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ねぇ、神様だと思う?

「原作者って神様だと思う?」


ふと、彼女がそう呟く。

またネットに毒されたのか、いつもどおりのしょうもない問い。


「神様なんじゃない?」


どうせ、何を言っても逆の答えしか返ってこないのだから、適当な答えを返す。


「違うよ」


相変わらずだ。


「どうして?」


彼女が話したいことを話せるようにそう問い直す。


「思うようにならないから」

「はぁ……」

「人間だからともいう」


わけのわからないことを。まあいつものことだ。


「人々は理想の神様を求めて、それと異なることを認めない。本当に神様なら好きに増やせるけれど、この神様はそうはいかない」


大抵の人間は自分が好んだものが完璧であることを望む。

それが作品であれば、それを生み出したものまで……。


「まあ、権利的には絶対的な神様だけど」

「それはそうだ。疑うところはない」


その力を振るって得をするかどうかは別の話だが。


「で?なんの話がしたいんだ?」


彼女は笑った。

いつもどおり、しょうもない雑談だ。

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