Fairy Tale
貴方が其処にいるから 私が此処にいるから
成り立つものが一つでも有る様に それを一つの物語として……
青色は好き 赤色は嫌い
綺麗な空を見て生きて 汚れた血を流して死ぬの
晴れた日は嫌い 雨の日は好き
何も隠さない陽があって この涙を隠す日もあって
いつだって 嫌いなモノばかりに囲まれて
逃げ場の無い 檻の中から助けを呼ぶ様なもんだ
貴方が其処にいるから 私が此処にいるから
今が有る そう思う事を続けて それが一つの物語になっていく
過去形は好き 未来系は嫌い
先を知って落ち込むなら 前の後悔を背負いたい
真夏は嫌い 真冬は好き
寒い中で確かに有る 貴方の温もりが分かる様
誰だって 嫌いなモノばかりを手にしていた
でも 何処か可笑しくて 不思議とまだ生きている
貴方が其処にいるから 私が此処にいるから
沢山の出逢いを越えた今 それが一つの物語になっていく
分かち合えない苦しさと 分かり合える嬉しさの
両方を手にしても 誰もが不安を抱えたまま
そうだよ 生きているんだよ
汚れてしまった世界で 汚れた者同士仲良く
生きてるよ
貴方が其処にいるから 私が此処にいるから
分かち合えない幸せも ほら それはそれで有るモノとして
貴方が其処にいるから 私が此処にいるから
成り立つものが一つでも有る様に それを一つの物語として……
この世界が嫌い 自分自身が嫌い
嫌われ者同士 分かち合って 続く一つの物語




