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儚き世界(世界識別名称:イントディール)

準設定 儚き コヨミの物語

作者: 仲仁へび




ーーあらすじ


 コヨミはお姫様だ。

 しかし泣き虫で、最初は姫という仕事をうまくこなせなかった。

 けれども、たくさんの人、友人に支えられて、どうにか今までやってきた。

 そんな彼女は、友人が攫われたと言う話を聞いて、立ち上がる。

 「私は今までの自分がもらってきたたくさんのものを、これからみんなに返していきたい。その大切な最初の一歩が、友達を助ける事だと思うの」



ーー章構成


01 お仕事超特級

  コヨミはマギクスの一地方を統治する姫だ。

  後任が決まってからは、引継ぎのために忙しい日々を送っている。

  しかしそんな中、メタリカに勉強しに行っていたエアロから連絡が入る。

  友人の一人である未利が攫われたと。

  仕事を超特急で終わらせたコヨミは、友達を助けるために護衛のグラッソと共に、未利が攫われた世界へ向かう。


02 荷物とか必要なものとか

  換金できそうなものと、武器の魔法銃。そして食べ物を荷物にまとめたコヨミ。

  準備を済ませたコヨミは、エアロから詳しい話を聞いて驚く。

  未利が攫われた後、現場に駆け付けたのは姫乃と啓区。

  しかし二人は敵である少年ライトと交戦して、重症を負ってしまう。

  二人は当分行動できないという事だった。


03 出発

  姫乃と啓区の分も頑張らなくちゃ。

  決意したコヨミは、グラッソとエアロと共に別の世界へ向かう。

  

04 イント・ディールの世界で落下中

  しかし、エアロやグラッソとはぐれ、コヨミは異世界イント・ディールの空中に転移してしまう。

  コヨミは、大海原に落ちる。


05 船で釣りあげられる

  偶然近くを通りかかった漁船に救助されたコヨミ。

  船で漁村ラーペインへ向かった。


06 漁村ラーぺインにて

  ラーペインで拙い宿交渉を行ったコヨミは、倉庫掃除と船の見張り番を引き受けた。

  村は小さく、村人も少ない。


07 わけありお貴族様の少女的な?

  村民たちから、わけあり貴族の少女が家出したとみられたコヨミは、倉庫掃除に精を出す。

  子供達に絡まれて会話をした結果、世間知らずのお嬢様だともみられたのだった。


08 鉄魚メタルフィッシュって言うの?おっぱらってあげるわ

  そんなラーペインに鉄魚という異形が襲い掛かる。

  いつも村で雇っている護衛は負傷しているため、コヨミが戦うことに。

  知人のヴィンセントや友人の考子から教えてもらった、魔法銃で戦い、鉄魚を片づけた。


09 一か月でこの世界の常識やらをお勉強

  護衛の代わりとして雇われたコヨミはこの世界の通貨を手に入れた。

  そのまま一か月ラーペインでお世話になり、世界の常識を学ぶことに。


10 とりあえず帝国の都へ向かおう

  一か月後、それなりにお金が手に入ったコヨミは、帝国の中央都へ向かう。


11 軌道列車

  イント・ディール版の軌道列車に乗って、移動していく。

  その最中、グラッソの目撃情報を耳にし、フルトーという都に立ち寄る。


12 名もなき古の都フルトー

  フルトーという都にたどり着いたコヨミ。

  さっそくグラッソの情報を頼りに行動し、都のはずれの森の中へと向かう。


13 トトという少女?いや大人?

  さびれた建物を見つけたコヨミは、そこでトトという女性と出会う。

  見た目は子供だが、れっきとした大人だという。

  知り合いに似たような人物がいたため、コヨミは親近感を感じた。

  そんなトトは、帝国の闇を調査している帝国所属の軍人だった。


14 禁忌の果実と交戦

  そんな中、闇組織の禁忌の果実に襲われる。

  グラッソと合流したコヨミと、そしてトトは力を合わせ、これを撃退した。


15 ホムンクルスたちの保護

  近畿の果実との戦いを終えた後、近くに建っていた寂れた施設を調査する。

  するとそこは、ホムンクルスたちの培養施設だった。

  生体兵器を作っている施設だ。

  その狙いは、世界を支配するための兵器の生体パーツを製造することだった。


16 帝国の狙いは世界支配?

  コヨミたちが現在いる国、帝国の狙いは世界を支配すること?

  10以上もの国に囲まれている帝国の、国境では絶えず争いが絶えないという。

  トトは、そのゴタゴタをおさめるため、生体兵器を製造しているとみていたが、命を弄ぶ行為を許せないとコヨミは憤る。


17 敵国を焼き払って支配って物騒ね

  コヨミはトトに協力したい思いがあるが、友人を捜索するという目的がある。

  そのために、これからどうするべきか悩んだ。


18 魔人という奴隷を捨て駒にするつもり

  グラッソは、コヨミと別行動をとっていた間の事を話す。

  グラッソは、魔人という種族にお世話になっていたらしい。

  魔人はイント・ディールは迫害されていて、奴隷にされるものが多いという。

  グラッソは言葉にしなかったが、コヨミは彼の心中を察していた。


19 魔人と人の架け橋を護衛

  現状未利に関する情報はなく、王都に行くのも人が多いところに情報が集まると踏んでいるからだ。明確なあてはない。

  そのためその間は、トトの力になろうとコヨミは考える。

  「できることがあるのに、目の前で困っている人を放っておいたら友達に会った時、胸を張れないもの」

  コヨミはトトと共に、「魔人と人の友和を唱える」海原の輪という組織の人間を護衛する。


20 友人の目撃証言

  海原の輪のレオルドを護衛していたコヨミは、帝都にて未利とエアロの目撃情報を掴む。

  すぐに移動する素振りは見られないため、レオルドが帝都で行う会談の日までは力を貸す事にした。


21 会談の日の王都

  会談当日。

  魔人代表のレオルドと人族代表のハスターがとあるホテルの一室で話をする事になる。


22 友人合流

  そこでコヨミは未利とエアロと顔を合わせる事になった。


23 友人は魔人側の一味らしい

  未利達は会談に参加する魔人側の一部の人間のお世話になっていたらしい。

  その人物の手助けをするために参加していた。


24 会談襲撃

  会談が行われている最中、襲撃にあう。

  コヨミ達はこれに応戦。

  彼等からレオルドたちを守りきった。


25 撃退の後、ホテルにて

  撃退の後、別のホテルを取り直す事になった一同。

  コヨミは落ち着いた時間で、未利達と話をする。

  攫われた後、逃げ出した未利は魔人アレイスターの元で世話になっていたらしい。

  そして一か月前にエアロと合流したという。

  未利が攫われた原因はかつて戦っていた敵、氷裏が別世界に流した情報の影響だった。

  この世界で作られる兵器の生体パーツとして目をつけられたという。

  氷裏はそこに存在しなくても多方に迷惑をかける人間だった。


26 眠りの病

  会談の後、元の世界に帰る前に、この世界の者達のためにできる限りの事をこなそうと、コヨミ達は考える。

  そんな話し合いの最中、帝国で眠りの病が流行。

  人々が目覚めなくなってしまう。


27 心域にて

  原因を探るために、未利が魔法を使って、人々の心の中へ。

  帝国が築いた神威システムの影響で、人々の心は絶えず監視されていた事が分かる。

  そのシステムがウイルスをながした事で、免疫のない者達は眠りに着く事になった。

  ウイルスを流したのは、帝国と交戦している国の一つ。

  生体兵器が製造されている事を知り、勝ち目が亡くなると判断した結果、システムを乗っ取ったのだ。

  

28 帝国の策

  帝国はさらにその上を生き、ウイルスを改造し、利用しようとしていた。

  人々の感情や心だけを眠らせ、心のないまま活動させようと考えていた。

  インプットした命令通りに動かすロボットにしようとしていたのだ。


29 命あるものが自分らしく生きられるように

  そんな世界にさせてはいけないと考え、トトたちや海原の輪のメンバーは、帝国の試みをくじくための策を練る。


30 合流その2

  そのタイミングで怪我を癒した姫乃と啓区と合流。

  戦力を補充する。


31 決戦帝都・深部へ突入

  トトたちがやるべき事は、生体兵器の破壊と、帝国が流すウイルスをとめ、ワクチンをつくり、人々を目覚めさせる事。

  生体兵器が置かれている地下への突入組と、神威システムのコントロールタワーへの突入組、二手に分かれて行動する事になった。


32 生体兵器アルマ

  コヨミ、グラッソ、姫乃、啓区達は生体兵器アルマとの戦いを引き受ける

  その最中、未利を攫った犯人ライトの横やりも入りつつも、これを撃退。

  無事に決戦兵器を破壊した。

 

  そして同時刻。

  神威システムコントロールタワーでも、未利、エアロを含んだ突入組が目的を達成する。




ーー用語


〇禁忌の果実

 帝国と繋がっている闇組織。

 基本は自分のために活動しているが、帝国が資金提供しているため協力。

 生体パーツを制作している。

 ライト・フォルベルンがリーダー。


〇海原の輪

 人と魔人の友和のために活動している組織。


〇帝国グランド・イルゾール

 イント・ディールで一番歴史の古い国。

  

〇帝都グアド

 帝国の中心にある都。




ーー人物


〇コヨミ

 魔法のある世界で生きる、お姫様で領主な少女。

 魔法を使った銃を扱う。


〇グラッソ

 コヨミの護衛。

 大柄な体格で年齢にそぐわない見た目をしている。


〇エアロ

 勉強のために、魔法のない世界に住んでいる。

 未利の家に居候している。


〇未利

 とにかく幸運に縁のない少女。

 攫われた。


〇姫乃

 超火力の魔法を使いこなす少女。

 強い。真面目。


〇啓区

 姫乃と仲の良い少年。

 主人公補正の力とかを好きにできる、キャストチェンジの力をライトに奪われそうになる。奪われなかった。


〇トト

 帝国の軍人。

 帝国の闇を察知して怪しんでいる。


〇ディートハルト

 トトが片思いしている郵便配達の男性。


〇アレイスター

 魔人の男性。

 見た目は子供。

 未利を保護した。



ーー前提条件


※姫乃と啓区は序盤で行動不能になっている。

※前作でディーク、ハイネル、メリルとは知り合っていない。



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