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『約束』  作者: wokagura
☆過去編(一学期)☆
5/39

第5話 そして俺たちは知り合った

俺たちが初めて会ったのは・・・、そうだな、中学の入学式だったな。


俺たちの中学校は、自分たちの小学校と隣の小学校が合併して成立される学校で、萌は隣町の子だった。違う学校の者が沢山いて、緊張したのを覚えている。特に組ごとで整列する時だ。

 その時は、互いに魅かれ合った訳でもなく、増してや儀式に参加するだけだったから、顔すらまともに覚えていなかった。




 そんな、翌日・・・・


 1年2組の教室で、担任が、自己紹介を皆でしようと言い出した。おそらくほかのクラスも同じことをしたんだと思う。


 出席番号順に自己紹介が流れていく。その中で、やけに目立つ者がいた。俺の前の席に座っている奴だ。紹介の前から、さ行の名字の奴だとは思ったが、その名にも驚いた。


「どうも!北西小出身、真田達之介(さなだたつのすけ)ですっ。えー、好きなものは野球。嫌いなものは勉強。どうぞ、宜しくっす!!」


「・・・・」


 ”真田”って、歴史的武将の名字だった気がする・・・それに”達之介”って大胆な名前だな、とまず思った。決して体格もよくないのにこのジャイアン並みの性格・・・・将来ビッグになりそうだ。坊主頭の色黒で、確かに野球少年オーラをかもし出していた。


 そいつが席に座るときに不意に目が合ってしまった。どうせ、顔見知りでもないんだし、無視するかと思ったが、真田は俺の目をしっかりと見てニコッと笑ったのである。

 俺も、まぁ無視する訳にもいかず笑い返した。


「・・・・」


 見た感じ、悪いやつではないみたいだな。次は俺か。


「えっと、駿河逞真といいます。あ、北小出身です。あだ名は”駿”と言います。気軽に声かけてください。」


 はぁ、地味にグタグタだったかも。ま、いっか。


 また、逆の意味で目立つ者もいた。


「ほ・・北西小出身の、坂下萌(さかじたもえ)です・・・。仲良くしてくれたら・・・嬉しいです・・・。えっと・・・、宜しくお願いします。」


 随分臆病な奴もいるもんだな。かけてる眼鏡が反射して顔がよく見えないし・・・、ま、その内仲良くなるだろう。

 だが、その仕草や声が北小(俺たち出身の所)の連中を狂わせた。と言うのも、辺りを見ればわかる。北小の男子が、後ろを向いてひそひそと話していた。嫌そうな顔ではなく、とにかく鼻の下がのびていた。あー・・・見ているほうも恥ずかしいよ・・・。

 そんな男子を女子はどう見てるんだぁ?


 女子を見てみると、なかなか面白かった。北小の女子は普通に隣にいる同じ学校の男子をからかっていたが、北西小の女子(一部)は・・・見た瞬間鳥肌が立つほど恐ろしいことになっていた。

 キツい女子たちなのか、男子には目もくれず坂下さんを睨みつけているではないか。それに何かブツブツ呟いている。・・・・こわっ(恐)


 しばらくし、担任の自己紹介となった。ニコニコ笑って教卓に寄り、話し始める。


「皆さん、こんにちは!私の名前は、大原愛菜(おおはらまな)です☆英語の担当と、女子テニス部の顧問やってま~す。好きなものはチョコレート♡皆と早く仲良くなりたいな♪よろしくお願いします!」


 第一印象は、若い。それだけだった。この学校2年目らしいけれど、多分初の学校なのかな。フレンドリーで、まあ、親しみやすいのかもしれない。


 そして、この時間の授業が終わった。と、ともに、北小の男子がいっせいに坂下さんに近づいた。


「初めまして、坂下さん!お・・・俺佐々木っていうんだ。宜しく!」

「あ、ありがと・・・。よろしくね。」

「あ、ズルいぞ健介!坂下さん、俺は青山ね。気軽に呼んでb」

「俺は山本。」

「俺は・・・」


 ったく、犬のように群がりやがって、気色悪い・・。

 俺が呆れて見ていると、隣にいた北小の麻央が


「駿は行かなくていいの?」


 と、訊く。


「行かないさ。まるでファンクラブのようで、行きたくもならないね。あ、別に坂下さんが嫌いなわけじゃねえよ?」

「そう。可愛いカモね、あの子。」

 

 そういわれてみるが、男子どもで顔が見えないからわからない。

 そこへ、前の席の奴がいすを斜めに傾け、目の前に現れた。例の真田だ。


「よう!お前、これから駿って呼んでいい?」

「うん。大歓迎。君のことは・・・・」

「達之介、でいいよ。」

「んじゃ、達之介ね。これから宜しく!」

「おう!」


 達之介は満足そうにニカッと笑った。こいつ、いい奴かもしれない・・・。




 それからしばらく・・・_____



 中学校の生活に慣れ始めた。50分授業だし、制服着心地悪いしめんどいし、中休みはないし、校則守らないと先生方、くどくど怒るし・・・ハァ!?と思いつつも、クラスの皆と仲良くなってよかったと感じる。32人のクラスの中で、俺は達之介と親しくなった。


「気を付けー、さようならー」

「さようならー」


 放課後だ。帰ろうとすると、北西小の女子軍団が坂下さんに寄っていくのが見えた。


「坂下さーん?ちょっと、ついてきてくれない?」

「う、うん・・・。」


 なんだ、この緊迫した関係は。同じ学校だったんだろ?

 そこへ、達之介がやってきた。


「駿ー、帰ろうぜー。・・・どうしたん?」

「あっ、いや、なんでも?」

「そっか、行こうぜ。」


 俺は達之介とともに教室を出た。廊下を渡り、下駄箱の所まで行くと俺は忘れ物を思い出した。


「あ、やべっ。達之介、俺宿題メモ、机に置いてきちゃった。取ってくるから、ちょっと待っててくれない?悪いけど。」

「おう、いいぜー。」


 俺は達之介に見送られ、教室に戻った。宿題メモを取り、廊下に出ると中庭のほうから声が聞こえてきた。


「ん、なんだ?」


 そっと覗いてみると、そこにはさっきの女子軍団と坂下さんがいた。


「え・・・。」


 思わぬ状況に俺は唖然とした。






 坂下さんは、泣いていた・・・。




 


 ほかの女子たちはケラケラ笑っている。ま、まさかイジメじゃないよな?俺、イジメをリアルで見たことないんだけど・・・。


「ふざけんなよ、坂下!!男子に好かれたと思い込んで、調子のってるんじゃねーよっ!!」

「そうだ、思い知れ!!」


 その瞬間、女子の一人が坂下さんを蹴った。


「なっ・・・」


 その人数は増していき、坂下さんは女子に囲まれて蹴られていく。


 助けるべきだよな・・・。よし!・・・と思っても、なかなか足が動かない。


「くっ・・・え?」


 俺、こんな臆病者だったのか・・・・?




 恐いのか、俺・・・・。あの女子軍団に嫌われるのが、恐いのか?



 「・・くそっ!!」


 俺は、坂下さんを助けることができず、そのまま下駄箱の所へ行った。


「駿、遅かったじゃん。」

「あ、ああ・・・。」


 帰り道、思い切って訊いてみることにした。


「なぁ、達之介。坂下さんって、何がどうしたの?」

「なんだ?急に坂下なんて。」

「いや、さっき中庭で女子に囲まれていて泣いてたから。」

「あー、あれ小学の時からだよ。坂下、気ぃ小さいから目立つと狙われるんだよ。」

「ふぅん、いつから?」

「わかんね。気が付けばいじめられてた。ただ、誰もそれを止めるやつはいねえ。からかわれ、自分も同じ目に遭うのがオチだからな。女子って、ある意味恐いし。」

「見て、見ぬふり・・・」

「そうだな。もっと酷い奴は、一緒に笑ってる奴もいた。」


 俺は思わず立ち止まった。


「達之介、まさか君もその仲間だった訳じゃないよな。」

「なわけないだろ。笑って意味あるのかよって話じゃん。」


 達之介の当たり前の口調に俺は微笑んだ。


「達之介、やっぱ俺君を選んでよかったわ。」

「そっか。俺もだよ。」


 俺と達之介は拳同士をガシッと合わせた。



 家に戻った。


「ただいま。」

「おかえり。」

「にーちゃーん!!」


 聖奈が駆けてきた。幼稚園児って気楽だよなー・・・


「はいはい。」

「兄ちゃん、ご飯たべよっ!ペコペコ~。」

「うん。」


 食卓で晩ご飯を食べる。父さんは、仕事でいつも遅いから先に食べている。

 白米を口に入れ、俺は母さんに声を掛けた。


「母さん、今日さ、いじめられてる人がいて。北西の人なんだけど・・・。」


 母さんは一度動きを止めたが、また再開する。


「北西って、人多いから荒れてたらしいわね。」

「そうなの?」

「えぇ。その分北小は人数少なめでギリ2組だったから珍しいじゃない。」

「うん。俺初めて見たよイジメなんて。なんでやるものかな、意味ないのに。」

「そのうちわかるわ。・・・(たく)、貴方絶対その中に入っちゃ駄目よ。」

「・・・!当たり前じゃん!!」


 つい俺は声を荒がしてしまう。


「よーし。」


 母さんは満足げに頷いた。


「ねー、いじめってなに??」

「聖奈にはカンケーないの!いいから、黙って食べる!」

「兄ちゃん、ドケチー!」

「ケチで悪かったね。」



 6月。このシーズン、この学校は体育大会をやるらしい。それには面倒くさいものがあって、個人種目と、全員リレーというものがあるのだ。


 で、今は全員リレーの順番決め。保体の100m走の結果をもとに作る。

 

「ま、まずはこれでやってみようよ!」


 学級委員長が決めた順番。俺たちはそれで、次の日の学級合同朝練に臨んだ。




 が、その日の練習で、2組はボロ負けしてしまった。


「何でだよぉ~!!」


 と、2組一同。俺は考えた。

 1組と3組が比較的早い人が走っているとき、2組は比較的遅い人が走ってる・・・。

 それじゃ、差が開くばかりだよね・・・。

 

 俺は、100m走の一覧表と順番を見た。


「あー、駄目だよ、関さん。」

「へ?」


 委員長の関さんが俺に振り返る。


「放課後までに、順番かえとくけど、いい?あ、速くなる保証は80%だけど。」

「お、おう。いいゼヨ。」


 俺は教室で黙々と順番を変え続けた。


「ここを、こう入れ替えて・・・と。」


 何故か俺はこういう脳での予測や計算が得意中の得意だ。うん、なかなかいい感じ。


「よし、できた!」


 昼休み、俺は関さんの許可を得て、大原先生の所へ行った。


「先生、これを明日までに全員分印刷してもらえませんか?」

「お、いいよいいよ!流石逞真だね☆」

「いえ。宜しくお願いしますね。」


 これで本番はボロ負けしないでしょ。





 そして本番の、体育大会当日。

 沢山の種目が終わり、いよいよ全員リレーだ。


 〈位置について、用意・・・・・・ドン!〉


 スタートは良好。どんどんバトンがわたり、中間で、2組は1位になった。


「よっしゃあ!このままいけーっ!!」


 叫びまくる2組。

 そのまま1位を貫いて突破していくが、その時、あるアクシデントが発生してしまった。


 順番は坂下さんだった。100m走でもそんなに遅くなかったから、大丈夫だと思った。完璧な順番にしたからね。

 

 そのアクシデントは、単純なことだった。


 坂下さんがバトンをもらい、レーンを走っている時だ。坂下さんは地面にある石につまずいた。クラスのためにできるだけ早く走っていたのか、それは酷く転んでしまった。


「あっ!」


 転んだ時って、ショックだったらすぐに起き上がれないよね。坂下さんもそうだったんだと思う。倒れたまましばらく動かなかった。だいぶ開いた差が縮んでいく。


「なにやってんだよ、坂下!!」

「速く走ればいいのに、ウザったい!」


 ブーイングが激しくなっていった。尚更坂下さんは動いてくれない。むしろ震えているようだ。


「やめろよ皆!余計走れなくなってるじゃん!!」


 その時、馬鹿でかい声が響いた。




「坂下、くじけず走れぇー!!」




 達之介だった。坂下さんはその声に反応して立ち上がった。涙を拭って走り出す。が、後ろから来た1組に抜かされてしまう。


「あ゛ー!!」

「やったぁ!!」


 1年生は盛り上がる。そうだ、こういう歓声がいいのかもしれない。小学の時、中学は絆がよく深まるって聞いた。こういうことがあるからなんだと思う。


 結果は、1組が1位、2組が2位、3組が3位という結果になってしまった。


 皆は頑張った。坂下さんも最後まで走ってくれた。だから、結果なんて関係ないと思った。だが、そうは思わない連中もいたんだ。

 閉会式の最中、1組が賞状をもらっているときに、2組の中で少しだけ話し声が聞こえた。


 ”坂下がヘマしなければ、今頃うちらが賞取ってたのに・・・”


 式の最中で言えなかったが、俺は腹立たしかった。自分がその気持ちになってみろよ・・・と。


 だが2組は違うことで賞をもらった。このために作った学級旗が1年生の中で優秀賞になったんだ。


「イエーイ♪・・・ってあれ?」


 喜んだのは大原先生だけ。しらけたし、生徒からの冷たい視線を受けた。他学年にはうけたっぽいけど。


 翌日____


「普通に授業あるってのが気にくわねーよなー」


 登校中、達之介が文句を口にした。


「確かに。振替休日とかになってくれないかね。」

「そーそー」

「なあ、達之介。」

「あん?」

「お前、やっぱいい奴だよ。」


 俺の言葉に達之介は気持ち悪そうな反応をした。


「何だよ急に。」

「昨日、坂下さんをポジティブに応援してただろ?あれ、俺超嬉しかった。」

「あー、あれ?だってそうでもしねーと坂下動かなかったじゃん。みんな、うるさかったしよ。」

「・・・そっか。」



 教室に入ると、女子がかたまっていた。それも、坂下さんの所に。


「あ、来たよ来たよー。謝るべき人が。」


 俺を見て言ったてことは、その謝るべき人が俺なのか?

 女子の一人が俺を引っ張って、坂下さんの所へ寄せる。


「なんだよ。」


 女子はクスッと笑って話し始める。


「せっかく駿が作ってくれたいい順番だったのに、アンタのせいで台無しになっちゃったねー。」


 俺はハッとした。まさか、昨日の・・・


「ほら謝れよ。駿に。」


 坂下さんは俯きながらそっと口を開いた。


「ごめん・・・なさい。」

「声が小さい!」

 

 女子はわざとらしくいった。


「土下座していいなよー。」

「そうよそうよ!」


「い、いいって!そんなの気にしてないから、謝るなって!!」

「うわー、駿優しーね。よかったね、坂下っ。」


 女子たちは言い捨てて教室を去った。

 なんだよ、あいつら。


 そして放課後___


 俺は朝のことが気になっていて、達之介の掃除が終わるまでの間、中庭を覗いてみた。やっぱりいた。女子軍団とそれに囲まれている坂下さん。状況を把握するために、じっと見ていると、大原先生が通りかかった。


「亜樹ー、亜樹ー。あ、逞真、亜樹見た?」

「亜樹。」

「そう。テニス部のことで用があるんだけどねー。」


 中庭に視線を戻してみると、女子軍団の中にその亜樹がいた。


「あ、いますよ。」


 と、いうころには大原先生は消えていた。人に訊いといていなくなるなよ・・・。

 気を取り直して中庭を見ると、始まってしまっていた。


「駿はあー言ったけど、それで調子のるなよ!あんた、駿の気を引こうとしてんじゃないの??」

「そんな、気持ちは・・あ!」


 坂下さんは蹴られまくった。そして、教室にある黒板消しを頭の上にかざされてパンパンと叩かれた。粉が坂下さんのあちこちについて、みすぼらしくなってしまった。女子たちは一人一人の手にバケツを持ち、今にも坂下さんに掛けようとしている。

 これはまずい。今度こそ俺は助けようと思った。見て見ぬふりはもう二度と嫌だったから。

 俺は思い切って女子の中に入り込んだ。



 バシャンッ!!______


 冷たいなあ。

 

 俺は全身ずぶ濡れになった。


「駿・・・」

「何してるの?こんなとこで。」


 俺は笑って言ったつもりだ。うまく、表情に出たかは知らないが。


「あ、亜樹。大原先生が呼んでたよ。テニス部のことだって。行けば?」

「わ、わかった。」


 亜樹が中庭を出ると、皆いなくなった。


 坂下さんと俺だけが残っている。

 坂下さんはすぐに


「ごめんなさい。冷たかったでしょ!?」


 と俺に寄ってきた。


「あ、平気平気。」


 笑って坂下さんを見ると、俺は思わず驚いてしまった。


 え・・・・・


 



 こんなに可愛い子が、いじめられてるのか?



 心臓が跳ね上がってしまう。何故だ?眼鏡を掛けてなくて、素顔を初めて見たからか?


「駿河君?」

「あっ、ゴメン!」


 俺はやっと我に返った。とにかく、坂下さんの顔は驚くほどに整っていた。泣きぼくろが白い肌にやけに目立っている。

 それに、ただの臆病なこではない気がした。きちんと目をみて話している。

 

「・・・ありがとう、駿河君。」


 俺は思わず微笑んだ。


「あ、俺のこと駿河君じゃなくて、駿って呼んでいいよ。」

「で、でも・・・、私人を君とかちゃん付けでしか呼んだことないの。だから・・・・駿君でいい?」

「駿君・・ね。」


 初めての呼ばれ方だった。ほとんどの皆は駿だし、家では逞。それもあってやけにうれしかった。


「じゃあ、俺も坂下さんのこと、萌って呼ぶよ。」

「えっ/////」


 萌は顔を赤くした。


「駄目?」

「ううん、凄く嬉しい!ありがとう。」


 なんだ、男子どもが言ってたのはこれか。本当に仕草も、話し方も可愛かった。


「駿君。」

「何?」

「これから、仲よくしてね。」

「うん。勿論だよ。」



 これが、俺と萌が知り合った、本当の最初なのかもしれない。





 この後、達之介に茶化されて、家では妹に笑われ、母さんに叱られるのが、目に見えてるな・・・




 


 やっと、学生の地獄からの解放です!

 次回からもどうぞよろしくお願いします☆

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