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第123話

楽しんで読んでくださると幸いです。

ブクマ、評価、いいねが大変励みになっています

ストックが100話を切りそうでやばいのですが、スランプ気味なので、もうそろそろ夏休みが終わりますし、更新頻度落とすかもです。よろしくお願いします。落とす場合は活動報告にて報告とさせていただきます

僕は、現在家中での役職を考えていた。ある程度は力を与え、仕事を楽にしたい。しかし、今川家が主家として権力を保つ必要があるから、今川家家臣に力を与えないようにしたいのだ。


悩んだ末に、老中と家老をどちらも置くことにした。家老が今の評定衆だ。そして、老中は決まった家からではなく、当主が有能だと考えた人物を任ずる事ができる。家老と比べると少し格は下だが、評定に参加する権利がある。二つの組織を置くことで、若い優秀な人物の登用と、名門家門の顔を立てる狙いだ。


さらに、その下には若年寄が、当主直属としてあって目付けと大目付を率いる。月々交代で二人でつとめるのだ。目付けと大目付は家臣たちを観察する。大目付は上級家臣と、中級家臣を。目付けは下級家臣と最下級の軍人や文官たちまで。これを当主に伝えて、問題がある場合は改易だ。さらに、側用人がいる。


側用人は、小姓と近習の上司だが、なんの権限も持たないのに等しい。まあ当主の側近だ。やはり側近がいないと大変だからな。側用人や小姓、近習は、中奥に入る権利を持っている。まあそれ以外の人は表までしか入れない。ただ、小姓や近習の中にも信頼度による格があって、中奥まで入れるのは上級近習か上級小姓のみだ。絶対に通常の小姓からしかなれないし、家の事情なども考慮されて、中奥に入る許可がもらえる。まあ色々ややこしい。


それだけではなく、黒書院番と白書院番という二つの警備部隊がいて、彼らは、当主の元に護衛として仕える。ただし近習よりは格上でありながら、中奥に仕えても、中奥の部屋の中に入ることはできなくて、部屋の外の警備という感じだ。


まあ側近とはかけ離れているが、これになれることは、ある意味名誉だ。下級家臣で武芸に達者な家臣たちが選ばれている。番頭は中級家臣だ。どちらも対等で、ひと月ごとに、交代で連続勤務をする。それは、城中警備取締役が管理して、更には大番という、表を警備する役目がある。それは各100人20組で活動している。10組ずつ交代だ。事実上、夜勤もあるため、500人ほど警備を行っている。


更に、各門には、何々門警備役という仕事があって、100人1組で2組働いている。また、小番は当主が、どこかへ行く時、または表か中奥にいる時の護衛をした。格としては、各書院番より上で、小姓、近習と協力して警備をしていた。更に、城中勤番という、城内を見回って全体的に警備をする役目があった。近衛兵も行うが、こちらは本丸とかの最重要部分の周りなどを行った。書院番、小番、城中勤番は各丸にもあった。これらは全て、直臣で構成されているものだ。


更には女性のみで形成する、警護隊も作成する予定だ。まあ管理する場所は大奥だ。一応、周りは堀とかで囲まれているけれど、何が起きるかわからないし、不倫とかはされるわけには行かないためだ。だから女性の護衛隊を作らせる。彼女らには袴の着用も許可する。まあ男装女子と言ってもいいかもしれない。こちらは、側室候補にもなり得るので、慎重な検査のもと、募集することになるだろう。


表の役職に話を戻すと、奏者番を作った。まあ何かを下賜したり、献上された時に、主君に渡す立場だ。まあ爆発物とか、危険なものが仕組まれていないか確認する役目もある。老中の配下だ。


そして、重要な二都市であり、直轄地となる江戸、駿府町奉行は家老の直下だ。この2個の町奉行は町奉行の中でも別格だ。更に、駿府代官は一門や、家老になれる家柄から輩出する重要職とする。そして駿府は副都とするつもりだ。まあ駿府と江戸は特別だと言うことだ。


駿府代官はもちろん当主の直下だ。そうでないと不満も出そうだしな。そして、駿府代官の配下には在来人監督役、駿府国軍、駿府組(駿府の政務を行う)、そして、駿府勤番という駿河国を治める役がいる。更に、今川館留守居役もいる。その配下には、今川館の警備兵も設置する予定だ。駿河国には守護代はいないのだ。武蔵国も、無くす予定だ。他の国では、国軍は守護代が管理するが、僕のような人物の動員令には従う必要がある。まあ色々ややこしいのだ。


後は勘定奉行を、上級家臣から、登用して、家老と対等にする。定員は1人だが、当主の直下で、評定に参加する権利を与える。

まだ他にも役職がある。全てを一新する予定なのだから。だからこそ、色々と考えるのも大変だが、江戸城の役職をある程度は参考にさせてもらった。



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