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第118話

楽しんで読んでくださると幸いです。

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 僕は、駿府を出て、馬を走らせた。最近は僕の小姓と近習しかついてこない。まあそれでも明らかに目立っているが。僕の小姓は大体僕と同い年だ。そしてみんな、側近だし、地侍の次男だったり三男、場合によっては今川家に仕える下級武士たちの後継以外だ。後、もしくは人質で僕が見込んだ人物だ。そういう人たちは近習や小姓に列する。やっぱり、優秀な人物は重要だからな。


 竹中半兵衛に関しては、すごく取り立てたの早いけれど。後は竹千代は、父上から与えられたということだ。基本的に全員元服しているし、人によってはすごく年齢が上だ。普通は20人ぐらい小姓がいるらしいが、僕の場合は小姓と近習合わせて20人だ。彼らは、将来有望で、いずれは僕の元で配下として働くことになるだろう。


 僕が馬で走っていると、僕に士官を願ってきた浪人が5人ほどいて、話を聞いたところ、転生者だった。そのため、研究所に連れて行った。彼らは駿府にあると言われる、鉄砲の製作をしている場所に雇われたくて来たみたいだ。ひいては、新しい武器の製造を。今や、駿府は転生者が目指す地点になっているのかもしれないな。まあ成果はそれぐらいで、駿府に帰ってきた。


 そうして、駿府で武器の製造、や父上から回された書類の処理などを頑張っていて、二週間ほど過ぎた。海軍の大観覧式などがあって、軍関係のイベントが結構あったのだ。とは言っても、多くはリハーサルみたいなものだ。僕は分国法を作ろうと思っていたのだが、周りが騒がしくて、集中しづらかった。駿府の街はお祭り騒ぎだ。全く、本当に大変だ。


 それに、叔父上、上杉殿、長宗我部殿、そして家臣らが集まってきていた。本当にすごい行事なんだなと改めて思い知らされた。更に、そこまで仲が良くない大名家からも使者はやってきた。もうすぐで花嫁が到着するそうだが、今日僕は、叔父上と上杉殿と会う。ここで三国同盟を提案する。まあ対等に会うのは不可能だ。僕は東国管領として、京より東に位置する国の守護を全て統括する立場。そして、二家ともただの守護に過ぎない。まあ僕も色々忙しいのだ。


「若殿、上杉弾正少弼様、武田大膳大夫様並びに武田太郎様が参られました」

「武田太郎殿とは?」

「諱を申すのはあまり良くないですが、武田大膳大夫様の御嫡男の武田義信様でしょう」

「わかった。ありがとう。我が従兄弟か」

「はっ、太守様が松姫様を嫁がせることを考えている相手です。おそらく、この度は松姫様との顔合わせも兼ねて、参られたのかと」

「そうか。説明、感謝する」

「いえ、勿体なきお言葉。全ては若殿のためですから」

「では、予定の場所に案内しておけ。後、三人に準備を増やしておけ」

「はっ」


 よし、これから、今川家のことに関する重要な話し合いだ。頑張らなければ。なるべく早く、この戦国の世を終わらせるためにもな。





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― 新着の感想 ―
[良い点] >まあ成果はそれぐらいで、駿府に帰ってきた。 いやいやいやいや、氏真さん!転生者いきなり複数人も見つけたのも凄いのに、その人達を全員即採用してのける。こんな偉業を“それぐらい”だなんて!ホ…
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