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デジャブ、或いは朝方の夢

作者: 祁答院 刻

寂れた百貨店の、手芸用品売り場、

心もとない照明と、乳白色のミシンの陳列。


人っ子一人いない、曲がり角、

カーブミラーのオレンジの狂気、なれのはて。


白くつめたいバスタブを、ツウと染めてく、

入浴剤のかおりのまやかし。


ステキな狂言綺語なんかより、

玩具をおもちゃと読むのが、好きだ。


どこかでそっと揺れてる木馬、

忘れな草に唄うまぼろし、めるへん。


うすら寒い“カワイイ”の渋滞、

ビビットピンクの部屋を襲う虚無、シンドローム。

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