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Tips~yes
ここにあるのは、ほかの物語を補完するための短編集です。
もっと具体的な答えが欲しかった。
自分が何をすべきなのか。
自分が何を目指すべきなのか。
自分とはいったいなんなのか。
その答えなき問いに、私は明確な答えが欲しかったのだ。
だが、世界がそんな私に与えた答えは、たった一つ。
YES
あまりにも抽象的過ぎる。
あまりにも意味がなさ過ぎる。
あまりにも、それは漠然としていて・・・
しかし、それでよかったのだろう。
もし、今のわたしが求めるような答えが他人から与えられるようなら、あるいはそれを受け取るようなら、自己は尊厳を失い、誇りは地に落ちるだろう。
だからなのか?
なにひとつ確かなものがないのは。
だからだろうか?
得られた答えが漠然としているのは。
YES
それが、世界の選択であり、僕の選択は・・・