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守るための資格

ライアは忙しいが、ミシェルはどうなのか。


街の見回りをするという理由で外に出るが、デリフィスから逃げるためであるようにルーアには思えた。


デリフィスはミシェルの剣の腕を認め、対戦を望んでいる。


朝食後すぐに基地を出ようとしたミシェルを、ルーアは捕まえた。


「デリフィスの相手をしてやらないのか?」


「嫌ですよ。あの人、本気ですから。遊びがないというか。怖いです、ほんとに」


「まあなぁ……」


デリフィスは強い。

まともに練習相手になる者は、なかなかいないだろう。


その頭の隅にいつもあるのは、きっと『コミュニティ』の剣士ノエルだ。


いつもはテラントと剣の訓練を行うが、ノエルとはタイプが違い過ぎる。


ノエルと似た雰囲気があるミシェルは、デリフィスが待望した練習相手だろう。


「ルーアさんが付き合ってあげればいいじゃないですか」


「俺じゃあなぁ……」


練習相手にならないだろう。

魔法を使っていいなら、話は別だが。


「ああ、そうそう」


そそくさと逃げるように立ち去りかけたミシェルが、肩越しに振り返ってきた。


「僕とライアさんですけど……」


「ああ」


「……やっぱり、いいや」


「なんだよそりゃ……」


拍子抜けすると、ミシェルは手を振った。


「多分、夜になったらライアさんが言うと思うので。まだ決定事項じゃないし。僕の口から言うべきことでもないかなって」


「……お前な、そこまで言って」


「一応、今のルーアさんは本来部外者だし、秘密ということで」


気になることを言って、ミシェルは出ていった。


台所には、ティアとレジィナが籠っている。

たまに騒音や悲鳴が聞こえてきた。


レジィナが物差しを持っていったことに、ルーアは気付いていた。


寸法を計るためではないだろう。

鞭を使わないだけ、いつものレジィナよりは優しい。


エマとアヴァは、ユファレートに懐いていた。


母親と同じ天然の気配を嗅ぎ取っているのかもしれない。


アヴァは、ルーアやシーパルを見るとぐずりだす。

見慣れない髪の色が怖いようだ。


ティアの相手をレジィナがしてくれている間は、平和だった。


『犯罪都市』などと呼ばれたのは、昔の話。


第八地区の警察は、第一地区に次いで優秀である。


たまに、ティアとレジィナが台所から出てくる。


休憩だろう。

レジィナは、ほとんど休んでいないようだが。


子供たちの世話を束の間すると、また台所に戻る。


夜になると、ライアが戻ってきた。


ミシェルはいない。

警察の事件捜査の手伝いに出掛けたばかりである。


少し話を耳にした程度だが、たいした事件ではなさそうだ。


犯人の情報をミシェルが持っている、というだけのことらしい。


疲労が溜まっているのか、ライアの表情は少し険しい。


「俺とミシェルは、明日から第一に行く」


事務室でたまたま二人になった時、ライアが言った。


「第一? なんで?」


「ストラームに呼ばれた。色々あるらしくてな。細かいことは、まだ聞いてないけど」


「ふぅん」


他人事として、ルーアは呟いた。

少なくともまだ、自分の力はストラームに必要とされていない。


第一地区には、あまり行きたくなかった。

堅苦しいのだ。


「まあ、頑張れ」


「それでだ」


気のない励ましを聞き流し、ライアは疲れた視線をルーアに向けてきた。


「こっちが、手薄になる」


「べつに……いいだろ、そんなの」


事情があるのだから、仕方ない。

ライアたちは、遊ぶために第一地区に行くのではないのだ。


それに、第八地区の警察の力は確かなものである。


「俺が心配しているのは、第八地区全体のことじゃなくてな……ここだよ。つまり、レジィナとエマとアヴァだ」


「あー……」


ライアもレジィナも、立場上恨みを買うことがあるだろう。

その大半が、逆恨みだろうが。


二人の間に幼い子供がいることを知る者も、大勢いるはずだ。


「俺も、ストラームも、ミシェルもいない。動き出しそうな奴らがいるだろ?」


「そうだな」


『コミュニティ』。この機会を逃すだろうか。


レジィナも、充分強い。

だが、まともに自分の身を守れるはずもないエマやアヴァを庇いながらの戦いになる。


「だから、留守の間頼んでいいか? 三人を守ってくれ」


「いいけどよ」


肩に手を置かれる。

昔と比べると随分素直になったもんだ、と思いながらルーアは頷いた。


「本当にいいのか? 結構派手なことになるかもしれないけど。もう『バーダ』隊員じゃない奴に、そんな資格あるのか?」


ルーアは、自分の胸元に触れた。

そこに、リーザイ王国の紋章はない。

『バーダ』隊員だという肩書きは、喪失したのだ。


「アホか」


ライアが半眼になる。


「誰かを守るのに、大層な肩書きなんかいるかよ」


「そりゃそうか」


ルーアは苦笑した。

ライアのくせに、まともなことを言う。


「じゃあ、頼むぞ、マジで」


「ああ」


ライアとは、なにかと比較されることが多かった。


ルーアはそこまで意識したことはないつもりだが、周りからコンビのように思われたことがあるのも事実だ。


そのライアに、頼られている。

自分の一番大切な者たちを、守ってくれと頼まれた。


意味はわかる。


「任せとけ。俺だけじゃないからよ」


ティアたちがいる。

助けが必要な時は、必ず力を貸してくれる連中だ。


「安心してこき使われてこい」


ルーアが言うと、ライアは苦い顔をして毒づいた。


◇◆◇◆◇◆◇◆


ライアとミシェルは、早朝に出発していった。


明け方近くに基地に戻ってきたミシェルはほとんど寝ていないはずだが、まあ移動の馬車の中で眠れるだろう。


ティアとレジィナは、まだ台所に籠っている。

二人とも意地になっているようだ。


他の者には、事情を話してある。

みんな、当然のように力になってくれることを約束してくれた。


いきなり騒動になるのということもなく、ルーアたちは基地の中でその時を待った。


今回事が起きるとしても、それは敵を倒しに向かう戦いではない。

敵から守るための戦いである。

レジィナとその子供たちから、離れないようにすればいい。


ルーアは、一階にある休憩室にいた。

基地の建物の中央に近い。

魔法で狙撃されにくく、基地のどこで騒ぎが起きても駆け付けやすい位置である。


「今のうちに、見張りの順番を決めておきましょう」


シーパルがやって来て言った。


外には、テラントとデリフィスがいるようだ。


ユファレートは、子供たちと一緒だろう。

アヴァの泣き声が聞こえないということは、昼寝中か。


「そうだな」


他の者が進んで見張りをしてくれているので今は任せているが、ストラームたちの帰りがいつになるかわからないのだ。


見張り交代の時期などは、はっきりさせておいた方がいいだろう。


「じゃあ……」


「いや、やっぱり後にしましょう」


いきなり遮られた。

じりじりと移動するシーパル。


「……おい、どうした?」


「後の方がいいと、僕の勘が告げています」


後ろ手で器用に鍵を外し、シーパルは裏庭に続く窓を開いた。


「……なんで窓から出ようとする?」


「……なんとなく、ですかね」


「……」


無言で問い詰めるが、シーパルは胡散臭い笑みを浮かべ、窓から出ていった。


もう使われなくなった井戸を越えて、姿を消していく。


「なんだ、あいつ……?」


不思議に思っていると、背後の扉が開かれた。


「でぎだぁぁぁ……!」


そこに立つのは、オムレツの乗った皿を持つティア。


(あの野郎……)


シーパルは、これを察したのか。


どれだけ間違えたのか、そしてどれだけ定規で打たれたのか、ティアの両腕はぱんぱんに腫れている。


今にも泣き出しそうなほど、表情をくしゃくしゃにしていた。


レジィナも部屋に入ってくる。

ぐったりとした様子で、壁に凭れ掛かる。

髪にも服にも乱れがあり、妙に艶かしい。


激闘の後だというのが窺えた。


「できたのよぉぉ。ちゃんとしたのができたのぉぉ……」


ここまで間合いを詰められたら、もう逃げられない。


諦めて、ルーアはティアの肩に手を置いた。


「落ち着け、オースター」


混乱しているティアに、穏やかに微笑む。


「そんなことが、あるわけないだろう?」


「なんでっ!?」


唾が飛びそうな勢いで喚いてきた。


「ちゃんと見てよ! ちゃんとしたのができてるでしょ!?」


確かに見た目は、普通のオムレツのようだ。


「けどな、オースター」


もういいんだ、無理をするな。そういう意味を込めて、ルーアは頭を振った。


「見映えや盛り付けも、確かに大事さ。だけど、それ以上に大事なものがあるだろ? ドブ川の底みたいな味がする物質を、胃液で溶かせない物を、料理とは言わないんだ……」


「食べる前から勝手に決めないで!」


「……ルーア、いいから食べてあげて」


レジィナが口を挟む。


ルーアは、嫌な汗が流れるのを感じた。


「くっ!? オースターの調理に付き合い過ぎて、洗脳されてしまったのか、レジィナ!?」


「そういうのじゃないから」


「……正常だって言うのかよ? 俺を抹殺して、なんの得が? ……そうか、貯金目当てか。子供ができて、そんなに生活が困窮していたのか。言っておくが、俺の貯金を手に入れても、そんなに長くは……」


「ルーア」


レジィナは、溜息をついた。


「うるさいわ」


「……いや、けどな……んぐっ!?」


オムレツをスプーンで切り分け掬い、ルーアの口の中に突っ込もうとするティア。


咄嗟にルーアは、唇を閉じた。

ぐりぐり捻り、ティアは口の中にオムレツを入れ込もうとする。


「……しぶといわね」


当然である。

命あるものは、本能的に死に抗うものだ。


「あ、そうか。眼から食べてもらえば……」


「喰えるかっ!」


ボケに突っ込んでしまうのは、ルーアの悪い癖だ。


見逃さず、ティアはルーアの舌の上にオムレツを置いた。


「……っ!? ……あ、あれ?」


吐き出そうとして、ルーアは動きを止めた。


「……どうかな?」


不安そうに見上げてくるティア。


ルーアは、戸惑いを隠せなかった。

ティアが作ったオムレツのはずなのに、なぜかオムレツの味がする。

しばらく黙って、歯と舌を動かした。


「……食べられる。これは……」


レジィナに視線をやる。

レジィナが作った物だと、思ったのだ。


だが、レジィナは首を横に振った。


「ね? おいしいでしょ?」


「……なんで、なんで食べられるんだ……?」


「ふふっ、びっくりしたみたいね。昨日までのあたしとは違うのよ!」


「……馬鹿な……なにが起きている? ……さては、俺の味覚がいつの間にかおかしく……」


「驚き過ぎて事実を受け入れられないみたいね! これが、あたしの真の実力よ!」


「あり得ない……! こんな……こんなことが……」


「いい加減認めて!」


ティアが叫ぶ。


「いいじゃない、おいしくできたんだから! なんでそんなに頑なに否定するのよ!」


突き出された皿を、ルーアは受け取った。

震えながら、もう一口食してみる。


「……ふ、普通に食べられるな……」


ティアは勢いよく振り返ると、レジィナに突進していった。


「レジィナさん!」


「ティアさん!」


二人で、がっしと抱き合う。


女同士の熱い抱擁を横眼に、ルーアは更にオムレツを口にした。


まともな味。それが、とても不思議なことに思える。


「……これ、明日戦争でも起きるんじゃねえの……?」


呟きは、感涙さえ流しそうなティアとレジィナに、聞こえていないようだった。




ちなみに、だが。


その日の夕食は、ティアとユファレートとレジィナが作ってくれた。


調理中にユファレートが卒倒し、食事の中に混ざっていた奇形物にアヴァが泣き叫び、不覚にも口にしたシーパルが、ヨゥロ族の特徴である青白い肌を更に青くしてトイレに駆け込んだのは、ただの余談である。


◇◆◇◆◇◆◇◆


ライア・ネクタスとミシェル・エインズワーズが、『バーダ』第八部隊の基地を離れていった。

ミジュアの第一地区に向かっているようだ。


おそらくストラーム・レイルの指示なのだろうが、イアンは腑に落ちないものを感じていた。


『バーダ』第八部隊の守備が薄くなる。

あそこには、レジィナ・ネクタス、そしてエマ・ネクタスとアヴァ・ネクタスがいるのだ。


そこまでザイアムを恐れているのか。

ストラーム・レイルだけでなくライア・ネクタスも基地を離れるとは思わなかった。


一時期二人ともザッファー王国にいたことがあったが、それは『コミュニティ』もザイアムとクロイツとソフィアが、あの地に集結することがわかっていたからだ。


ルーアとその仲間たちを、『バーダ』第八部隊の面々が信頼しているということだろうか。


今が好機なのではないのか。


ザイアムの指示は、第八地区を掻き回せというものである。


戦力を自分たちに釘付けにし、第一地区に向かわせなければ、役割を果たしたことになるだろう。

『バーダ』第八部隊の基地を攻める必要はない。


だが、『ネクタス家の者』たちは、『システム』の鍵を握る存在である。


その抹殺は、『コミュニティ』の悲願ではないのか。


報告は受けたが、イアンは兵士たちを動かさなかった。


いきなりライア・ネクタスたちが戻ってくるかもしれない。


自分たちを釣り出すための罠である可能性は、否定できない。


ライア・ネクタスとミシェル・エインズワースが第一地区に入ったという事実を確認できたのは、夕刻になってからだった。


ライア・ネクタスは、『ネクタス・システム』が起動していない間は、長距離転移の魔法を使えない。


ミシェル・エインズワースは、魔法自体を使えない。

突然二人が帰還する可能性は失われた。


それでも、イアンは判断を下せなかった。


この展開を、ザイアムは読めなかったかもしれない。


だが、クロイツはどうなのか。

まったく考えなかったとは思えない。


ならば、ソフィアのような『コミュニティ』の主力を、ミジュアの近郊に置くはずだ。


ソフィアは北に向かった。

伏兵があるようでもない。

そして、この好機にクロイツから連絡が入ることもなかった。


なにか思惑があるのか。

それが、なかなか見えてこない。


やはり、ザイアムの指示通り、第八地区を乱すことだけに専心するべきか。


『バーダ』第八部隊の隊員であるレジィナも、動かざるを得なくなるかもしれない。


ルーアとその仲間たちも、基地を離れるかもしれない。


新たな好機が生まれるというものだ。


イアンは、頭に浮かび掛けていた『バーダ』第八部隊基地攻略の計画を捨てた。


クロイツの支援がなければ、戦力的に厳しい。

というよりも、不可能に近い。

ならば、頭の中から追い払った方がいい。


余計な思考をしながらでは、ザイアムの指示も守れなくなる。


「兄貴、『バーダ』第八部隊の基地が、手薄になった。今なら、落とせるんじゃないか?」


弟であるステヴェに言われた。


意外なことである。

ステヴェが拘るのは、イアンとステヴェの兄であるフロリンを殺した、ザイアムであるのだと思っていたのだ。


『バーダ』第八部隊基地を攻撃しても、返り討ちにされる可能性が高いことくらい、わかるはずだ。


ザイアムの生死と関係ないところで、なぜそんな無謀な提案をするのか。


少しだけ迷ったが、イアンは却下した。

やはり、無謀過ぎる。


イアンは、ステヴェの表情から考えを読み取ろうとした。


元々、表情豊かな弟ではない。

ザイアムに対する時だけは、憎しみを前面に出していた。


今は、鉄面皮のような無表情である。

その考えを読み取ることは、できなかった。


◇◆◇◆◇◆◇◆


夜が明ける気配を感じ、ザイアムは空を見上げた。


第九地区の空が、明るくなることはない。


雨を含んだような雲に、いつも覆われている。

鈍色の空。


(……そろそろか)


兵士たちによる王都ミジュアの包囲網は、完成したと報告があった。


ミジュアの軍の大半は、そちらを蹴散らすのに忙しいだろう。


『バーダ』や警察隊を牽制するための部隊も、各地区に潜伏済みである。


第一地区に救援に向かえるのは、随分あとになるはずだ。


腰を上げる。


相手は第一地区の軍と警察、バルツハインス城を守る部隊、王の親衛隊、『バーダ』第一部隊、そしてストラーム・レイル。


ライア・ネクタスと、ミシェル・エインズワースも第一地区に向かっているらしい。


敵が増えようが、やることは変わらなかった。


リーザイ王国王都ミジュアの第一地区、この国の中心であるバルツハインス城。


そこを、駆けあがる。

城の最上階、この国の頂点を目指す。


至ることができるか。

それとも、途中で朽ちるのか。

生きて戻ることが、できるのか。


(……戻る?)


ザイアムは苦笑した。

この滅んだ地が、戻る場所だというのか。


三十年生きた。

そのうち三年は、この第九地区で暮らした。三人で。


郷愁のようなものはないだろうが、短い時間ではなかったということか。


十九年しか生きていない子供にとっては、もっと重要な時間になるかもしれない。


ザイアムは、舞台の中央に行く。

ルーアは、舞台の端のままか。

そこで戦うのか。


舞台の端と謂えども、厳しい戦いになるだろうが。


イアンもステヴェも、甘い相手にはならない。


(イアン・クレア、そして、ステヴェ・クレアか)


兄弟である。


二人の兄を、ザイアムが殺してしまったらしい。

まったく記憶にないが。


イアンはともかく、ステヴェはザイアムを憎んでいるようだ。


『ティア・オースターという女を知っているか?』


クロイツの念話の力を通じてステヴェと話したことを、思い出していく。


『私の前に、連れてきてくれ』


『私のことが、憎いらしいな?』


『兄の仇の討ち方を、教えておいてやろう。なに、そう難しいことではない』


『ティア・オースターの首筋に刃を当て、言えばいい』


『武器を捨てろ、とな』


踏み出した。

一歩一歩、壊れた地面を踏んでいく。


行って、戻ってくることができるか。

ステヴェは、思惑通り動いてくれるか。

ルーアは。


ザイアムの前進。

それが、全軍に対する合図。


ミジュアに集結した『コミュニティ』の部隊だけではない。


ミジュアにある、リーザイ王国の全軍が揺らぐ。


開戦の、鐘が鳴る。

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