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裏表のある勇者と旅してます  作者: 玉川露二


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魔族のお手伝い

「この本はー?『歴代の美術品』」


ロッテに声をかけると、


「それは美術だからそこの台車に乗せといて」


と指示がきた。それならと似たようなタイトルの本を手に持って、


「じゃあこの『歴代の美術論』も美術っと…」


と同じ台車に乗せるとすぐさまロッテから鋭い声が飛んでくる。


「違う違う!それは論文だからあっちの台車!」


え…ほとんど同じタイトルなのにと思いながら、近くにある他の本をそっとロッテに見せる。


「じゃあこの『美、そこから見える芸術家の心理』っていうのは…」


「それは心理学」


…頭がこんがらがってきた。


今はロッテの屋敷の至る所に散らばる本を分別・本棚への収納を手伝っている。


それというのもロッテが私たちに泊まるでしょうと聞いてきた直後こう続けた。


「あたしに聞きたいことあって泊まるってならその分働いてもらうよ。じゃあ今からここにある本の片付け手伝ってもらうから」


私は凍りついた。


だって今立っている大広間の床のほとんどを埋め尽くして高く積みあげられているこれ全部を片付けるとか…嘘でしょ?ってクラッとした。


でもロッテは「さあ本を手にとって片付け開始!」と言いだすから私とアレンはノロノロと少しずつ片付けに取りかかったけど、私たちの死角を縫ってサードは静かに一人屋敷から逃げようとしていたみたい。


でも扉が開かなくなっていたようで、


「ざけんな、扉が開かねえじゃねえか、外に出せ!」


と怒鳴り、ロッテはニヤニヤしながら、


「一人だけ逃げようとするからだよ。ほれ、働いた働いた!本の片付けが終わんない限りこの屋敷からは出さないよ!」


そう背中を小突かれてからようやくサードは文句もタラタラと…ううん、殺意を帯びた表情で本の選別を始めていた。


そんなサードの表情がおかしかったのかロッテは笑い、


「そんな顔しない。真面目にやったら夕飯は美味いもん食べさせてあげるから」


というと、サードは手を止めてスッとロッテを見た。


「飯のついでに夜の相手もしろよ、それなら俺だって真面目にやるぜ?」


うわ最低、と私は軽蔑の顔をサードに向けたけどロッテはどこまでもおかしそうで、からかうように言い返した。


「人間の男が魔族の女と交わったら自然と精気吸い取られて二度と使いもんにならないらしいけど、あんたそれでいいの?」


「…」


無言になったサードは一気にやる気が無くなったのか、それ以降ソファーに仰向けに寝そべって動かなくなった。要するにサボってる。


「俺そんなに本に詳しくないから、絵本とか児童書だけ脇に寄せとくな」


アレンは難しい本の群れから子供向けの本を抜き取っては部屋の隅に寄せていて、ドラゴン姿のガウリスはどう頑張っても手伝えないから大広間で螺旋(らせん)状になって大人しく浮いている。


「あいつっていつもああなの?サードって奴は」


ロッテに美術の本がたまったから運ぼうと言われ、広間から続く廊下をロッテとコロコロ台車を転がしているとそう話しかけられたから大きく頷く。


「いつもああなのよ。他の人の前だとすっごく爽やかな笑顔だけど、本性は女好きで性格悪いし根性もねじ曲がってるし金にはうるさいしいつも不機嫌だし自分の思い通りにならないと怒りだすし…」


そこまで言っててふと思ったことを小声でロッテに聞いてみた。


「あいつ魔族じゃない?」


「いいや、あいつは正真正銘の人間だよ。まあ魔族とも対等に渡り合っていけるタイプだろうけど」


何だ、本当に人間だったの。


ちょっと肩透かしを喰らった感じだけどグルリと周りを見た。


大広間はどこまでも高い天井に届くほどの高い本棚で壁が覆われていたけど、広間から奥に続くこの廊下もすごいわ。


廊下だというのに両側の壁には一面本棚が埋め込まれているし、吹き抜けで見える二階の通路にも乱雑に本が並べられている本棚の壁が見える。


視線を一階の正面に向けてみると、廊下の長いこと長いこと。天井には明り取りの窓が点々とあるけどそれでも奥は薄暗くて、このまま進んだら闇に飲み込まれそうな感覚がするわ。


開いている部屋を覗き見ても四方形の部屋の壁にはびっちりと本棚。中心には小さいテーブルとイス、またはソファーが置かれている。


とにかく本、どこを見ても本、本、本、本…。


「ロッテはこれ全部読んだの?」


「まあね。この屋敷の中にあるものは全部読んでるよ」


ロッテはケロッと答え、私はため息をついた。


「こんなに読んで疲れない?」


「疲れないねー。むしろ寝るのも飲食も忘れちゃう。けど今は読む専門で片付けは後回しにしててさ。そろそろやんないとなって思ってたから若いのが来てくれて助かったー。

シャマーン大臣も使おうかと思ったんだけどヨボヨボだから本の整理やらせるの申し訳なくってさ。使い魔の二匹には本の買い付けを頼んでるから屋敷に居ないし」


「…」


ここに泊まると言ったら獲物を見つけたような顔をしていたけど、片付けで使えそうな奴らがやってきたと喜んでいたのねロッテは…。


「それでも私たちは本の整理を手伝いに来たんじゃなくて、ガウリスのことと水のモンスターのことを聞きにきたんだけど、まだ何も聞いてないわ」


ロッテはニヤニヤ笑いながら振り向いた。


「本の片づけにひと段落ついたら、報酬として教えてあげる」


…。それなら結局やるしかないんだわ。どれだけ時間がかかるんだか…。


色々と諦め廊下に並んである本を目で追った。


『市街地の設計計画』『冒険者のための町あるき』『お店を持とう!~食事処編~』『図解・城下町』


「…こんな人の町の本なんて読んでためになるの?」


本の買い出しすら使い魔に任せてる魔族のロッテには人間の町の本なんて読んでも意味がないんじゃないかと思って呟くと、ロッテはパッと振り向いて、


「え?結構面白いよ。例えばこの本とか」


ロッテは少し戻って迷いのない手つきで『市街地の設計計画』という難しそうな本を引っ張り出す。


「これは国の街づくり案をまとめた五百年前の本なんだけど、どうすれば人が来るか、街道から店までどう置けば国を発展させられるかってことが細かく書かれててさ。

この市街地のあった国は別の国に滅ぼされて統一されたけど、今でもその国一番の商業都市として栄えてて、それも当時の貿易商も今も残ってる。これを見ると時代を越えて栄えてる都市ってどういう工夫をして設計したかってわかるよね!」


目を輝かせながら本をめくって力説してくる姿に何となく納得した。

きっとロッテは自分の役に立つか立たないかより、単純に本を読んで色んなことを知るのが楽しくて仕方ないんだわ。


自然と微笑みが浮かぶ。


「ロッテは本当に本が好きなのね」


「そりゃそうだ。この頭の中が全部知識で埋めつくされるまでは何でも情報を取り入れ続けるつもりだよ」


ロッテも笑いながら本を戻すと歩きだして、私たちは美術関係の本を置く部屋に入る。


「適当に本棚に入れといて。今は分類だけにして後からあたしが作者の名前順で並べ直すから」


「分かった」


それなら適当に本棚に突っ込んでいけばいいのね。それなら楽だわ。


本をつかんでは本棚にゴトゴトと入れて少し集中し始めたころ、


「…ところで」


ロッテが口を開いて、私は手を休めずに「うん?」と聞き返す。


「人をモンスターにする薬、どこで知ったの?」


手を止めた。


ロッテの口調が今までの気さくな感じじゃなくて、静かに問い詰める口調になったから。


人をモンスターにする薬、それを聞いたのはラグナス。


ラグナスとロッテは知り合いで多分お互いそれなりに友好関係は築いていると思うけど、正直にラグナスから聞いたと言うのはダメなんじゃない?


今は魔王の部下として働いている魔族が勇者一行の私に話したってことで問題が起きたとしたら…ラグナスの立場が悪くなるかもしれない。

それに人をモンスターにする薬の話をした時のロッテの反応から見るに人間にバラしてはいけないものだったのかもしれないし…。


よし、誤魔化そう。


「噂で聞いたことがあるの。私も勇者の一行だから色んな話が伝わってくるのよ」


我ながら上手く誤魔化せる言葉を見つけたわと思いながら次の本を取ろうと手を伸ばすと、その手が上から押さえつけられた。

驚いて横を見るとロッテはせせら笑うような笑みを浮かべて横から見据えてくる。


「魔族には嘘をついてる人間はすぐ分かるの。嘘をつく人間は付け入りやすいから」


息を飲んでロッテを見返す。ロッテは重ねて聞いて来た。


「どこで知ったの?」


「…」


視線を揺らして誤魔化そうと色々と考えた。

でもよどみなく嘘のつけるサードならともかく、こんな詰問されている状況じゃ頭が上手く働かない。


「…前に、魔族から聞いて…」


「魔族って?ロドディアスっていう王様?」


「ちが…」


口をつぐんだ。

「違う」と否定すると別の魔族…ラグナスから聞いたのがバレる。でも「そう」と言っても嘘だとバレる。


八方ふさがりの状況で口をあうあうと動かしながらどうしようと悩んでいると、ロッテは楽しそうな表情に変わってきて私を見ている。


「ダメだよ、そんなオドオドした表情を魔族に見せちゃ。楽しくなっちゃうじゃない」


ロッテからは詰問するような雰囲気はなくなって、元のさばさばとした表情と声に戻って手を離した。


「別に問題があるから聞いてるんじゃないよ、ただ人間は知らないものだから誰から聞いたのかなって気になっただけ。で、誰?」


…本当にそれだけ?ただ知りたいだけ?


「…言ったらその魔族の立場が悪くなったりしない…?」


「しないしない、あたし個人が気になって聞いてるだけだもん」


「…」


でもやっぱりラグナスの名前を言うのは…。


言うのを渋っているとロッテはふむ、と腰に手を当て、


「まぁそんなに言いたくないならいいや。それにしてもよくそんなマイナーな薬のことしってたよね、その魔族。今じゃ作れる魔族も少ないし人間をモンスターに変えるメリットも楽しいくらいだから金持ちの道楽みたいなもんだしさ。たまに売れてるけど」


「そうなの」


「うん」


しばらく間があいて、ロッテが少しじれったそうな顔をした。


「今の言葉で何か気づかない?」


「え?」


「たまに売れてるのよ」


少し考えてからハッとして、


「もしかして今でも人間からモンスターに変えられてる人が…」


「違わないけど違うくてぇ」


ロッテがもう、と頬を膨らませて顔を近づけささやいた。


「あたしもその薬が作れる数少ない一人なの」


そうなの!?とロッテの顔を見た。でもまつ毛が触れ合うほど近かったから少し顔を離す。


「そうやって得たお金で本を買ってるってわけ。他にもビジネスしてるけど」


「ビジネス…?」


魔界のビジネスって一体…?


そんな疑問が顔に出ていたのかロッテは続ける。


「貸本。魔界の本を見境なく集めたら色んな魔族が『あの本はないか、この本はないか』ってやって来てさ。その度に探すのが面倒くさいから勝手に欲しい本を探させて、ついでだから二週間の貸出の期間を決めて貸本で金を取り始めたの。その中でも人気があったのがたまたま手に入れた一冊の人間界の本」


「人間界の?…っていうか魔族って人間界の文字読めるの?」


さっきロッテが本型のメモ帳に書いていた文字は私には読めなかったから、魔界には私たちと違う文字があるはずだけど…。


「一部の知識人はね」


ロッテは背を正して話を続けた。


「その人間界の本は純文学の小説だったんだ。旅をしていた男がある村の女と出会って互いに恋に落ちて、でも結局結ばれないで男が旅に出て終わる話。魔界には人間界のあらゆるものを馬鹿にする傾向があったんだけど、その本を読んだ奴らは感動しててさ。

人間界にもこんな高尚(こうしょう)な文を書く人間がいるのか、我々が手を下して別れさせた記述も見当たらないのにどうしてこの男女は結ばれなかったんだ、いいや逆に結ばれなかったことで最高の結末を迎えたんだ…とかね」


それは異文化に触れて驚いた…いわゆるカルチャーショックを受けたってところかしら。


本棚に本を入れる作業に戻ったロッテは熱心に続ける。


「あたしは最初、人間の書いたものだからつまんないだろうなって放置してたんだ。そうしたら皆が凄い凄いって言うから読み始めたら一気に最後まで読んじゃって。

それからあたしは人間界の本も集め始めた。他の魔族の要望もあったし、何より人間はあたしたちが思ってるほど馬鹿じゃない、同等レベルの教養があるって興味が湧き始めたから」


作業の手を止めてロッテはニヤニヤと私に振り向く。


「だけど魔界で人間界の本を扱って魔族に貸し出してたら上から圧力がかけられてね。だからあたしは人間界にきたの。魔界で人間界の本を集めて貸すビジネスが駄目なら、人間界で人間の本を集めて、それを魔界からやって来た魔族が勝手に借りていくんだったら文句なんて言えないでしょ?」


そう言ってロッテは豪快に笑う。


なるほど、それがロッテが魔王に断りもなく人間界に移り住んだ理由なのね。

何だかサードもやりそうな屁理屈じみたものだけど、それでもロッテの笑う姿を見ると私もおかしくて笑いがこみあげてくる。


それでもふっと心配にもなった。


「けどロッテは大丈夫なの?圧力をかけてくる魔族に何かされたりとか…」


「なぁに、魔族ってのは悪い事してなんぼ、つまり力が全てなの。あたしの場合その力はこの知識」


ロッテは頭に人差し指を、腰に手を当てどこか自慢げにふんぞり返る。


「あたしのこの知識を無くすと作れなくなる薬や使えなくなる術もたんまりある。それをあたしは本にまとめてもいないし、他の魔族に伝えてもいない。

それに魔界の有名なある魔族があたしの貸本のごひいきさんでね。あたしの背後にはそいつがいるからわざわざ手を出す奴もいないよ、今の魔王様だって下手に手を出したら面倒な相手なんだから」


「…」


魔王もろくに手が出せないって、どういう人なの…?

でもラグナスの言う通り、ロッテはその知識の豊富さで魔族に一目置かれているみたい。それに人脈の力も。


「けど魔界には人間を好いてない人のほうが多いんだし、そんな魔族が人間界の本を読んで悪用しないかしら。もちろんロッテみたいな人もいるでしょうけど」


ちょっと心配なところを聞いてみるとロッテは笑った。


「大丈夫大丈夫、人間の本が読みたいなんて魔族は知識人もとい変わり者だから。あたしみたいなもんさ」


変わり者の言葉で人間界のあれこれにすごく興味津々のラグナスが真っ先に脳裏に浮かんでくる。


「ロッテって、ラグナスっていう子知ってる…?」


するとロッテは手を止めて親しみの湧く顔で振り返る。


「知ってる!えー、もしかしてラグナスからあたしのこととかモンスターにする薬とか聞いた?ラグナスは人間界の本を新入荷したら即座に借りに来るリピーターだったんだよ。

特に食べ物関係に目を輝かせて『いつか人間界に行ってお菓子を食べる』って鼻息荒く言ってたっけ。あとはスライム関係の本をいっぱい借りてたけど…」


ロッテはそこで区切って小声で聞いてきた。


「魔王様が復活してるの聞いた?っていうかさっきあたしが『今の魔王様』とか言っても驚かなかったんだから知ってたよね?」


「ええ、知ってた」


私もロッテに合わせ小声になって頷きながら続ける。


「けど他の人には言ってないわ。魔界のことに関しては誰にも言わないってロドディアスと約束したし、ラグナスのことも誰にも言ってない」


「そうね。それでいいかもね。言ったら言ったで面倒そうだし」


ロッテは普通の声のボリュームに戻る。


「まぁ魔王様はエリーたちが生きている時に地上に来るかも分かんないもんね。今は魔界の立て直し優先してる感じだから」


それもラグナスから聞いたわねと頷くと、ロッテはからかうように続けた。


「けど魔王様はモンスターの抑止力にもなってるんだよ。だから魔王様が地上にいないってことはモンスターが自由勝手に動き回るって意味でもあるから、逆に百年以上魔王様が不在の今のほうが大変かもよ〜?」


「ラグナスも魔王は必要悪だって言ってたけど…」


「そうそう。ところでラグナス元気してた?魔王様の配下になって人間界でダンジョンを持ったって話は手紙で受け取ったんだけど、片付けが追いつかなくて中々会いにいけなくて」


「元気にしてるわ。私なんて自作のアップルパイを御馳走になって、それが美味しいのなんの…」


するとゴッという鈍い音が響いた。

振り向くと、アレンが入口の枠に頭をぶつけたのか頭を押さえてその場にうずくまっている。


「っつー…」


「ア、アレンどうしたの?」


魔王だの魔族だのの話を聞かれたかしらとヒヤッとしていると、アレンはパッと顔を輝かせて一冊の本を私に差し出した。


「見てくれよ、これ俺が子供の時によく読んでた『おとなのお仕事シリーズ~ぼうけん者・商人へん~』!懐かしくてさー、つい見せに来ちゃった」


と屈託のない顔で、はい、と児童書を差し出してくる。


瞬きをしながら児童書を受け取って、アレンを見上げる。


「…何でわざわざ?」


「え?何となく見せたかったから。へへ」


思わず胸キュンする。


私より年上のくせに、私より体格もゴツくて大きいくせに、笑顔で児童書を手に「見せに来ちゃった」とか「へへ」って…。


アレンってこういうところがなんか可愛い。

きっとロッテはR-18本とか春画も躊躇(ちゅうちょ)なく人前で見る。じっくり最後まで見る。

そんで笑いながら「見て見て、これすっごいわ」と見せにくる。そんな人。

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