表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強最悪の悪役令嬢に転生した私は、やがてメイドとなる主人公に恋をする。  作者: dm
悪役令嬢17歳(地獄の予兆)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/192

悪役令嬢と生徒会


色々考えながら過ごして、一週間が経過した。そして今日は、生徒会試験の結果が張り出される日だ。


「やっぱり一位と二位はあのお二方だよね~!」

「実力試験の時、すげぇやばかったもんな!俺うっすらと意識あったんだけどよ、凄い申し訳なさそうにしながら優しく俺達に手刀打ち込んだし」

「あのバケモノ倒したのもあるんだろうが、それを抜きにしてもあのお二方はかなりの敵を倒してるのだろう。三位とは天と地ほどの差がある」

「去年からずっとそうだったんだけど、やっぱりとても強いしとても優しいもんね!」

「なぁ知ってるか?影であの二人、二大聖女……略して『二聖』って言われてるらしいぞ!」


早速結果を見に来たんだけど……多分その二聖ってさ、私とリリーの事だよね……。いや、聖女って言われるのはすごい嬉しいんだけど……元々のローズ様って言うのは悪役令嬢だった訳だからちょっと複雑だなぁ。


……ん?あ、でも良かった。やっぱり一位と二位は私とリリーみたいだ。リリーには負けたくないからな……お願いします神様!どうか私を一位に!


「……あ、やった!一位だ!しかも筆記も試験も両方……ってえぇ!?実力試験のポイントインフレしすぎじゃない!?」


掲示板に貼られた魔力の紙を見る。筆記試験はもちろん満点だった。……まぁ、これに関してはリリーも同じだから同率一位か。それで、問題なのは実力試験の方……。三位の人が、確か百五十ポイント。で、それに比べて二位のリリーが……五万三百ポイント。そして最後に一位の私が、五万四百ポイント。……多分、セイレーンを十万点と仮定して私とリリーで半分こした感じかな?……セイレーン抜きにしても私の一位だったけど


「あ~くやし~!!またローズに負けた!!」

「あ、リリー。リリーの事だから気になってもうちょっと早く来るかと思ったけど、意外と遅かったね」

「だって……まだ寝起きだよ?私。いつもは八時にローズと行くでしょ?で、今日結果が発表されるのは七時半……私がいつも起きるのも七時半。で、やっぱり朝ごはんはゆっくり食べたいじゃん?って色々してたわけでまだ起きてから五分ちょっと!ここに来る最中で目は覚めたよー」

「はぁ……本当に寝起きなんだね、リリー……ちょっと髪跳ねてるよ」

「え、どこ!?」

「じっとしてて。……はい、なおったよ」


リリーの髪がちょうど真ん中らへんでアホ毛みたいに跳ねていたことに気づいたので、水魔法と風魔法で優しくとかす。……魔法って便利だね。こんな使い方できたんだ


「……とりあえず、やったねローズ!一緒に生徒会入れた!」

「うん、私もリリーと一緒になれて嬉しいよ!……あれ、ところで生徒会の役割って……何だっけ?」


リリーとの勝負にのって受けただけで、いまいち生徒会が何をするのかはよくわかってない。


「えっと確か……ざっくり言うと、何か行事とかの企画を考えたり、校内の治安維持が主だね。ここの学校はちょっと特別で、警察とも関わりが深いみたく、会長と副会長に至ってはたまに警察のパトロールを代行する事もあるんだって。その代わり、武力制裁が特別に許可されてるんだとか」

「えぇ……?武力制裁がいいなら職権乱用みたいなことされたら大変にならない?」

「その点は……どうなんだろうね。ま、でも今までで一度もそういう話は聞かないし……ローズも職権乱用みたいな事をする人じゃないことはわかってるからね。気にしなくていいでしょ」


確か……会長は第一回目の生徒会議……要するに今日の放課後の会議で生徒会内で更に投票を行って決める……はず。別に自意識過剰って訳じゃないんだけど……会長は絶対私になるよなぁ。


「ねローズ、もしローズが会長になったら私を副会長にしてよ」

「言われなくてもそのつもりだよ。友達云々を抜きにしても、やっぱり私の右腕はリリーしかいないからね」

「ふふ、ローズったら嬉しいこと言ってくれるじゃん!ならどんと任せてよ!」

「うん、期待してるよ!」


と、リリーと話して授業やって……またあっという間に放課後になった。生徒会になったから、校舎にある生徒会室……いや、会議室だっけ?の出入りが自由になった。そして早速私はリリーと会議室まで歩いていた。


「えっと、誰かいますか~?」

「うわぁ!見てチアキ!本物のリリー様とローズ様だよ!間近で見るとすごい綺麗~!」

「ちょ、おいこらっコナツ!。すいません、お二人とも。こいつ、ずっと前から二人のファンでして……」

「えっと、大丈夫だよ。……もう二人は知ってると思うけどとりあえず自己紹介。私はリリー・クレスアドルだよ」

「私はローズ・コフィール!一年間よろしくね!」

「初めまして、私はコナツ・メリアです!」

「俺はチアキ・エスカスです、お二人とも、一年間よろしくお願いします」


会議室に行くと、早速わちゃわちゃしてる二人がいた。そして私達が入ってきたことに気づいた黒髪の女子……コナツが目を輝かせて私達の方に来た。そんなコナツに同じく黒髪の男……チアキがチョップをする。

私達のファンっていたんだ……いやまぁ、今朝私達が裏で二聖と呼ばれてたのは知ってたけど……。


「お、よかった。ちょうどこれで六人揃ったな」

「遅れてすまない。それじゃあ早速、第一回生徒会議を始めようか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ