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透明と白  作者: 臼井ほたる
水飴とかき氷
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太陽がこれでもかと自分を主張している昼下がり。グラウンドではサッカー部が砂を巻き上げ、自分の机の上の買ったばかりのペットボトルは汗を搔いていた。


あと10分。

次の補習が始まるまでの時間。


キャップを外し、温くなりかけているお茶を3口ほど飲み、喉を潤した。


次の補習の準備を始めた時、グラウンドから笛の音と共に、ボールの音、足音が途切れ、おそらくマネージャーだろうか、女子のお疲れ様という声がゆるく聞こえてきた。


視線をグラウンドに移しかけた時、教師の怠そうな声が教室のドアから聞こえ、もう一口お茶を飲み、視線を前に移す。


音も視界も全てが眩しい。


目がチカチカしてそっと長めの瞬きをした。

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