中2の夏に、白石くんが神様になった
私は日向 結(ゆい)。羽曳野市に住む中学2年生。自由研究のテーマに選んだのは、近くにある応神天皇陵──教科書には載っていない古墳の秘密。だけどこの夏、私はそれ以上の“何か”に触れてしまった。
同級生の白石くんと肝試しに出かけた夜、彼の体に“思念体”が宿る。彼が語ったのは、宇宙そのものが思考でできているということ、人間の魂もその一部であるという真実。私の心は、夏の空よりもずっと広いものに開かれていった。
家族、友人、大学の研究者──少しずつ繋がっていく世界のピース。
これは私の物語。でも、きっと誰かの物語でもある。
思考を持った“わたしたち”が、どう生きて、何を大切にしていくのかを考える、そんな夏の日の記録。
同級生の白石くんと肝試しに出かけた夜、彼の体に“思念体”が宿る。彼が語ったのは、宇宙そのものが思考でできているということ、人間の魂もその一部であるという真実。私の心は、夏の空よりもずっと広いものに開かれていった。
家族、友人、大学の研究者──少しずつ繋がっていく世界のピース。
これは私の物語。でも、きっと誰かの物語でもある。
思考を持った“わたしたち”が、どう生きて、何を大切にしていくのかを考える、そんな夏の日の記録。
プロローグ〜第一章 夏休みのはじまり、自由研究は未定
2025/07/08 07:00
(改)
第二章 研究室でも、謎、また謎
2025/07/09 07:00
第三章 白石くんとわたしの肝試し
2025/07/10 07:00
第四章 神様とQ&A
2025/07/11 07:00
第五章 その自由研究、自由すぎるよ白石くん!
2025/07/12 07:00
第六章 そんなこと、神様は命令してない
2025/07/13 07:00
最終章 この世界で生きていくって、こういうこと
2025/07/14 07:00