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心を失った君に。  作者: 4Nドロイド
始まりの島
8/27

休息

今週はなぜか時間が余って、書くスピードも結構良かったんで、今上げます。


そこには倒れた海斗が土埃が舞う中、祐介、亜美、大田そして武人が来た。

「海斗くん!海斗くん!」

亜美が叫ぶ。海斗の怪我を見て心配してることがよく伝わる。

「おい、海斗!起きろよ」

祐介が声を荒げ、海斗を揺らす。

「やめて、傷が広がるでしょう。」

亜美が冷静さを保ち、海斗の傷に適確な手当をし始めた。

「誰か、細い糸と小さい針持ってる?」

「釣り針と釣り糸なら。」

と太一が答える。

「それ持ってきて。」

海斗の頭の傷を亜美が縫い始めた。三十分後、海斗の手当はすべて終了した。

「あとは、寝かせて、起きるまで待とう。」

「このまま、海斗の目覚め待つより基地の周りを固めようぜ。」

と、祐介が提案した。

みんな賛成したら、看病している亜美以外は基地作りを始めた。次の日の朝、祠の周り三十メートルに小さな柵と落とし穴が出来た。これでだいたい犬は防げることもわかった。

「うう、ここは。たしか倒れたはずだけど。。。」

海斗が目を覚ました。彼は一日寝てから起きたあと、基地の変わりように驚いた。用意されたMREを食べ、落ち着いたとことで考え込んだ。昨日の機械のお陰で水の上を走れた。それよりも、あのクマ、滅茶苦茶強かった。

「えーと、海斗くん、体の方は大丈夫?」

「ああ、看病してくれたんだ、渡辺。本当にありがとな。」

そこに祐介がやってきた。

「お、やっと起きた。それと、ここでの生活では下の名前で呼ぶことにしてるんだ。」

「ええーと、渡辺の下の名前って、なんだっけ。」

「よし、じゃあ、海斗の復帰祝いも兼ねて自己紹介パーティーをするとするか。」

「そうしてもらうと助かる。」

「ちなみに、海斗の看病だけじゃなくて傷を縫い合わせたのも亜美だよ。」

「マジか、本当にありがとうな。このことをいつか返すよ。」

「いいよ、いいよ。医者の勉強にもなったし。」

数十分後、

「では、海斗のためにまた自己紹介パーティだ!乾杯ー!」

「俺は三船海斗。剣術、護身術、アメリカ式軍訓練と我流の戦闘術をやってる。」

太一が目を光らせる。

「軍訓練はどうやって受けたの?」

「叔父のつてでね。」

大田が海斗に聞く。

「何で昨日はいなかったの?」

「別の島にカード集めで渡ってた。」

「で、収穫は?」

「ええと。。。確か。。。」

海斗はポケットを探る。

「あった。地図、カバン、ライター、防弾チョッキ、暗視ゴーグル、手榴弾詰め合わせセットそして武器の付属品セット。」

「なかなかいいじゃん。」

亜美話に割って入る。

「ところで、何で怪我してたの?」

「そうだ、それだ。島には四つ腕のクマがいて殺されそうになった。多分この島にもいると思う。後、寝てた時、アッドの声で『イベントはあと六日で始まります。』と聞こえた。あいつのことだ、きっと危ないがそれに見合う報酬があるはず。」

海斗がみんなに報告した後、一つ提案した。

「俺らの中でリーダー決めないか?指揮系統がはっきりしてると後で動きやすいし。」

「そうですね、僕もそう思います。それだけでなく、この島での間、仕事も決めましょう。決め方も投票でいいですか?」

武人が賛成した。すると、彼の後、みんな納得した。

「では、この中で最もリーダにふさわしいと思う人に指をさしてください。」

海斗は祐介に、他は海斗に指さした。

「えっ、俺?」

「だってめちゃくちゃ強いし。」

武人も続ける。

「その上君は状況判断がすぐできる。これ以上ふさわしい人はいないと思うけど?」

「でも、俺、基本、単独行動するのが好きだけと。普段からみんなと行動してるやつのほうが。。。」

「それなら、コミュニケーションシステムを作ればいいじゃん。アッドからの報酬を使って。」

「直美の言う通りだ。海斗、投票でお前がリーダとなるのでいいな。」

「わかったよ。これから、主な仕事の分別と武器の分配を行うがいいか?みんな武器がしょぼいから。。。」

太一が聞く。

「それって、銃とかだよね。」

「先に仕事よ。」

直美が突っ込む。

「海斗、続けて。」

「まずは、主に三グループに分ける。一つ目はベースグループ。主に非戦闘員をまとめて、料理、傷の手当、などなどのことをやってもらう。二つ目は食料調達グループ。その名の通り食べ物をとってくるグループ。最後は、護衛グループ。純粋戦闘員何名かで、食料調達グループ及びベースグループの護衛がメイン。また、イベントの時は攻略組になる。では、ベースグループには亜美、直美、凛、武人の四人で。亜美には傷の手当などの、医者のような仕事をしてもらう。直美には取ってきた獲物を料理してくれ。凛には様々なものを作ってもらう。武人はモンスターや食べ物の情報を本にしてもらう。食料調達グループには太一、春子、祐介の三人で。太一は海の時にリーダを。祐介は狙撃を。春子は追跡を。護衛グループは明人、大輔と俺だ。俺はみんなに銃の使い方を教えた後、適正武器をみんなに渡す。明人は食料調達グループをメインで護衛を。大輔はベースグループを。異論は?」

「ないです。」

「じゃあ、銃の使い方と適正確認をするぞ。まずは、力に自信がある意図は右に、ない人は左に。

右には大輔、明人そして春子。残りは左に。

「まず、右の人たちの希望を聞く。残りはパーティを続けていいぞ。」

海斗と残りの三人は少し離れたところに向かった。

「まず大輔。お前の理想の武器は?」

「細かく狙いを定めなくともいいやつ。大体の重さは持てるよ。」

「ならM60一択だな。」

海斗が大輔にM60を渡し、使い方を教えたら、大輔はパーティに戻った。

その後、明人にはSCAR-Hを、春子にはデザートイーグルを。

「ベースグループの中には銃がないな。よし、武人にはMP5をやろう。この銃は比較的軽いからお前も使えるだろう。」

「俺のは?」

太一が聞く。

「今のとことはない。海に潜るってことは銃が邪魔になるよ。」

「なんだ、残念。」

今月末にも上げます!

読んでいただき誠にありがとうございました!

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