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「僕が勇者で」「俺が魔法少j「嘘つくなっ!」  作者: KT です。多分
第1章 召喚されて
4/11

彰と騎士~弱いを通り越えて最早情けない~

なんか今回長くなりました。分割した方が良かったですかね?

時は少し巻き戻り翔が王城に召喚される少し前

広い部屋に騎士や魔法使いが集まっている、だが密集している訳ではなくその人達の中心には光を放つ魔方陣がありその魔方陣の側には1人の女性が居た。


「よっとっ着地っ!」


その広い部屋の中心にある光から彰が現れる、容姿は変わらず格好もスーツだ

だがその右腕の部分がない、右腕のあった所は少し窪みがあるが古傷のようになっていてピアスだらけで痛々しい事になっていた顔は傷1つない状態となっていたが


「現れたぞっ!成功だっ!」


「だが子供ではないか、子供を戦わせるとは如何なものか」


「確かに子供だがもしかしたら強い力を持っているのかもしれんぞ」


魔方陣の周りに居た騎士達が現れた彰を見てそれぞれが言葉を放つ


「あれ?いない?失敗か?ってかオッサンなんで居るの?」


騎士達の言葉を気にせずに彰は周りを見渡してから1人の騎士に話しかける


「ガハハハハっ!確かに儂はお主から見たらオッサンとも呼べるだろうがノイス=ステーサムと名もあるので出来ればそう呼んで欲しい!そして儂がここに居るのは仕事だっ!」


ノイスはしゃがみこんで彰に目線を合わせるとその厳つい顔を笑顔で歪ましながら彰の頭を撫でた。

ノイスは先程子供を戦わせるのは如何なものかと言って居た騎士で子供好きなのだろう、念の為言っておくがこの場合の子供好きは危ない方ではない


「オッサン声デッカイ、そっかノイスかー、俺の名前は」


ノイスの名前を聞いて彰は自己紹介をしようとすると


「ノイス!なんですかその態度はこちらの招きに応えてくれた勇者様に失礼ではないですかっ!」


と女性がノイスに注意してきた。そしてその少女は彰の方を向くと


「しっ失礼しました。わっ私はエレオーナ=アラン=スペード、このスペード王国のだっ第1王女です。この度は私達の招きにお応え頂き「王女様、お待ち下さい!」


謝罪やら自己紹介を噛みながらも一生懸命している所を1人の騎士が遮った。

これって王女に対して中々に失礼なんじゃないかと彰は思いつつもその遮った騎士の方を見る


「伝承の為ヒューマ族の勇者は召喚の儀で現れた者とするとなってますがそれで出てきたのは部位欠損した出来損ないの子供ではありませんかっ!こんなのが勇者になってはヒューマ族の恥で御座います!やはりヒューマ族の勇者はこの私、第1騎士団団長のヒョロゥ=オーレルが相応しいかと」


ヒョロゥと名乗った騎士がそう言うと彼の後ろに居た騎士達も頷くと「このようなどこの者かも解らぬような者など奴隷で充分ではないですか」と言う声も上がり始める


「おい!今奴隷と言った者は誰だ!それに頷く貴様らも!何の罪もない子供を奴隷とは貴様らそれでも本当に騎士かっ!」


と顔を真っ赤に染めながらノイスが怒るが


「私は今王女様に進言している、ノワーズの七光りには話して居ないのだが黙って貰えないかな?実際にヒューマ族での1番の腕は私ヒョロゥであるのだから私が勇者になるべきだと思うのだが?」


とヒョロゥはノイスに対して言うと彰は2人の言い合いを気にすることなくエレオーナに


「王女様、王女様、ノワーズの七光りって?」


「わっ私の事は気軽にエレナとお呼び下さい、えっと、ノワーズという300年前の勇者の戦いの際に魔族に襲われる所だった村をその身1つで救った英雄が居るのですがノイスはそのノワーズの子孫でその頑強な肉体からノワーズの再来と言われているのですが、それを良く思わない方々から先祖の栄光にすがって騎士になったと言ってノワーズの七光りと言われているのです」


とエレオーナは彰に説明をする

説明を聞いた彰はノイスの方を向き軽くジャンプをして


「いっ!これっ!坊主何をするか!髭を引っ張るでない!」


ノイスの髭を思いっきり引っ張った。正確には数本は引き抜いているのだが


「いや、これ夢かなー?って思ったから確認、後俺は子供じゃないっ!」


「それなら自分の頬をつねりなさい、数本抜けてしまったではないか」


と顎を擦るノイスを気にすることなく彰は


「300年前?マジか、鬼か?鬼なのか?鬼でしたねー」


とボソボソ彰は左手で顔を覆いながら呟いて、それを少しだけ聞き取ったエレオーナは


「鬼?いえ、確かに彼はヒューマ族離れした頑強さはありますが鬼人族ではありませんよ?ほら頭に角も無いですし、そしてヒョロゥを始めとした第1騎士団の無礼に関しても申し訳ございません」


「いや、こっちの話だしあのヒョロイ人の言葉も特に気にしてないから大丈夫!ありがとうエレオーナさん」


と自分の呟きに勘違いではあるが補足して騎士達の言動に対しての謝罪もくれたエレオーナにお礼を言うと


「貴様!王女様に対してなんたる無礼なっ!更には私の事を侮辱したな!今すぐ切り捨ててやる!こちらへこい!」


とヒョロゥが言うと腰の剣を抜き、それを見たノイスが止める為に一歩踏み出し、エレオーナは彰を守るために抱き抱えようとする


「よっと!ノイス!止めなくて良いよ!エレオーナさん俺は大丈夫だから」


彰は抱き抱えようとするエレオーナを避けるとノイスを止める

そしてヒョロゥの方を向き


「じゃあ、今から現実を理解出来ない奴の正面に向かう。だが俺は切られるつもりはないし、人を切るなら・・・な?覚悟は出来てるんだろ?」


そういって彰はヒョロゥの前に向かって歩き始めた。

そしてヒョロゥの目の前に着いた時


「異界の猿ごときが調子に乗りおって!死ねぇっ!」


ヒョロゥは剣を振りかぶり、流石に耐えれなくなったノイスが止めようとするが


「はい、残念でしたー、目の前に居るのにそんなに大振りしてどうすんの?止めて欲しかったの?それともネタなの?馬鹿なの?死ぬの?」


その前に振り上げたヒョロゥの腕を下から手で支えるようにして彰が止めた


「はい、皆さんちゅーもーくっ!敵を目の前にして大振りをすると避けられたり、最悪はこのようにっ!」


彰は言葉の途中でヒョロゥの股間に膝蹴りを入れる


「がぁっ!・・・き、貴様ぁ、よくもぉ」


カランっと音をたてて剣が落ちヒョロゥは膝から崩れ落ち後ろに控えていた彼の部下が慌てて支える

周りの騎士達は思わず股間を抑えて痛みを堪えるような顔になる

エレオーナだけはそんな周りを不思議そうに見ているが


「剣を止められて反撃されちゃいますっ!ですのでこの場合は盾で相手を叩き、怯ませてから突き等の細かい動きでの攻撃が有効だねっ!皆も騎士の命を散らす前に男の命を散らす事にならないように気を付けましょうっ!」


とそんなヒョロゥを気にすることなく彰は後ろを振り向いて話を締める


「さて、いい感じで注目を集めたところで皆さんお待ちかねの自己紹介!と言いたい所だけど!先に紹介すべき相手が来た!良かったー!」


と彰が言うと魔方陣が輝き

血だらけの腕を抱えた翔が現れた


「紹介しよう!あれが俺の右腕だっ!」


彰は左手の先を翔が抱えている腕に向けて声を上げる


「あっ!ちなみにその右腕を抱えてるのは翔ね、多分だけど彼が勇者」


そしてついでと言わんばかりに翔を紹介すると翔は倒れた。

勇者と言われた翔が倒れた事に周りは慌てて医務室に運び込むがノイスは彰の方に近付き


「このやんちゃ坊主が!見てて肝が冷えたぞ!だが注意点と対処に関しては正確だったな!」


と少しの叱りとずれた感想を彰に言う、だが彰はそんなノイスに待ったと言うように掌を向けて


「オッサン待って、まだヒョロイのが何かあるみたい」


と顔をヒョロゥに向ける、そこにはまだ痛みで顔を青ざめているヒョロゥが居て


「こんな卑怯な攻撃をする者を勇者になどっ!尚更出来ませんっ!王女様!どうか考え直しを!」


とエレオーナに抗議をしていた。


「うわぁ、自分で喧嘩売って負けたらこれだよ、立派なのは見栄と格好だけかよ、で?何?納得出来なかったら決闘でもする?それともパパに言いつけちゃう?怖いなー、ほんっとーに怖いなー」


叫ぶヒョロゥに煽る彰、もうどっちが悪いのか、どっちも悪いのだが


「良かろうっ!決闘だっ!明日の昼!ルールと場所、審判等は全てこちらで準備する!今の内に読む相手の居ない遺書でも書いておけ!」


と言ってヒョロゥは部下に肩を借りながら部屋を後にする、そんなヒョロゥを見て彰は


「お好きにどーぞー、そっちもちゃんと、どこにとは言わんが治癒魔法受けとけよー」


と興味無さげに手を降るのだった。


読んで頂きありがとうございます。

他の方々の作品読んで勉強しながら頑張ろうとは思いますが中々上手く書けないですね


「この表現が駄目!」や「ここの描写詳しくっ!」といった指摘がありましたら後学の為にもメッセージやコメントでも良いので是非ともお願いします。

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