異世界への扉
駄文ですがよろしくお願いします
そのお話の始まりは遠い遠い異世界のまだ【今の】人類が存在しない頃のころ。
魔王ディスペラーティオが現れ、【昔の】人々の生命力を奪い支配していた。魔王が呪いにより凶悪で強大な力を手にしたためにその力はいっそう強くなっていき誰にもとめることは出来なかった。しかし、そこに5人の英雄が現れたために、ことは一変した。その5人の英雄達は奇妙な力を使い魔王を撃退した。その5人は人々に崇められ祝福された。そして【その時代】の世界には平和が訪れた…………、しかし皆が目を閉じ寝ているたった1晩の間に世界の半分は廃墟となっていた…。その後すべてが廃墟になった。
それから時がたち【今】となった。地球では水が溢れ木々が生い茂りっていて平和そのものだった。しかし平和過ぎるという人もいた。
そして一人の少年、色野 織斗もそのものなかの一人だった。ここは東京。【今の】地球の最大都市で織斗もここにすんでいる。幼少の頃から孤児院に入っているが、大きいと言える程のものでもなくかといって小さいものでもなかった。とどのつまり平凡だ。そしてこの町は朝を迎えた。
「ほら~起きなさーい!」甲高くよく通る声が聞こえた。
「コウちゃんはご飯ちゃんとたべてね。」
「あっほらこぼさない」ここの孤児院のお母さん。吉野 冴さんは1人で頑張っている。10人程いるというのに。
「織斗!もう時間よ!今日は大学の入学式でしょ!」
「はーーい」
「わかってるよ。 じゃいってきます。」
学校についたのは思ったよりギリギリだった。
「もっと早く出た方がいいかな」と思っていると
「おーい織斗 俺だよ俺 俺だって」
「いや、別に何も言ってないし」
「なんでそんな元気なんだよ。宇井」
宇井 ソウタ(うい そうた)昔からの友達で明るいムードメーカー
「そりゃだって。かわいい子がたくさんいるんだぜ?」
「ってもう始まるよ」
「やっべ」いつも一緒にいると時間を忘れるぐらい楽しく話せる友達だ。
その日の放課後
「おい織斗ここの喫茶店よろうぜ♪」
「いいけどよくそんな元気があるよね」
「目の保養が沢山できたからな」
宇井がそういいながら入っていったのは【arrow】という喫茶店だった。『スゲェなまるで…… 』
「何もないんだな、にしても美味しそうな香りがするね。なんだろう」
『んなもんなんだっていいんだよ うまきゃいいんだ あ。サイフもってきてないわ…ごめん織斗さき頼んどいて』
「まったく宇井は、でも店の人がいないみたいだけど、、。おーいすいませーん」シーン 宇井も帰ったので一人でとてもむなしくなった。
「誰もいないのかな?カツッ なんだこれ?箱かな」床に合ったので拾い上げてみた。手のひらサイズの箱で何故か手によく馴染む。昔から持っていたみたいだ。
[誰だね?]
「うわわわわわ、」
[そんなに驚くことかのぉ]
「だって行きなりおばあ…女の人が出てきたら驚きますよ」
[今何故かお前さんを殴りたくなったがまあいい。お前さんよ、退屈か?]
「ええ、まぁ」
[平凡な日々に飽きたか?]最初は何を言っているんだこのおばあさんは。と思っていたがあまりにも目が真剣なため真面目に答えていた。
「飽きました」
[よしお前さんにはコレを託せるなちょっと待っておれ。ガサゴソ おかしいなこの辺にしまったはずなんだか]
[キューブがあったはずなんだが……。]
「あの もしかしてだけど、もしかし なくてもこれですか」先程拾った箱を見せた。
[おおそれだ。それだ。盗んだな?]
「いやいやいや 落ちてましたよ!?」
[ハッハッハッハッハッハッハッハッ計算通りだ]
「どんな計算したらその答えが出てくるんだ?」
[まぁいい] 「はぐらかされた!?」
[いくぞ覚悟はいいな替えのパンツはもったな?]
「えっちょっまっどうゆことデスKA☆」
[異世界への扉のキューブ オープン!]「待ってパンツはもって無いしはいてもないよ!」
[なに!ノーパンだと?お前さんやるな ]
「パンツーーーーーーー」
その時キューブが扉になり吸い込まれた。
(あれ?ここは何処だろう。夢かな そうか死んじゃったのか。ってことは最期の言葉はパンツかよ!?)
「あぁむにゃパンツかよ」
『なにパンツとか言ってるんですか!』
「君は?」
『私はアイナです 貴方こそなんですか?空から降って来たと思ったらパンツとか言い出して。で、貴方は?』
「えっと、色野 織斗です」
眠いのでおやすみなさい