表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

145/177

第142話

楽しんで読んでくださると幸いです。

ブクマ、評価、いいねが大変励みになっています

僕は後藤四郎兵衛と貨幣のデザインについて話したりと、江戸でしかできないことをして、残りの江戸滞在を過ごした。江戸では、お金の製作が始まると同時に、西洋から買った印刷機の複製を軍事部門がすることになった。


僕の中で絶対に色々と有用になると思ったからだ。そして、今川家の研究部門は優秀だ。そのため、もっと生産数を増やし、紙幣の生産を増やそうという狙いだ。今の所は作られたものは江戸城内の倉庫に貯められている。いずれ、使い始める時のために。また、紙幣に使う紙は新たに開発させていた。その生産方法は秘匿として、その紙を使われた、貨幣しか認めないのだ。それによって紙質で偽造を防ごうという狙いだ。まあもちろん他にも偽造を防ぐための方法を四郎兵衛が考案してくれた。


今回の僕の江戸滞在は、色々と有用に終わった。駿府に帰ったらさまざまな業務と、新たなお金の発行を皆に伝える必要がある。それに来週には一門衆と全ての上級家臣が来る予定だ。評定もあるし、本拠地を江戸に変更することも伝える必要があるし、色々大変だ。守護代は、上級家臣に当たるが、国の統治を任せている以上来ない。京都奉行も同じだ。そのため、彼らには上級家臣一同に伝えた後に、書状で伝える。まあ武蔵守護代はすでにこのことを知っている。現在江戸城の留守居を務めて、屋敷も造られているし。いずれ、本拠地になるにあたって守護代は罷免されるけれど、まあ何かの役職にはつけるつもりだ。


やはり職制改革は大変だと思うが、僕は引き続き頑張る。後は絶対に時間をこじ開けて、研究所に行く必要があるし。戦闘機を見たいのと、AG55から小銃の性能が変わったか、そしてピストルの生産状況を確認したい。いずれはピストルを全軍に配備したいと思っている。今は刀とか槍だけれども、時代は銃だ。いずれそういう旧式なものはなくなる。あったとしても儀礼ようだ。AG55の生産はかなり増えている。


既に4千は突破していると思う。実際にどれだけできているのかは僕は覚えていないけれど。すごいたくさん生産されているのは定かだし、各国軍にAG43といういわゆる火縄銃が回されている。AG43が1番使用方法が簡単で楽になっているのだ。


まあこれだけの銃の配備も、各国にある工場や、今川家の保持する資源、そして莫大なお金から来ているんだけれど。僕は今川家に生まれて本当に良かったと思っている。最初は焦ったが、父上も優しいし、銃が欲しいと言ったら買うのを許してくれるし、僕の自由に軍の編成とかも許されているのだから。今川家が本気で動員したら、80万ぐらいは出せるだろうけれど、そのようなことがないように願っている。


人口は増え続けているようだし、そろそろ医療にも力を入れるべきかもしれない。でもそういうのは興味がないからなあ。どうすればいいんだろう。僕は興味がないことはしたくないし。何かの利益とかを見つけない限り。医療にお金を割いて、軍事費は絶対に減らしたくないしなあ。どうすればいいんだろうか。全くわからない。まあわかっていることは色々頑張る必要があるということだけだ。今川家の存続のために。三好に負けないために。


遅れて本当にすみません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ