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懺悔

作者: 桜花兼信濃

...エッセイで良いのかな?


...自分が書いている小説についてと小説家()人生を振り返り、最近思ったことをぶちまけてしまいました。

...ええ、私の作品を読んでいない方、申し訳ありませんがお戻りください。あまり関係無いと思うので。

お読みの皆様、お読みいただけるのであればお読みください。

...正直に愚痴です。そんなものを上げているのです。

正直人間としてどうなのかな、とは思いますが、吐かせてください...

...私には勿体無い位の評価、ブックマーク数、いやPV数だな...


私は自分の書いている小説の小説情報を見て、そう思った。


こんな駄作を、こんな駄文を見てくれている人が居るのだ。

そう考えると俺は今までポイントやらブックマークの人気を気にしていた俺を思い出した。



......


約三年前...


「...何か凄い夢を見たな...」


当時小説(というか文の形式はSS)を書くのが好きで、小説家になろうに登録して掃討作戦、という戦闘ものを書き終わって次は何を書こうか考えている時だった。


「あれ、どう見てもソ連だよな...あれスターリンだったし...」


...少し誇張して短編書いてみるか。


当時自分は他作者さんの小説を読んでソ連が気に入っていた。


そんな時こんな夢を見たのだから、あまりにも気になってウィキペディアでソ連や大祖国戦争について調べた。


「...うわぁ...ここまで亡くなっているのか...これは酷い...そうして...最後は...崩壊したのか...」


可哀想、自分の胸の中にはそんな気持ちが沸き上がってきた。


...そうだ、書こう。ソ連を、史実より良くする小説を書こう!自分がソ連を救うんだ!


...でも、とりあえず短編書いて人気出たら、だな。


......


ここは...ここで良いな。ここはこれで...

ここは変えた方が...


「良し、出来た!」


投稿投稿!


...良し、0時に投稿予定で、っと...

うん、出来た。...寝るか、おやすみなさい。


......


...はっ!今どうなってるかな...

良し、ちょっと見てみよう。


...おお!読まれてる!えっと...23!やった!読まれてる!


...良し、もうちょっと待ってみよう。一件でもブックマークが付けば、連載にしよう。


......


「ただいま~!」


パソコンパソコン!!


えっと...どうなっているかな...?

...おお!おお!おお!!付いてる!!!

来たー!!


良し、連載決定。

...さ、書こう!!


......


...思い返してみると、一件のブックマークを下さった方から始まったんだよな...


それから沢山のPVやブックマークを頂いて...嬉しかったから更に書いて...あの時はただただ、純粋に楽しかった。...無知な事に気付いて変えたくなった事もあるけど...


しかし、それも無くなってしまった...


......


あれは高校に上がった時の事...


「自分の趣味は小説を書くことです!」


正直今思えばなんて事を言っているんだろうと今更思った。


しかしそれで友人もやってるのを聞いて、その友人に聞いてみた。


「ねぇ、ブックマーク数どのくらい?」


「確か5だったかな...」


「...え?」


「ん?どうした?」


「い、いや。確か自分73だから...」


「はぁ?!いや、それ凄いな...」


...ああ、自分って凄いんだ。


...そう、慢心してしまったのだ。


そして、堕落して...今に至るのだ。


今なら思う。あの質問はしてはいけなかった。

そして、慢心してはいけなかった...


...初心に戻って、原点に戻って書くべきであったのだ。


...なぁ、神様よ。居るなら、もう一度やり直させてくれ。

純粋に書いていた頃の自分に。


...私はもう、穢れてしまったのだ...


...本当に、勿体無い位だ。

...お目汚し、失礼しました。

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