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小説を書こうにもネタがない!だが高校生探偵に仕事は舞い込む  作者: 荒木刑
第一章:【高校生探偵と現代のジャック・ザ・リッパー】
8/21

【ネタになるねぇ?連続殺人鬼の目覚め】

今回は短いです。


今回で今作のライバル的なキャラが出てきます。


少しグロテスクな表現が含まれています。ご注意ください。

____むせ返るような血の匂い、肌を滑り落ちるドロドロの肉片、

凍えた手を温めてくれる人の腸。今手に持っているのは切り取った女の臓器。


夜も更けた丑三つ時。人気の無くなった公園で、俺『四羽竜也しばりゅうや』は

女を解体していた。


きっかけはただの暇つぶしだった。


日本に帰って来てから数年。俺は停滞している日常に物足りなさを感じていた。

その延長線上での深夜徘徊、今日は丁度10回目の徘徊だった。


何気なく寄った公園、そこで帰国してからずっと空いていた

心の穴が塞がるような出来事が起きた。


女が犯されていた。


公園の奥の茂みで、二十歳くらいの女と中年くらいのおっさんが性行為を

している所を目撃した。

地面に落ちている財布を見るに、恐らく援交だろう。


最初はその場から立ち去ろうとしたが、立ち止まる。



「.........。」



ポッケのナイフホルダーに入っているボウイナイフを一本取り出し、



「..........。」



気配を消し、背後に忍び寄り無言で男の首を刎ねる。

吹き出した血が、下にいる女と後ろにいる俺を紅く染める...。


初めて人を殺したのは、6歳の誕生日だった。

住んでいた家に押し入ってきた強盗を包丁で切り刻んだ。

その時に感じた刃物が肉を切り裂く感覚は今でも忘れられない。


二回目は戦場だった。

少年ゲリラとして多くの人間を、その手に持った自動小銃でなぎ倒した。

その時に聞いた人々の悲鳴は、戦場を離れた今でも耳を離れない。


三回目は今。

ふと、目に付いた男を手に持ったボウイナイフで切り殺した。

斬った際に聞こえた女の悲鳴に、ずっとなりを潜めていた

俺の殺人鬼としての興奮を呼び戻した。

久々の殺人。久々の匂い、感覚、感触、もうどうにも止まらない。

感情の任せるままにナイフを振るう。

その度に鳴る心地の良い悲鳴がさらに興奮を高める。


数分で、女は動かなくなった。

あんなにうるさかった声も止み、今はナイフで腹を掻っ捌く音しか聞こえない。



ぐちゅ、ごり、ぶちっ、ぐっちゃ、じゅぐ、じゅぐ、ブチッ.....。


「....フフフッ、あははははははッ!!!」



楽しい、楽しい!殺しはやはり最高の遊戯だ!


....だが、脆い。脆すぎる。これでは少ししか満たされない。



「....足りないなぁ...。」



そうだ、新しい人間を探しに行こう。これからは抑える必要はないんだ。

前に逃した玩具()もあったし、他にも色々選択肢はある。

満足するまで存分に遊ぶとしよう。



これが、茂たちを悩ませる大事件『名無しの殺人鬼ジャックザリッパーの復活』の始まりだった。



次回もお楽しみに

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