表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

現在のキモチ

そうなのだ。私はいつも真面目といわれる。

周りの人間に笑われる。

騙される。

利用される。


昔は私ももう少し無垢な性格をしていたと思うのだが。

今はもうドライな考え方しかできない。


人は自分が楽なように生きている。

面倒ごとは言わないし、

言っても無駄だから問題はいつまでたっても変わらない。


人間はだれしも面倒ことには関わりたがらない。


声をかけてみてもすり抜ける。


(若い時には憤りもあったし、

何とかしようと駆けずり回って、

あっちの意見とこっちの意見の整合性を持たせようと思うことがあった。

けれど、多くの大人たちが諦めている状況の中で、

私だけが頑張るという状態になることは往々にしてある)


無駄だと思うときもある。

「自分の意見なんて持たない方が楽」


寂しい結論だなという意識はあるけれども、コレ以上の意見は出てこない。

学校ではきれい事を並べることが多い。

友達を作れとか仲良くしろとか許せとか。

簡単にいろいろと教えるものだ。


しかし、納得できている生徒が何人いることか。

そうして大人になったら、誰が志を持っているのかわからない。

仲良くしようといって仲良くできたのならば争いはない。


くだらないプライドを持ち、見栄を張る人たちばかりだ。

(くだらない。まったくもって)


笑顔がどんどん空しくなる。

私だってこんな結論になりたくはなかった。

なのに、私の周りの人間は変わってくれない。

人間関係は鏡だ。

変われない人間しか私の周りにいないということは、

私も頑固で変われない人間の一人というわけだ。


大丈夫、私は変われる。

自分自身を変えていける。

大丈夫。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ