ」


上空から声が聞こえてきて驚いて見あげると、白い馬に乗った白髪交じりの厳しそうな見た目のお爺さんが空中に浮いている。立派な髭を蓄え立派なプラチナの鎧に身を包み、シャンと背を伸ばしたその姿はまるで王族に長年仕えてきた誇り高い騎士のよう。

レーシカはそのお爺さんを見上げると、微笑みながら抱っこしているミレルにもう一度頬ずりしてからケッリルにミレルを渡す。


「あの者について行って冬の神と少し話してくるよ。どうやらミレルとケッリルの踊りに感動した冬の神がここらの雪のモンスターを脅しつけて君たちを襲わないようにしてくれていたみたいだから、お礼にね」


「え、そうなの?」


「そうだよ。冬限定のモンスターは冬の神に消されたらもう発生できなくなるからね」


…そういえば雪だるまのモンスターは襲って来たくせに鼻を鳴らして去っていったし、シビルハンスキーの御者も、いつもならここら辺でモンスターに襲われるのにって繰り返し言っていたわ。

そっか、あれってミレルとケッリルの踊りに感激した冬の神様の恩恵だったのね。


レーシカはフワッと浮いて、武装したお爺さんの乗る馬の後ろに横座りで腰かける。


「それじゃあね☆君たちと離れていても僕はいつでも君たちの隣に居るよ!愛してる!」


「あ…」


ケッリルが声をかけるとレーシカは動きを止めてケッリルを見た。ケッリルは一瞬口ごもって、


「お爺さん…あの、さっき抱きしめられたあと放り投げてしまって…すみません、男の人にしがみつかれたことがなかったから驚いてしまって…」


謝るケッリルにレーシカは微笑む。


「あんなに軽々と僕を投げられるぐらい強くなってくれて嬉しかったよ。ケッリルは本当にインドア派で体力も力も全然なくって、村から町に行くときには毎回歩き疲れて『じぃじ抱っこ』って手を伸ばして抱っこをせがんでいたからね!可愛かったなぁエヘヘヘヘ」


「…そういう子供のころの話はやめてほしい…」


レーシカはおかしそうにして、ふぅ、とため息をついてから武装したお爺さんの背中を叩いた。


「さてと、これ以上は別れがたくなってしまう。出発しよう」


「…思えばその人が冬の神の使いとかそういう人?」


アレンが武装したお爺さんを指さし聞くとレーシカはニッと笑った。


「そう、彼は冬の神の使い、冬将軍だよ!」


レーシカが楽しそうに言うか言わないかの時に「ハッ」と冬将軍は声を出して、手綱をしならせ馬を走らせた。

冬将軍が走った後には大粒の雪が追いかけるようにたなびいていく。


「今年はミレルとケッリルに免じて雪はあまり降らせないでくれよ~?うちの孫とひ孫が優勝したんだからな~?」


「無論。冬の神は二人の舞にご満足なのでその通りになりましょう」


そんな会話と大粒の雪を残して、一人の神と冬将軍は朝日の昇り始めた遥か彼方の空へ消えていった。

本編とは関係ない


馬に乗って空中を進んで行くレーシカと冬将軍、通りすがりにみえる神々


ゼルス

「いやはや、多少初心い勇者も見れて満足満足」


リンデルス

「素直な子も可愛いものですが、素直になれない者もいいものですね」


バーリアス

「あの勇者、エリーを襲おうと思ったら魔法で脅されてビビッてやんの、ウケるwいつでも笑えるネタできたわw」


レーシカ

「やあ異国の神々よ御機嫌よう☆これから冬の神に会いに行くんだが君たちもいかがかな!」(バチコーン☆)


ゼルス&リンデルス

「(よし好み)ご同行しよう」(キリ)


冬将軍

「(…異国の神々って変なのが多いんだな…)」(←妙な誤解の発生)

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