第113話
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まあ分国法よりも前に、お金の鋳造だ。しかしその職人を探す必要がある。後藤四郎兵衛とやらがいたはずだ。確かのちに江戸幕府で大判を製造した。彼を招聘して、銭を作るか。後は紙のお金をどうするかだな。やっぱり現代日本と同じようなものにしたい。1000円札から作りたいが、どうすればいいか。そうだ!京に家臣を送ろう。それで交渉する。僕自らは無理だけれど、どうせ書状を書くし。それを届けるためにという名目で送りやすい。うん、これで決定だな。
僕は急いで書状を書いた。内容は紀伊の平定の報告、そして美濃守を辞すこと。さらに官位の推薦だ。藤枝美濃介、を美濃守に。また、福島を伊賀守に、勘助を伊勢守、君川を伊豆守、角田を三河介、そして由比を大和介、工藤昌祐を上総介、工藤正豊を志摩守に推薦した。これで、家臣たちも一目置かれる筈だ。それに実際に様々な平定戦で立てた功績に報いたものだ。ここに挙げた者達はかなり出世しているしな。それに勘助は父上から偏位を貰うと同時に諱を得た。山本勘助元孝だ。まあこれからは伊賀守だが。僕の名前は非常に偏位を上げにくくて困っている。改名しようかなあ。
「福島真正、こちらに」
「はっ」
「この書状を義兄上に届けてくれ。」
「はっ」
「後、もう一つ。今川家独自の通貨を作成する。後藤四郎兵衛という者を招聘せよ。かの者は銭を作る知見があると聞いた。」
「ははっ、すぐに行って参ります。」
「頼んだぞ。」
「はっ」
ゼニの作成の準備は整った。後は札か。どうすればいいのやら。佐渡金山、銀山は保持しているが。絶対に足りない。後はウラル山脈もあるけれどなあ。やっぱりプリンターが必要だ。そうだ!外国人街の建設は住んで、駿府にも外国人は居る。だから彼らに頼んでもらうか。可動式活字印刷機は早いらしいし欲しいな。5機あればいいだろう。複製すれば良いし。これで決まりだな。
「誰か居るか。」
「竹千代、こちらに。」
「竹千代、西洋の商人を呼び出せ。」
「何故でしょうか。」
「少し商談をな。後、竹千代、そろそろ元服した方が良いか?今何歳だ?」
「13にございます。」
「なら、なおさら元服するべきであろう。余の元服も13だ。父上に相談しよう。」
「若殿、某は若殿の側仕えを辞したくはございませぬ。」
「そうか。覚えておく。元服後は父上との相談の上だ。」
「はっ」
1555年だと勘違いしていたけれど56年だったみたいだ。よく考えたら僕が18のため当たり前だが。まあ良いや。頑張らないとなあ。色々大変だ。やっぱり今川家の支配基盤を固めて、より、強力にしなければ。僕はどことも戦争をする気は無いけれどなあ。後、ツァーリに使者を送ってみたい。難しいのはわかっているけれど。ウラル山脈の反対にも小規模な領地を持っているけれどそこまで管理は厳しくないみたいで未だ相手はよくわかっていないみたいだ。後は、ウクライナが気になるんだよなあ。ウクライナってロシアに将来攻め込まれていたけれど、そんな未来は無くなってほしい。僕はウクライナ派だからなあ。まあまずは目の前の仕事を必ずこなして、戦国時代を終わらせないと。頑張ろう!




