登場人物紹介 ~魔王城編~
魔族さんたちの紹介文。
ちょっと長いです。あいうえお順に並べています。
りっちゃんや画伯が重複していますが、ミスではありません。
【あ】
アルビレオ 3*歳
魔王城の軍人でマンティコア亜種の青年。
ラヴェラーラのいつの間にか自然消滅した元彼。
かつて昭和の少女漫画みたいな清すぎる男女交際をしていた。
自然消滅の原因は長期の単身赴任。
加えて当事者二人がかなりおっとりしていた為だと思われる。
外見は賢そうに見えるのだが、中身はあまり深く物事を考えていない。
ネコ科肉食の面と犬っぽい面を持つ、中々に突拍子のない行動をする人。
一度髪の毛を短くして、マンティコアに変じたとき鬣が凄いことになった。
エディーク&マルジュエーラ
先代魔王夫妻。まぁちゃんとせっちゃんのご両親。
魔王と人間の夫婦で、287歳と38歳の年の差カップル。
結婚事のごたごたのせいでハテノ村の村長に頭が上がらない。
放浪癖持ちで、息子に王位を押し付けてからは自由奔放好き放題に生きている。
頻繁に旅行に出ており、今も長期旅行中で一年以上帰ってきた気配がない。
魔族:大雑把で豪快なトラブルメイカー。魅力的な意味で豪胆な愉快犯。
人間:天然でのほほんぽややんとしている。のんびりやさんで平和な人。
ちなみにどちらが男でどちらが女か、特に決めていない。←!?
エチカ 284歳
朱赤森に住まうカーバンクルの長。
額からビームが出る。
技名は【ソドムフラッシュ】。
ビームに当たったモノは悉く塩の柱となってしまう。
基本は徹仮面の如き無表情の愉快犯臭いお兄さん。
獣姿は白い毛に赤い目が一般的なカーバンクル唯一の赤い毛並み。
【か】
クウィルフリート **歳
全身真っ白な、雪のような印象を他人に与える炎の魔人。
冷静沈着そうな、落ち着いた外見とは裏腹に口が悪い。
外見年齢は二十代だが、見た目通りの年齢ではない。
人間の嫁がおり、可愛がっている息子がいる。
小熊
番外編にて登場した、小さな熊の姿をした魔族。
喋れるのに「ぐまー」としか喋らない。
結構なドS。
大熊と仲良し(?)。
【さ】
サッチー 311歳
魔境アルフヘイムで薬屋『サッチー&ポロの店』を営む錬金術師。さっちゃん。
いつでもポケットにお菓子を入れていて、子供と動物の餌付けに余念がない。
ちなみにお菓子は自作で、手間隙かけたお菓子作りが趣味。
研究熱心なのはいいが、中々に謎な薬をよく作る。
大概お人よしで、子供や女の子が困っていると聞くとじっとしていられない。
今では大分落ち着いたが、若い頃はそれが原因で暴走することもしばしば。
多種族の里で店舗経営していることからも分かるが、かなり寛容。
家事全般が壊滅している共同経営者×2の分まで炊事洗濯に励む主夫の面も持つ。
シシリアイス
次元を超える能力を持った天狗の若者。一族でいま一番ぶいぶい言わせている。
まだ十代のやんちゃな若造で、ちょっと驕り高ぶった部分がある。
切実に彼女がほしい思春期のエロ天狗。理想の女性は画伯(女体化ver.)。
作家としての画伯のことも心酔しているが、画伯には怯えられている。
画伯が側にいると性転換の呪いを無意識に開発しだす困った奴。
故郷に許婚がいるが結婚回避しようと必死である。(20歳になったら結婚)
シャーグレッド
りっちゃんたち黒山羊一門とライバル関係にある白山羊一門の青年。
元々は同種の魔族なので、共通点が多い。
精神操作系の術を得意としていて、闇属性。
中々に食えない人物だが、不思議と芝居がかった仕草が多い。
ラーラお姉ちゃんが女性の好みドストライクらしい。
シリウス
ジャッカルに似た頭部を持つ魔族の軍人。
フリーダムな魔族四人組の一人。寡黙な兄貴分。
重量の有るハルバートを軽々使いこなす膂力を持っている。
【は】
ハリドシエル
草食系な淫魔の長(♂)。
各族長達の中ではかなりの若輩。実はまぁちゃんより年下。
最近は悟り世代の増えてきた淫魔の若者の実態に焦っている。
改善策が見いだせなくてヨシュアンさんによく相談しているそうな。
酔っ払うと饒舌になるタイプで、赤裸々に己の暴露話をする癖あり。
その結果、他の族長達に唆された果てに、意中の女性を攫って結婚。
略奪婚に成功しちゃった新婚さん。
ちなみに女性の実家にはリーヴィルと族長達が菓子折りもって謝罪に行った。
プロキオン
ジャッカルに似た頭部を持つ魔族の軍人。
フリーダムな魔族四人組のリーダー。
何も持っていないように見えて9つの武器を隠し持っている。
常につるんでいる仲間の暴走ぶりにツッコミが急がしい。
…が、基本は出来心と面白いことが好きな愉快犯の一人。
ついつい悪乗りしたり、勢いで何かをやらかすこともしばしば。
ラーラお姉ちゃんのファンの一人で、無条件に親切にしている。
ベテルギウス
シリウスとよくつるんでいる魔族。
全身に奇妙な蔦に似た模様が浮かんでいる。
愉快犯臭い性格をしており、呪われた武器の愛好家である。
常につるんでいる4人組の中では、最も厄介な性格をしている。
基本はやんちゃな問題児なので、深刻な問題はあまり起こさない。
呪われた武器さえあれば戦場で存分にはっちゃけられるマニア。
ベルバトレス
以前リアンカちゃんにセクハラかまして角折りされたユニコーン。
甘えた仕草と言葉遣い、少年にしか見えないあざとい風貌をよく利用している。
セクハラ常習犯だが、見た目で罪をうやむやに不問にするよう誘導している。
実年齢は結構高め。計算高い下種野郎。
年の離れた、世知がらい性格の妹がいる。
ベリハルナ
ベルバトレスの妹。やっぱりユニコーン。
兄との仲は良くない、しまり屋さん。
人間の国に潜伏している魔族の拠点のひとつ、【鋭き角の一角獣】屋の売り子。
金銭感覚にシビアで、少し性質の悪い商いをしてリアンカたちにシメられた。
【ま】
マルエル婆 731歳
かつて600年前の魔王の元、四天王の一人に数えられていた魔族。
豪放磊落で過激なお姉さんだった。
片目で未来を、片目で過去を見る魔眼の持ち主。
隠居となってからは占いの様な事をやっている。
サルファの義理のひいお婆ちゃんである。
【や】
ヨシュアン 24歳
別名画伯。
エロ画伯とかカリスマ画伯とか、ヨシュアン兄ぃと呼ばれている。
魔境の野郎共の欲望と野望の求道者である。
魔王直属の武官。使い勝手が良過ぎる為に様々なところに首を突っ込んでいる。
有能すぎるお兄さん。
しかし魔境ではその副業の方が圧倒的に有名…。
どんな副業かは別名からお察し下さい。
副業デビューは8歳の中々業深き青年。
最近リーヴィルを副業のネタにしたことで、結構頻繁に病院送りにされている。
外見は緑の巻き毛を有する15歳くらいの美少女に見える男。
父親はガルーダで、母親はセイレーン。
背中と頭部の左右から鳥の翼が生えていて、水につかると足が魚の尾になる。
属性は風、水、火と光を使いこなし、鳥を使役できる。
【ら】
ラヴェラーラ 3*歳
別名ラーラお姉ちゃん。
リーヴィルの父方の従姉で、魔王城に衛生兵として仕官している軍人。
平時は医療棟に看護師として従事している。
魔族には珍しい小心内気の人見知り、そして臆病。
まるで小動物の様な可憐なお姉さんだけど、童顔巨乳で年齢不詳。
下手すると十代に見える。
術師系の魔族黒山羊一門の娘だが、術よりも打撃系の直接戦闘が得意でお家芸の死霊術師としては大したことがない。
子供好きで、子供にだけは心を開くのが早い。
外見は黒山羊の耳と角を生やしたお姉さん。
顔は幼いが肉体は幼いという言葉とは無縁なので、お姉さん。
黒目がちの大きな瞳と、八の字眉が特徴的。
髪型は前下がりのボブで、ちょっとだけ乱れがち。
瞳は紫、髪の色は光をよく照り返す明るめの黒。
引き締まるところは引き締まっているのに、胸が凄い。
リーヴィル 27歳
別名りっちゃん。
まぁちゃんのお目付け役として仕えて十三年。
リアンカ・魔王兄妹の三人を案じたり叱ったり引きずりまわされたり。
そんなかなり過酷で大変な少年期を過ごした人。
かつては振り回されていたが、今は達観している。
エロ画伯の創作の餌食(笑)になって以来、特大級の地雷を抱える。
それを踏んだものを頻繁にシメ上げている活動的な面を持つ。
その時の姿を、人は闇討ち仮面と呼ぶ――。
黒山羊一門という一族の若さんで、代々魔王城重臣の家系。
父親は魔王城の現・宰相。
才能ある死霊術師で、回復魔法も使える。
属性は光。
外見は黒髪直毛ロングを一つに結んでおり、銀縁眼鏡の似合う怜悧な顔。
黒山羊の耳と角が生えており、三段変化で黒山羊の怪物になる。
リゲル
男前な牡鹿の魔族。下半身は鹿で、肩から鹿角が生えている。
ダガー二刀流を好み、魔族のフリーダム四人組に属する。
戦場ではプロキオンを背に乗せて戦うことも有る。