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小説を書こうにもネタがない!だが高校生探偵に仕事は舞い込む  作者: 荒木刑
第一章:【高校生探偵と現代のジャック・ザ・リッパー】
6/21

【新しいネタ。友人達と調理実習】

ほのぼの学園編です。

___前回の事件から数日後、今日は学校で調理実習が行われていた。


俺達の班が作る料理はハヤシライスとハンバーグの二つにプラスワンだ。

幸い同じ班に茜里がいるから、俺はサポートに集中できる。


今はハヤシライスの具材の下ごしらえをしている所だ。


「茂、玉ねぎとジャガイモの下ごしらえお願い。」

「分かった。玉ねぎはみじんと薄切りの両方?」

「両方。」

「あいよ。」


素晴らしいコンビネーションでテキパキと下ごしらえを終えていく

俺達を見た他の班は一言、「すげぇ...。」と呟いていた。


一方、同じ班のメンバーは、ハンバーグの具材を調理していた。


「流侍、この具材と合いびき肉をボウルで混ぜてくれる?」

「わ、分かった。」


こいつらは俺と茜里の友人で、指示をしている女生徒は『美東真那(みとうまな)』、

クラスの中では委員長的な立場にいるみんなのリーダーだ。

で、真那から指示を受けているのは『湊流侍(かなでりゅうじ)』、

この学校で俺の次に運動が出来る男子生徒だ。


ちなみに二人は付き合ってしばらく経つ。所謂リア充だ。


「ぅわぁ...!?ぬちゃぬちゃしてるぅ....。」

「もう、情けないわね!男の子でしょう!シャンとしなさい!」

「は、はい!」


...早速尻にひかれてるな。

っと、俺も作業に集中ないと....。


タンッタンッタンッタン


小気味いいリズムで具材の下ごしらえが進められる。


玉ねぎはみじん切りと薄切りに、ジャガイモは四つ切にして水にさらす。

その間にみじん切りにした玉ねぎをフライパンで飴色になるまで炒める。

こうした方が味にコクが出るらしい。


「茜里、こっちは終わった。」

「分かった。じゃ、それ全部鍋に入れて。茂はデザートに取り掛かって。」

「はいよ。」


飴色になった玉ねぎと薄切り玉ねぎ、茜里が切った豚肉、ニンジン、ジャガイモを

バターをひいた鍋の中に投入する。

そこへさらにニンニクを入れ、炒める。


ジュー...


具材を炒める音とニンニクとバターのいい香りが部屋全体に漂う。


「...そろそろね。」


いい感じに具材に火が通った所にエリンギを加え、さらに炒める。


流侍たちの方もハンバーグを焼くところまで来たみたいだな。

さて、俺も自分の仕事をするか。


俺が用意したのはチョコと卵、これで作るのはみんな大好きガトーショコラだ。

手順も簡単で、工程も大きく括れば3つと少ない。低コストなレシピだ。


まず板チョコを細かく砕き、卵は黄身と白身に分ける。


続いて分けた白身をボウルに移し、シャカシャカと泡立ててメレンゲを作る。

これが一番つらい作業だ。腕がつる....!


次に板チョコを湯煎で溶かしていく。

溶かしたチョコの中に黄身投入し、混ぜ合わせる。


混ぜ合わせたものに先ほど作ったメレンゲを数回に分けて入れていく。


最後に型にキッチンペーパーを敷き、生地を流しいれ、

180度のオーブンで30分焼き上げれば完成だ。


よし、こっちは終わった。茜里の手伝いでもするか。


ササっと自分の仕事を終わらせ、茜里たちの元へ戻る。

丁度、ハヤシライスの味を付けるところだった。



先程の手順に薄力粉を加え、炒められた具材に、トマト、赤ワイン、水を加え、

トマトを潰しながらさらに炒める。

ぐつぐつと煮だって来たらコンソメ、ケチャップ、砂糖、ウスターソース、塩、

黒コショウを加えてよく混ぜ合わせる。


後はとろみが出るまで弱火で20分ほど煮込めば完成だ。


「あれ、そっち終わったの?」

「あぁ、だから何か手伝えたらと思って来たんだが、無駄足だったな。」

「そうでもないよ?はい、アーン。」

「あ、アーン...。」

「.....どう?」

「...うん、ウマい。味も丁度いいし、何より優しい....。」

「そう?なら良かった。」


ハヤシライスは完成でいいな。

後は....


「真那?そっち終わった?」

「えぇ、後は焦げ目を付けるために強火で焼くくらいね。」

「分かった。任せるね。」

「了解!」


あっちも大丈夫そうだな。

さて、こっちもラストの工程を終わらせますか。


「茜里、オムレツ作っとくよ。」

「お願い。失敗しないでよぉ?」

「心配すんな。失敗作は俺が処理する。」

「なら、安心ね。」


そう、何を隠そう。今回のハヤシライスにはオムレツがつく。

所謂オムハヤシに挑戦しようと思っているのだ。


前に家で作った時は案外綺麗に焼けたので、今回もミスなく焼いていきたい。

そして何と、今回はチーズ入りだ。


「....でもこれ、案外めんどくさいんだよなぁ....。」


愚痴はこぼしても手は止めない。これが鉄則だ。


まず卵にチーズ、牛乳を入れよくかき混ぜる。


続いてフライパンに油を入れ、強火よりも少し弱いくらいで卵を半分ほど入れ、

素早くかき混ぜながらとろとろの半熟にする。


それを一旦先ほどの卵のボウルの中に戻し、混ぜ合わせる。


再びフライパンに戻し形を整えながら包み焼にする。


最後にキッチンペーパーで形を整えながら余分な油を取り除けば完成だ。


ピーッ


おっと、そうこうしている間にガトーショコラも焼きあがったようだ。


早速オーブンから焼きあがったものを取り出す。


「...いい感じだ。」


完璧だ。いい感じに焼きあがっている。


ガトーショコラを持ってくると丁度、全ての料理が出来上がったらしい。


茜里と俺の合作、チーズinオムハヤシも、素晴らしい出来だ。

赤と黄色のコントラストが食欲をそそる。

見ているだけで腹が減ってくる一品だ。


真那と流侍の合作、肉厚ハンバーグも肉汁が溢れ出し、何とも美味しそうだ。


そして試食の時間。

内の班の料理は大人気だった。

開始から数分でほぼ完食された。


味の方は最高だった。

家庭科の先生からも称賛の声が送られた。



次回もお楽しみに

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