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073◆ラスボス戦(その2)


◆ラスボス戦(その2)


ヒドラは3つの頭から立て続けに炎を吐き続けて来るため、流石のララノアも防戦一方になる。

いったん撤退して態勢を立て直したいところだが、リアムを置き去りにすることは出来ない。


どうしたものか考えていると、モッフルダフがあたしに最後の手段と言っていた武器を使うかどうか迷っていると言う。


でもそれを使えば、味方もタダでは済まないっていってたんじゃなかった?

そうです、破壊力は半端ありません。 だからこそ今ここで使うべきなのかも知れません。

でも、リアムは?

このパーティーが全滅するか、ひとりを犠牲にするか・・・ 今のままなら全滅でしょう。

そんな・・・  


それを使うのは、もう少し待って!

後ろであたしとモッフルダフの話しを聞いていたエイミーが悲痛な声で叫ぶ。


次の瞬間、エイミーはヒドラに向かって走りだす。


エイミー 待って!  何をするのっ!


ヒドラの3つある頭の一つがすぐさま、自分に向かって走って来るエイミーを捉える。

その口は大きく開き、今にも炎を吹き出しそうだ。


エイミー 危ないっ!!


ゴォオーーー

ヒドラの放った火炎が真っ直ぐエイミーに向かって、空気を切り裂きながら進んでいく


あぁっ・・  あたしは、次に起こるであろう大惨事が頭に浮かび、思わず両手で目を覆った。


まさに怒涛の炎がエイミーを包み込むだろうと思われたその時、タケトが再び防壁シールドを展開した。


炎は防壁シールドに行く手を阻まれて、防壁の左右に流れる。

その炎が流れ去った一瞬をついて、エイミーがヒドラの大きく開いた口を目掛けて、最後の手榴弾をぶん投げた。


いっけーーーーっ!!


手榴弾は見事にヒドラの口の中に吸い込まれるかのように消えて行った。


ボォンッ


鈍い爆発音と共に、手榴弾を飲み込んだヒドラの首から上が千切れ飛ぶ。


首の付け根から大量の血しぶきが噴き出し、他の二つの頭も苦しがってのた打ち回る。


リアムーー 今のうちに逃げてーーー!  エイミーの必死の声が地下の通路に響き渡る。


リアムはすかさず飛び出し、エイミーに向かって全速力で駆けた。


怒りに我を忘れたヒドラは、リアムに火炎を浴びせようと大きな口を開けて、追い迫って来た。


リアムがエイミーの手を取った、まさにその時、ヒドラの二つの口から同時に巨大な炎の塊が吐き出された。


ゴォオーーーーーー


あぁっ!!



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